28日
昨日関西行きの行程を考えていたら寝るのが遅くなってしまい、10時起き。
「古書古書話」読み終え、畑中章宏「柳田国男と今和次郎」読み始める。
松下製麺所でうどん食べて、ソローの宮脇さんと合流して詫間に向かう。
さらに宮之浦港でさっこと合流し、車で出発。
三豊のあたりは道路が狭いのにトラックが多くて、けっこう怖い。
みどり食堂というドライブインのようなところに入る。
ハンバーグ、あんかけ揚げ餃子、ごはん。
厨房が広く、しっかりしたごはんが食べられて、しかも安かった。
1時過ぎにも関わらずお客さんがどんどん入ってくる。
近くにある、さっこおすすめの古道具屋さんへ。
よく見ると窓に「古本・古レコード」と書かれており、店内に入ると予想以上の量。
串田孫一や庄野潤三が何冊かあり、迷うが少し高い。
蜂飼耳「紅水晶」買う。
戦前に発行された雑誌や文庫もある、しかし状態は厳しいものが多かった。
お店は40年弱営業されているそう。
宮之浦港に戻ってさっこの運転するボートに乗り、志々島へ。
志々島はフェリーが1日3往復するだけの小さな島。
ここ数年移住者が少しずつ増えてきているようだ。
自分の作った詩集「くもり」の中の詩に、さっこがメロディをつけて歌ってくれる。
今までに味わったことのない感覚。
志々島の北西にある粟島へ。
海運会社に関わりのある方が多く住まわれているそうで、お金のかかった建物が目立つ。
島で滞在制作している大小島さんに久しぶりに会った。
多分5年ぶりくらい。
夜は、滞在制作しているインド人の方々が作った猪肉のカレーをいただいた。
生玉ねぎが付け合わせ。
初めて手で食べてみる、うまい。
インド北部の少数民族の方々ということだったけど、皆さんおしゃれで、スマホやパソコンを使いこなし、英語と日本語でコミュニケーションしている。
鳥の鳴きまねが上手だった(野生のニワトリをおびき寄せて、パチンコでしとめるらしい)。
帰りの車内、宮脇さんと「高松のみんなでソウル行きたいね」という話をする。
まどと2人で半空に行き、いろいろ話す。
29日
朝8時起き。
ごはんを炊いて、洗濯機をまわす。
鶏肉・にんじん・青梗菜を回鍋肉風に炒め、小松菜のおひたしとチーズオムレツを作る。
病院へ行く。
3月、まどが医師の処方箋ミスにより間違った薬を飲んでしまい、昏睡状態に陥って入院した。
自分もまども精神面・金銭面でかなりの痛手を被ってしまったので、病院と交渉を進めていたのだった。
今日、晴れて示談が成立。
入院費用と、欠勤した分の給与、+αが返ってきた。
ビールを買い足す。
店のビルの2~4階にある不要物撤去、業者が決定。
レジカウンター横に棚を増設。
さっこから新作のCDをもらったので聴く。
休憩中「柳田国男と今和次郎」読み進める。
今和次郎の活動を、ダダやシュルレアリスムなどの芸術運動と同時代に起こったものとしてとらえようとしていて、面白い。
柳田国男はけっこう周りの人と思想的に対立している。
その対立の様子が垣間見える本は、面白いものが多い気がする。
「高群逸枝と柳田国男」も、「柳田国男・南方熊楠往復書簡集」も面白かったな。
スーパーで食材見て、本読んで寝ます。
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