2020年4月29日水曜日

2020年04月27~29日

27日

朝9時前に起きる。

朝ごはんを食べて、少し絵を描く。もやもやした線をゆっくり引いて空間を区切る。5枚くらいうまくいった。うまくいった絵はinstagramに投稿している。「#drawing」とかハッシュタグをつけているけど、取ろうかな。

開店。店頭買取1件。
なんだかやるべきことが頭の中でまとまらず、気持ちが落ち着かない。とりあえず本はたくさん入荷しているので、作業を進める。文庫本を持って電車旅をしたい。途中下車した街の書店や古本屋で、次に読む本を買い足したい。
ルヌガンガの中村さんが来てくれて、少し話す。

夕ごはんは中井ストアーで買ったハンバーグとひじきの煮物。変な組み合わせ。
「二冊の世界」5組10冊を追加。

閉店後、少し離れたセブンイレブンまで散歩して、「プレス芝」をネットプリントで印刷。
帰ってあっためた豆乳を飲みながら読書。「フォークナー短編集」読み終える。


28日

朝8時に目が覚める。外でガンガン何かを叩く音がする。電柱の工事がまだ続いているらしい。二度寝して、10時過ぎにベッドを出る。

軽く朝ごはんを食べて、店のレジで発送準備。
友人の直嶋さんから、5/6に配信によるライブイベントをやるので参加しないかと誘いが入る。迷って、やることにする。配信に使うTwitchというアプリをダウンロード。

発送ついでにスーパーと八百屋をめぐる。帰って昼ごはん。

スコップビーンさんでコーヒーをテイクアウトして、中央公園へ。岡田利規「三月の5日間」読み始める。言い間違いや、言いよどみや、話題の迂回がたくさん文章の中に入っていて面白い。

買取依頼1件。自分でも読みたかった漫画がたくさんあり、うれしい。

西村賢太のトークイベントの動画がYouTubeにあったので、音を聞きながら料理。たたきキュウリと、イカとほうれん草とにんじんをニンニクと唐辛子で炒めたのを作る。
まどが帰ってきて、一緒にごはん。

「三月の5日間」読み終え、武井武雄「本とその周辺」少し読む。


29日

朝9時前に起きる。今日は祝日、昭和の日。

スーパーへ買い物に行く。バターが品切れ。震災の時もそうだった。
家に帰り、フランスパンを切ってスプレッドチーズを乗せ、オーブンで焼く。焼けるまでの間にコーヒーをいれる。
昼ごはんと夕ご飯のおかず用に、卵焼きを作り足す。

先日正一さんから通販した「トージ」の3号と、ネットプリントで印刷した橋場さんの「プレス芝」5号を読む。

開店。店頭買取3件。一箱入れ替え。休憩なしでずっと作業。お客さんとしゃべることもほとんどないので、気が紛れない。いろんな細かいことを思い出して腹が立ったり悲しくなったりする。早起きして散歩に行きたい。
夕ごはんはまどが用意してくれた。

今日はこれからもう少し別の作業をする。いい加減ひと区切りつけたいところ。

2020年4月26日日曜日

2020年04月25~26日

25日

朝8時過ぎに起きる。アサダワタル「コミュニティ難民」読み終える。

料理。ささみのポン酢和え、里芋とにんじんの煮物、しめじと春菊のバターソテーを作る。ささみを茹でた汁にしょうがと塩を白胡椒を入れてスープにする。
井伏鱒二「荻窪風土記」読み始める。四面道や八丁といった地名が懐かしい。

トキワパーラーの山田さんと立ち話をして、開店。一箱の入れ替え、品出し、発送準備。なんだか疲れた。

YouTubeで、直嶋岳史さん企画の公園コンサートの配信を見る。
http://parkconcert.blogspot.com/
自分が見た時は大城真さんが善福寺公園で演奏?していた(映像を見る限りでは、池のほとりでビールを飲んでいるようにしか見えない)。東京に住んでいた頃、善福寺公園のそばのアパートを借りていたこともあるので、なんだか懐かしい。

夕方まどと交代して、買い物に出かける。ささみチーズカツを作って夕ご飯。
夜、「二冊の世界」10組20冊を追加。閉店間際に井川さん来てくれて、少し話す。
https://yoms3110.thebase.in/

閉店。本を出荷し、帰って読書。
友人の神田聡さんと田巻真寛さんが23時から配信ライブをやっていたので見る。2人とも今年に入ってから店に遊びに来てくれた。みんないろんな手を考えてがんばっている。

ベッドで読書。疲れて寝落ち。


26日

朝9時過ぎに起きる。ごはん食べて読書。この日のごはんはまどがやってくれることになる。

開店。パソコンを開くと、たくさんの通販問合せメールが来ていた。メールでもお客さんといろいろやり取りして、他の本をおすすめしたり送料割引できますと言って喜んでもらえたりすると、これはこれで楽しいなと思えてくる。
最近漫画がけっこう入ってくるので、まとめて入荷のお知らせをする。

昼ごはんはまどの作ってくれたチャーハン。

今日も東京の古本屋で働いている平間とLINE。同じ古本屋でも店によって全然経営の仕方は違うよねという話をする。考えてみれば当たり前のことだけど。
「二冊の世界」などの企画に時間を割けるのは、単価が高い本の在庫があまりないからというのもある。どうにか売り方を工夫して、楽しく買ってもらえるような仕組みを考えないといけない。

晩ごはんはまどの作ってくれたほうれん草おひたし、鶏肉の甘酢和え、里芋の素揚げ。

今日も「二冊の世界」10組20冊を追加。けっこう量が増えてきた。
https://yoms3110.thebase.in/

「悲しいだけ」「出てこい」「掌中果」「異床同夢」「やっぱり駄目」「土中の庭」「老いたる私小説家の私倍増小説」…藤枝静男の小説は良いタイトルばかりだ。

売れた本を出荷して、絵少し描いて、本を読みます。

2020年4月24日金曜日

2020年04月23~24日

22日

閉店後、アサダワタル「コミュニティ難民のススメ」読み始める。


23日

朝9時起き。
SNSを見ると、香川県があさって25日から5月6日までの休業要請(または協力依頼)と、要請に応じた事業者への協力金の給付を昨晩に発表していた。情報の確認で午前中があっという間に過ぎる。

「kZm - TEENAGE VIBE feat. Tohji」、ものすごい名曲だ。Tohjiのフロウは圧倒的で、思わず笑ってしまった。映像も良い。
https://www.youtube.com/watch?v=wKKqOYt3gH0

開店。店頭買取2件。愛知県から郵送買取も1箱到着、査定額了承いただく。
休業要請について問い合わせの電話をする。なんと「古本屋は休業要請及び協力金給付の対象外となっています」と返事が返ってきて、政府の持続化給付金を検討してみてくださいと案内される。藤井さん、中村さん、宮脇さんに連絡。抗議のメールを送る。
結局この日は発送準備の他は品出しもあまりできず、入荷本のお知らせと、「二冊の世界」を少し追加したぐらいで終わってしまった。

閉店後、東京に住んでいる友人の直嶋さんとLINEで話す。こういう状況の中でもこんなイベントがあったとか、あの人が今こういうことをやろうとしていて、というような話をたくさん聞くことができた。
直嶋さんと一番たくさん関わったのは「公園コンサート」というイベントを通してで、これはみんなが公園に集まって何か各自演奏やパフォーマンスをするというもの。終わった後みんなで老舗の居酒屋へ飲みに行ったりとか、誰かがなんとなくその街の思い出を話しはじめたりとか、そういう出来事を含めて良いものとして自分の中に残っている。
http://parkconcert.blogspot.com/


24日

朝8時過ぎに起きる。

外出。銀行で振込み。スマートレターとレターパックを多めに買う。
戻って商品の発送準備。

開店。お客さんちらほら。店頭買取2件。
昨日送った休業要請に関してのメールに返信が来ていた。この件に関してはメールではなく電話で回答したいので、番号を教えてほしいという内容。「同業者に回答の内容を尋ねられた際に正確に伝達するため、文書でご回答いただきたいです」と返信する。
夕方になっても県からのメールの返事が来ず、催促のメールを送る。
夜になって返信があり、「古本屋については、社会生活を維持する上で必要な施設と考え、休止要請の対象外とさせていただきました」とのことで、やはり方針に変更はないようだ。古物商が要請対象になっているのに古本屋は対象外となっていることなどに関しても説明を求めていたが、特に回答なし。
明日からも平常通り営業するとSNSに告知。

スマホを見る時間を減らしたいけど、こう状況が目まぐるしく変わるとそうもいかない。
本読んで寝ます。

2020年4月22日水曜日

2020年04月21~22日

20日夜

売れた本を出荷して、料理。卵とトマトの炒め物、豚肉と野菜のカレー粉炒め。
ブローティガン「西瓜糖の日々」読み終えて寝る。


21日

朝8時起き。まどが早起きになったので、自分もそれに合わせて起きるようになった。

店のレジで発送準備を進める。ネット販売は梱包の手間もかかるけど、なんにせよ売れるのはありがたい。
昨日ウェブショップに登録した鈴木哲生氏デザインのカレンダーを梱包。新生活で引っ越してきた人や、春先のイベントのお客さんにおすすめできればと粘っていたけどウイルスでその機会も流れてしまった。アップロードした瞬間に完売し、自分の力不足を痛感。売り方を見直さなければ。

昼ごはんを食べて、徒歩で外出。郵便局、図書館とまわる。公園で少し読書。小島信夫「平安」読み始める。八百屋とスーパーをまわって帰る。

レジで日記書き、事務作業、発送準備。愛知県より郵送買取のご依頼1件。

カレーを作り、スケッチブックにボールペンで何枚か絵を描く。
ごはんを食べて、「平安」読み終える。「戦友会」という短編が特に良かった。宮脇さんと少し電話。

思ったより作業がスムーズに進んだので、久しぶりにキャンバスに絵を描く。途中で止まっていた絵が1枚完成。うれしい。


22日

朝8時過ぎに起きる。少し寒い。

読書。村山亜土「母と歩く時 村山壽子の肖像」読み終える。ダイゾー君から借りた本。村山壽子は高松出身の童話作家で、村山知義の妻。亜土さんは2人の息子。

父親にメール。父親はこの春に退職した。

開店。入れ替わり立ち替わりで、ちらほらとお客さんが来る。
ことでんが29日より電車の運行本数を減らすようだ。もう来週はゴールデンウィークだということに今になって気付く。全く実感がわかない。

何人か、大学生のお客さんが来てくれる。どこもオンライン授業に移行しているようだ。大学が開いていれば図書館とかいろんなところで気分を変えつつ勉強できるけど、それもできない。同じ空間でずっと何かを考えてないといけないのはつらそうだ。

「二冊の世界」今日も10組20冊追加。香山さんと野中さんの新刊セットも登録し、1セット売れる。オンラインでも、推している本が売れるのはうれしい。
https://yoms3110.thebase.in/

今日はこれから本を発送して、絵を描くか本を読むかする。毎日なかなか忙しい。

2020年4月20日月曜日

2020年04月19~20日

19日

朝9時起き。8時間くらい寝ないと、どうも疲れが取れない。
料理。ぶりの照り焼きと小松菜のおひたし。昨日の炒め物がまだ少し余っていたので、それも加えて弁当完成。畠山直哉・大竹昭子「出来事と写真」少し読み進める。

開店。ネットで売れた本の発送作業。店頭買取1件。漫画、雑誌、エンタメなど。昨日始めた「二冊の世界」にけっこう反応があり、うれしい。instagramでは「オンラインで本を選ぶのが苦手かも、と思っていたのでうれしい」という声もいただいた。この日も5組10冊を追加する。

夕ごはんはまどが作ってくれた。おとといイッペンさんからもらったタケノコで炊き込みご飯。

閉店。本を出荷して、「出来事と写真」読み終える。

サンリンシャの蓮井さんとLINE。家賃について不動産屋と大家さんに交渉を進めているお店も、もう既に多いようだ。蓮井さんは明日からしばらく店を閉めるらしい。飲食以外でも営業形態を変えるお店が増えてきた。

料理。手羽元とタケノコの花椒酢醤油炒め、粉ふき芋、蒸しナス。葉物野菜を切らしているので、茶色めの弁当になった。

ノートに何枚か絵を描いて寝る。


20日

朝8時起き。まどは今日から放送局での仕事が始まるので、早起き生活。

岡山の古本ながいひるさんはしばらくSNSでの開店閉店アナウンスを控えるとのこと。開店閉店のお知らせをするかどうかは自分も迷う。
高松市の「市長への提言」というページから、意見をまとめて送ってみる。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/shichoushitsu/teigen/index.html

落ち着かないので、朝10時から店で作業。郵便局と八百屋をまわる。

開店。「日本の近代文学4、5冊」という選書依頼をいただいたので、古井由吉「杳子・妻隠」、金子光晴「西ひがし」、小島信夫「抱擁家族」、梅崎春生「幻化」、川端康成「掌の小説」の5冊をおすすめし、ご購入。簡単な解説を紙に書いて添える。

komachiライターの林さん来てくれて、ビニールシート越しにいろいろ話す。

このブログの三倍の量で日常を記録するnote「三倍の日常」更新。有料ですが、ぜひ見てみてください。自分で描いた挿絵も載せています。
https://note.com/yoms

今日から休憩も店の中でとる。ブローティガン「西瓜糖の日々」読み始める。

「二冊の世界」今日も10組20冊をウェブショップに追加。店頭に若干数在庫のあった鈴木哲生カレンダーも追加する。

午前中から作業を始めていたのでさすがに疲れた。他にまだやらないけないこともあるけど、明日の定休日にゆっくりやることにする。

2020年4月18日土曜日

2020年04月17~18日

16日夜

閉店後、売れた本を出荷するついでにコンビニでプリンとコーヒーゼリーを買う。まどと2人で分けて食べる。


17日

朝8時起き。
読書。藤枝静男「田紳有楽/空気頭」読み終える。本当に面白かった。高野文子「棒がいっぽん」読み始める。

郵便局、八百屋、スーパーをまわる。どこもレジにビニールシートを張っていた。うちもやるべきか。緊急事態宣言の影響で買い占めが起きているような感じはない。
帰宅、料理。鯖の塩焼き、野菜炒めを作る。里芋をゆでてゆかりをまぶす。

開店、ネットで売れた本の発送準備。
瀬戸内海放送の山下さんより、首相会見が入った関係で先日取材していただいた番組の放送が月曜に延期になった、との連絡。

イッペンさん来てくれて、タケノコとそうめんをいただく。タケノコは今朝獲ったばかりのものらしい。イッペンさんは農業関係の仕事をしていて、差し当たり仕事に関しては、ウイルスの影響はそこまで大きくないようだ。

夕方から雨。気圧の影響で頭が痛い。まどの体調もあまり良くなく、今日も休憩なし。

閉店、「棒がいっぽん」読み終えて寝る。


18日

朝8時半起き。畠山直哉・大竹昭子「出来事と写真」読み始める。
まどは来週から放送局での仕事が始まる。料理の当番をどうすべきか会議。まどが大阪の一色文庫さんから頼まれた絵の仕事のお金も、もうすぐ入るらしい。

外出、レジに張るビニールシートを買いに行く。最初に行ったホームセンターは品切れで、結局屋島まで行く。緊急事態宣言が出たにも関わらず、人がたくさんいた。自分もその一人。
帰り雨に降られ、ずぶ濡れで帰宅。すぐに着替える。
料理。豚肉と野菜のオイスターソース炒めを作る。春菊のおひたしをまどに頼む。

開店。ビニールシートを張る。透明度の高いものを選んだので、そこまで違和感なし。
ルヌガンガの中村さん来て、ちょっと話す。

あっという間に夕方になる。昼のおかずに、玉ねぎと卵のスープを足す。

「二冊の世界」というミニマル選書シリーズをウェブショップにアップロードした。本屋で買う時の組み合わせの妙を思い起こしてもらえたら、という、古本のアソートパック的なもの。店舗在庫を楽しく見せる方法を考えていきたい。
https://yoms3110.thebase.in/

今日も疲れたけど、もう少し作業したい。

2020年4月16日木曜日

2020年04月15~16日

14日夜

日記書き、インタビュー文字起こし。文字起こしやっと完了し、原稿を送る。
少しスケッチブックに絵を描いて寝る。

15日

朝9時起き。
ごはんを食べていると、夜中のバイト先の社員さんから電話。今日の出勤を最後にしばらく休みということでお願いできないか、ゴールデンウィーク明けに再開できるかの目途が立ったらまた連絡する、とのこと。再開の目途はどうも立たないような気がする。

少し早めの開店。一箱の中の本を入れ替える。
おかげ様で、SNSに投稿した一箱の画像を見た方から通販や取り置きのお問い合わせをいただくことが増えてきている。今日は「ようかいどく」を作っている豊島の吉野さんから、なんとハガキで在庫の問合せが来た。人との付き合いが減っている昨今、ハガキはなんだかうれしい。岡山のお客さんからも通販ご希望の連絡が入る。

東京都は古書店(100㎡以上の面積を持つ店舗が対象)に対して休業を要請しているとのこと。

まどが在宅ワークの求人に合格した。本当にうれしい。

閉店後、まどに撮影をお願いしてツイキャスをやってみる。しゃべりあまりうまくいかず。
バイトへ。しばらくこの仕事からの収入がないと思うと、少額とはいえ寂しい。1時間ほどで終わる作業だけど、給料はけっこう良かった。

疲れてすぐに寝る。


16日

朝8時半起き。おととい仕上げた原稿の修正依頼が来ていた。

Twitterを見ると、東京の古本屋さんが軒並み「今日から休みます」とツイートしている。休業要請に従い今日から店を閉めないと、都からの給付金がもらえないということらしい。

香川県のホームページを見てみたら「ご意見・お問い合わせ」のコーナーがあったので、送ってみる。
スマホばかり見ていたら昼のおかずを作りそびれて、近所のお弁当屋さんで買う。
ルヌガンガに行って、中村さんと少し話す。

開店。店頭買取4件。そのうち3件は同じ方からの買取。
お客さんは極端に少ない、しかしガシガシ作業を進める。

日本政府は緊急事態宣言の対象地域を全都道府県に拡げ、現金10万円の給付実現に向け補正予算案の組み替えを行うそうだ。スペインでは経済大臣がベーシックインカムの導入を宣言した。

藤谷さんが来てくれて、距離を保ちつつ世間話。リアルでの会話は良いな。Zoomにも興味が出てきた。

今日からバイトもなし。昼からずっと働いたので、本でも読みたい。

2020年4月14日火曜日

2020年04月13~14日

3倍の分量の日記を書いているからといって、こちらを3分の1にしているというわけではない。


12日夜

飴屋法水「ブルーシート」読み終える。冒頭で離人症について少し書かれていた。
スケッチブックにボールペンで少し絵を描く。疲れていると「いい絵を描こう」という意識が良い具合に薄れて、変な線が描けることが多い。


13日

朝8時起き、二度寝、10時半起き。疲れているらしい。
昨日に引き続き、今日も雨。こう久しぶりに雨が続くと、精神的にこたえる。香川県でもウイルスの感染者数が増えてきている。

朝ごはんを、昨日作ったジャージャー麵で済ませる。まども起きてきて、一緒にコーヒー。霜降り明星のだましうち、のち山下道ラジオ。
スケッチブック少し描く。

午前中に瀬戸内海放送の取材。ウイルス以降どのような影響を感じているか、どのような取り組みを行っているのかについてインタビューを受ける。金曜の18:15から「スーパーJチャンネル」という番組で放送予定。記者の方は以前からTwitterをフォローしていただいてた方だった。
今こそ読みたい本を1冊、ということで保坂和志「カンバセイション・ピース」を紹介する。ウイルス以外の細かいこともひっくるめて生活を改めて捉え直す機会になるのではないか、というようなことを話した。

開店。店頭買取1件。どんどん出していかなければ。メールで郵送買取についての問い合わせ1件。
お客さんが来ないと、棚へのリアクションを感じる機会も少ないので寂しい。

休憩中、八百屋、スーパー、郵便局をまわる。夕ごはんのおかずはまどが作ってくれた。

閉店、バイト行く。帰りの途中にコンビニでおつまみを買う。
ウイスキー水割り。佐藤泰志「きみの鳥はうたえる」読み終える。小さなコップで3杯ほど飲んだだけなのに、やたら眠りが浅くなってしまった。早朝、のどが渇いて起きる。


14日

朝9時起き。

ごはん食べて料理。鯖の塩焼き、春菊のおひたし、卵焼き。昨日まどが作ってくれたおかず諸々も加えて、弁当完成。
ネットで売れた漫画全巻セットの梱包。

一人で河川敷へ向かう。途中ヤマト、図書館に本の返却、コンビニ。
河川敷の桜はまだ散っていないけど、人はほとんどおらず。桜の木がたくさんある場所から少し離れたところにマットを広げる。前に来た時はちょうど1ヶ月前で、その時と比べるとだいぶ景色も色鮮やか。鳥もたくさん鳴いている。
川の向こう岸に白鳥が見える。地元の新潟では白鳥は冬よく見る。しかし香川県で見たのは初めて。しかもこんな春の時期に。ケガか病気でもしているのだろうか。
岡田喜秋「すべてふるさと 東日本編」読み始める。

まども来て、弁当を食べる。
ストーブに着火。前回よりスムーズにいった。太い枝をくべるとじゅわじゅわ水が吹き出してきて、収まったところで勢いよく燃え出す。
コーヒーを入れる。まどはスーパーで買った牛乳を足してカフェオレに。

念入りに火の後始末をして帰宅。夕ごはんは2割引だったカツオのたたきとサーモンの刺身。
「すべてふるさと」読み終える。
お客さんからもらった入浴剤を入れて、風呂に入る。

藤枝静男「田紳有楽/空気頭」読み始める。これはすごい。全然わけがわからないのに、なんでこんなに愉快なんだろう。

今日はこれから文字起こし作業。一段落つくところまで終わらせたい。

2020年4月12日日曜日

2020年04月12日

11日

閉店後読書。「岸田劉生と大正アヴァンギャルド」読み終える。岸田劉生と村山知義は意外と意気投合していたようだ。
髪を切って風呂。庄野英二「愛のくさり」読み始める。


12日

朝9時起き。
久しぶりの雨。最近は土日のほうがお客さんが少ないし、今日はあまり望みがなさそう。

朝ごはんを食べながら、霜降り明星ANN0を聞く。粗品が「いや村上春樹か」というツッコミをしている。

「愛のくさり」読み終える。庄野家のルーツは徳島の神山だそうだ。
次にどんな本を読もうかと棚を眺めていると、気分が落ち込んでいる時でも楽しくなってくる。本を買うことを花を買うことに例えていたのは中原昌也さんだったか。

開店。発送準備を進める。一箱の画像をご覧になったお客さんから通販の問合せがあったので、BASEにアップロードして対応。
店頭買取4件。うち3件は、同じお客さんが何回も店まで持ってきてくれた。

テレビからの取材依頼が1件。開店直後にも取材してくれた方だと思う。あの時は丁寧な対応に感激した。今回も、SNSに投稿した古本一箱の画像をチェックしてくれていたり、うれしい。

休憩。ルヌガンガで中村さんと少し話し、スーパーで買い出し。帰って自己流のジャージャー麵を作る。まどが作ってくれていた味玉も乗せた。
飴屋法水「ブルーシート」読み始める。震災直後の、生と死の境界がゆがんだ世界が描かれている。

YOMSのnoteで、「三倍の日常」という有料マガジンを始めた。
https://note.com/yoms/m/m560cd236f997
ウイルスの影響が香川県にも色濃く現れてきた先週の月曜から、このブログに書いているのと別に、この3倍近くの量で日記を書いている。ウイルスの脅威の前に日常の機微がどんどん押し流されてしまっているので、できるだけ細かく日記を書いていこうと思った。こうしてないとなんだか自分が日々の生活から離れていきそうな気がした。がんばって書いたので、これは有料。

今日もバイトなし。疲れたのでだらだらします。

2020年4月11日土曜日

2020年04月11日

10日夜

閉店後、店を開けながらパソコン作業。23時半くらいまでやる。
カフカ「城」読み終えて寝る。


11日

朝8時半起き。

大林宣彦が亡くなった。ちょうどおとといに「時をかける少女」が入ってきたところだった。「花筐」はまどとソレイユで見た。

スーパーに買い出し。段ボールをもらって、ネットで売れた商品を梱包し、郵便局へ。
公園でまどと待ち合わせて、少し読書。北澤憲昭「岸田劉生と大正アヴァンギャルド」読み始める。まどに最近調べたことや、「城」のこういうところが面白かったと話してみると、興味深く聞いてくれた。うれしい。

開店。昼ごはんはまどがスープごはんを作ってくれた。豚ひき肉の良い出汁が出ている。
神戸の古本ハレクモさんから冊子が届いていた。2月に神戸へ行った時に韓国居酒屋でハレクモさんと飲んで、小島信夫の貴重な本をいろいろ見せてもらった。その時文章を書いているという話も聞いていたので、改めて連絡をとってみたら、冊子を送ってくれた。うれしい。「奥の部屋」という文章がいい。

東京都をはじめ、様々な自治体がウイルスに対する独自の補償案を実行に移そうとしている。自民党の力が圧倒的に強い香川県ではどうなるだろう。政府も早く思い切った補償を打ち出さないと手詰まりになるのは目に見えているのに、何をやっているのか。

夕ごはんは豚肉の辛みそ炒め、ゆでた里芋、ほうれん草胡麻和え。炒め物がしょっぱくなってしまった。疲れていると味付けも乱れてしまう。
ドラッグストアでチョコレート買う。

今日はバイト休み。ちょっとゆっくりしたい。外で焚き火やりたい。

2020年4月10日金曜日

2020年04月09~10日

08日夜

閉店後、文章1つ仕上げる。
木箱に棚にある本を詰めて、エア一箱古本市をやってみる。SNSに投稿。少しだけイベント気分が味わえて楽しい。


09日

朝8時半起き。キムチと納豆で朝ごはん。

外出、公園に向かう。コンビニでコーヒー割引券を使おうとしたら、なんとコーヒーメーカーが清掃中で使えず。適当にペットボトル入りコーヒーを買う。ベンチに座り読書。まどと合流。机を求めて移動したら日かげで寒く、また移動。石段のところに居座る。

なタ書の藤井さんが「Uber Books」というのを始めている。半空の岡田さんと暖さんも出張をがんばっている。皆さんいろいろ策を練って動いている。

開店。ネットがけっこう動いている。
店頭買取2件。そのうち1件は漫画やSF、サブカルチャーなど段ボール5箱。ありがたい。藤原カムイや筒井康隆など、なんとなく自分の父親の本棚を思い出す買取内容だった。休憩返上でずっと査定を進める。金額もご連絡し、了承をいただけた。どんどん出していきたい。
ウイルスの影響でお客さんが少なくなって暇になるかなと思っていたら、なんだかやけに忙しくなってきた。

閉店間際に一箱の入れ替え。

バイト終え、読書。カフカ「城」を中断して、北條一浩「わたしのブックストア」を読み終える。取りあげられているお店がどこも素晴らしいところばかり。巻末に掲載されている、書店や古書店が重要な役割を担っている文学作品のリストも興味深かった。


10日

朝8時起き。炊飯器をセットして「城」読み進める。
朝ごはん食べて料理。いわしのフライ、ほうれん草のおひたし、カレーチーズポテトを作る。ポテトを多めに作っておいた。
山川直人「地球の生活」読み終える。91年作の「ほら穴」良いなあ。

開店。店頭買取1件。昨日ご依頼のお客さんにも査定金額をお支払いする。
昨日買い取った漫画を中心に品出し。

休憩、八百屋に野菜を買いに行く。夕ごはんは午前中に作ったおかず。玉ねぎの味噌汁を作り足す。
YouTubeで保坂和志の講義動画を見ながらごはん。

「城」読み進める。大学の時に一度挑戦した時は途中で投げ出してしまった。今回もそんなには盛り上がらず、がんばって読んでいる。しかし8割くらいまできたところで、突然面白く読めるようになってきた。なんだろう。思わずおかしくなって笑ってしまった。因果関係が紐解かれる面白さではなく、因果関係が増大していくさまそのものを楽しんでいるような感じ。すごい。がんばって読んでみるもんだ。突然景色が開けてくることもあるんだな。

今日はバイトなし。店を開けつつパソコン作業を進める。

2020年4月8日水曜日

2020年04月08日

朝9時半起き。ずいぶん寝た。
最近若干花粉症。鼻の中が荒れている。外はいい天気。

まどと外出。パンとママレード、コーヒーを買う。
ルヌガンガへ。店内にてiL古本市が続行中。倉橋由美子「スミヤキストQの冒険」をめくってみると、小島信夫が解説(短い、帯文のような文章だけど)を書いていた。値段も手ごろだったので購入。レジには届いたばかりの文芸誌が積まれていて、どれも古井由吉の追悼特集を組んでいる。

帰ってパン食べながら、まどと「山下道ラジオ」を聞きながらいろいろ話す。昼ごはんは、現在テイクアウトのみで営業しているベンさんのお店で買って食べようということになった。
「山下道ラジオ」で「何かアクシデントが起こった時に、その時はまずいと思って焦ったりするけど、後で聞いてみるとそれこそが良さだったりする」というようなことを言っている。なんでも記録しておくと勝手に面白味が漏れ出てきたりする。
スケッチブックに少し絵を描く。3枚くらいうまくいく。

開店。すぐに藤井さんが「雑学の本」を探しにやってくる。確かに意外と雑学の本って少ないかも。荒俣宏の本をおすすめすると、買ってくれた。

休憩中にスーパーと郵便局。
夕ごはんは手羽中の酢醤油炒め、卵焼き、ほうれん草のおひたし。

今日はバイトなし。文章を書こうと思う。

2020年4月7日火曜日

2020年04月07日

06日夜

バイトから帰って、「生死の中間」という文章を書く。まどに一度チェックしてもらい、SNSに投稿。何かを作ることで自分の背中を押しているようなところがある。
カフカ「城」(角川文庫、原田義人訳)読み始める。


07日

朝8時半に起きる。まどは11時から面接だけどまだ眠そう。

ごはんを食べて図書館へ向かう。読みたい本と、調べもののための本と借りる。今は図書館も臨時休館しているところが多い。
図書館近くの盲学校や工芸高校は今日が入学式、桜が満開できれいだ。

店に戻り、ネットで売れた分の発送。ついでに店も開けてみるが、お客さんはほとんど来ず。当たり前か。
ネットでも売れてはいるけど、補助的なもので、メインはやはり店舗での売り上げだ。ネット上でもっと本を売っていくためのやり方を考えていくべきなのかもしれない。しかし他店も展開し始めているような選書サービスは、よほどの潤沢な在庫がないと難しそうだ。「うちで買ってください!」と訴えるのも苦手、しかしそんなこと言ってる場合でもないかもしれない。もどかしい。
日記や、奨学金の返還猶予願を書いたりする。

休憩。本を読んで少しうとうとする。

作業部屋から、スケッチブックから絵をコピーしてまとめた本(2005~2013年)、2014年以降のスケッチブック、2010年以降の日記を発掘。少しめくってみるだけでも、いろんな記憶がよみがえってきて良い感じ。たのしい。これらを素材にして何か作ってみようと思う。

夕ごはんは昨日作ったカレー。

夜、インタビュー。相手をよく知っているつもりでいても、こう改まって話を聞いてみると、聞いたこともなかったような話が飛び出してくる。これも発掘という感じがする。インタビューしたり、文字起こしをしたりするのはこれが初めてのことではなく、嫌いじゃない作業だ。

今日はバイト休み。もう少し文章を書くか、絵や日記の選別作業を進める。

2020年4月6日月曜日

2020年04月05~06日

04日夜

閉店後、まどといろいろ話す。これでいこうというアイディアがひとつ固まった。諸々連絡。
バイト行って、なんだか疲れたので早めに寝る。


05日

朝9時に起きる。良く寝た。ぶりの照り焼きとポテトサラダを作る。
ごはん食べて、コーヒー飲みながらまどと少し公園を散歩する。

開店。店頭買取3件。エンタメ、雑誌など。
事務作業しつつ、原稿書く。鎌倉芳太郎について。「首里城への坂道」をもう一回借りに行ったほうが良さそう。じっくり調べものをしたいけど、市立図書館は椅子に座っての閲覧を禁止していて、そうもいかない。

夕ごはんは、春菊の卵とじと味噌汁を作って、午前中に作ったおかずを加えて完成。
店番をしているまどにごはんを持って行くと、くりたろうがいた。くりたろうは高松でもサービスが開始されたウーバーイーツで、空き時間を利用して稼いでいる様子。求職中のまども興味深く話を聞いている。

閉店、この日はバイト休み。
なんとなく嗜好品がほしくなり、スーパーにウイスキーを買いに行く。飲みながら読書。寒いので毛布をかぶる。丹下健三「人間と建築」読み終え、堀江敏幸「雪沼とその周辺」読み始める。スキー場のある町で起こる小さな物語。なんだか新潟を思い出した。


06日

朝8時半起き。若干肌寒い。シャワーを浴びる。少し読書。

外出。銀行をまわる。ライオン通りを抜ける途中に、商店街の歴史を解説するパネル展示が目に留まり、思わず見入ってしまう。
一旦家に戻り、灯油を買いに行く。

開店。とにかく文章を書きまくる。

休憩、スーパーと八百屋で買い物。魚を買おうかと思って半額のシールが貼られている商品を見るが、舌平目とかちょっと調理しにくそうなものが多い。今日の夕ごはんはまどリクエストによりカレー。余っていた菜の花も入れてみる。うまい。
「雪沼とその周辺」読み終える。落ち着くなあ。

閉店間際、ご近所に住むお客さんが「前々から一度お店に行ってみたかったの」と来店。うれしい。今日はご用事もあるようであまりお話できなかったけど、日本の近代文学を様々読まれているようだ。また改めてお話してみたい。

今日はこれからバイト。帰ったら絵を描こう。

2020年4月4日土曜日

2020年04月03~04日

02日夜

島田虎之介「トロイメライ」読み終える。場所と時間軸がものすごい勢いで交錯する。作品の中に登場するひとつひとつの要素がきめ細やかに響き合う。マルケスやカルペンティエルを読んでいる時みたいな気分になった。他の作品も読みたい。

バイトから帰って、2時過ぎまで絵をやる。キャンバス1枚下塗り。


03日

10時前に起きる。最近夜型になってきた。

まどと喫茶店に行く。「黒田三郎詩集」(現代詩文庫)読み進める。まどはなぜかウイルスを「コロナさん」とさん付けで呼んでいる。

ルヌガンガでやっている古本市に行ってみる。iLの浜吉さんが文学、社会学、音楽などを中心にいろんな本を持ってきている。面白そうな本がたくさん。稲垣足穂「一千一秒物語」(ちくま文庫)と高野文子「棒がいっぽん」を買う。

開店。お客さんはふつう。
夕ご飯は菜の花のおひたしと麻婆豆腐。

この日はバイトなし。「黒田三郎詩集」読み終え、丹下健三「人間と建築」読み始める。表紙の写真は香川県庁舎。
キャンバスやる。8号1枚完成。


04日

朝9時前に起きる。
SNSを見ると、昨晩に高松市がこの週末の外出自粛を求めていた。けっこう急な要請だ。高松の個人店でもこの5日間ほどで予定を延期したり、閉店の予定を早めたり、営業形態を一部変更するところが増えた。
政府は収入が半分以下に減少していることを条件に、減収分を個人事業主には最大百万円まで補填する方針を固めた。自分はまだ、ウイルスの問題が表面化してくる前と比べ収入は減っていない。しかしこれからみんなますます財布のひもは固くなっていくだろう。どうなるだろうか。
お客さんの側に立ってみれば、スマホをいじっているとついSNSやニュースも気になって見てしまうし、じっくり集中して読める本が100円で売っているところが開いているというのはうれしいことかもしれない。古本屋は悲しいかなそれほど混雑している場所ではないし。
なんだかいろいろな考えが頭の中に湧いてきてまとまらない。とりあえずスケッチブックに絵を描く。2枚ほど良いのができた。

開店。店頭買取1件。お客さんは少ない。
今日からはしばらく入口のドアを開けて、ドリンクはテイクアウトのみで提供することにした。外出自粛ムードの中で「こんな面白そうな本が入りましたよ」と入荷状況をお知らせするのも、なんだかなあという感じがする。しかしいろんな本を見ていると気が紛れるのも確かなので、普段通り入荷のお知らせをすることにした。

この感じだと、今月末のさっこライブも、来月のペーパートークも開催が難しそうな気がする。何か考えたいところだ。

今日はバイト。

2020年4月2日木曜日

2020年04月02日

01日夜

バイトから帰って、橋本倫史「ドライブイン探訪」読み終える。最後の章、鹿児島の軍国喫茶の話はすごい。


02日

朝9時過ぎに起きる。昨日眠りが浅かったせいか、たくさん寝た。
料理。イカをにんにく、唐辛子、塩で炒める。根菜の煮物と冬菜のおひたしも作った。
「黒田三郎詩集」(現代詩文庫)読み始める。スケッチブックに絵1枚描く。

YouTubeにアップロードされていた、沼野充義最終講義「チェーホフとサハリンの美しいニヴフ人 ——村上春樹、大江健三郎からサンギまで」を見る。
https://www.youtube.com/watch?v=R4pZueSRP0g

開店。久々の快晴、気持ちいい。平日のお客さんの数は、休校の影響で若い子の来店が多かった2週間ほど前よりは少なくなった。しかし、たくさん本を買ってくれるお客さんは少し増えた気がする。常連さんも、心なしか以前よりまめに来店されているような。ありがたい。
この日はけっこう売れた。もっと買取依頼がほしい。

明日からルヌガンガでiLの浜吉さんが古本市をやるらしい。楽しみだ。iL店内の古本コーナーではこないだ読んだJ.G.バラードや、他にもマーガレット・アトウッド、ポール・オースター、テッド・チャンなどを買った。

夕ごはんは豚肉の味噌炒め、午前中に作ったおひたしと煮物。
島田虎之介「トロイメライ」読み始める。

今日もバイト。

2020年4月1日水曜日

2020年03月31日~04月01日

31日

朝8時過ぎに起きる。定休日。「絶版文庫発掘ノート」読み終える。

スーパーへ食料の買い出しに行き、帰ってサンドイッチを作る。ツナサンドとハムレタスサンド。お客さんからもらった夏みかんを切る。コーヒーもいれて朝ごはん。
上林暁「聖ヨハネ病院にて」読み始める。

香川県は昨日COVID-19感染者が1名増えた。徳島、愛媛でも感染者が増加している。いずれも経路は明確なようだ。抑えられるだろうか。
今は自宅から徒歩圏内だけでほとんど生活ができているけど、通勤などで公共交通機関を使わざるを得ない人はものすごいストレスだろうと思う。感染する前に精神的にまいってしまいそうだ。

文化施設閉鎖に向けた助成金交付を求める「SaveOurSpace」に署名する。この日までに30万人を超す署名を得た模様。どうなるか。

まどと仏生山へ行く。ことでんは空いていた。定休日に電車の中で読む上林暁は良い。
ブックオフで佐藤亜紀「バルタザールの遍歴」買う。ヒッカリーでチキンカレー食べる。仏生山温泉行く。まどと職業訓練校で同級生だった方が働いていた。いつもと比べるとやはり空いている。カフェスペースで読書。駅の古本コーナーでホフマン「黄金の壺」買う。

帰って事務作業。ネットでけっこう売れている。通販の問合せも数件。
ミートソーススパゲティを作って食べる。コーヒー。「聖ヨハネ病院にて」読み終える。

キャンバスに取り組む。途中まで進んでいた8号のキャンバスが2枚完成。下塗りもう2枚。スケッチブックにも1枚描く。
橋本倫史「ドライブイン探訪」読み始める。

コーヒーの飲みすぎか、天気のせいか、朝5時半くらいに目が覚めてしまう。少し本を読んでまた寝た。


01日

朝9時過ぎに起きる。昨日余ってしまったサンドイッチを食べる。読書。
ごはんはまどが作ってくれることになった。

開店。外はけっこうな雨が降っている。季節の変わり目だからか雨が多い。
店頭買取1件。最近はご近所の方が持ってきてくれることが多くなった。

藤井さん来て、少し話す。最近体調を崩していると噂に聞いていたので心配していた。病院での検査結果は特に問題なかったようだ。しばらくは酒量を抑えるらしい。

休憩中スマートレターを買い、電気代を払う。

東京・荻窪のささま書店さんが閉店。明日からセールを行うとのこと。
自分は大学を卒業した22歳からしばらく読書に関してブランクがあり、再び読むようになってからはささま書店でいろんな本を買った。安かった。百閒の「冥途・旅順入城式」も、高群逸枝の「娘巡礼記」も、リヒターの「写真論/絵画論」も、深田久弥の「中央アジア探検史」も、クノーの「文体練習」も、金関丈夫の「お月さまいくつ」もささまで買った。棚のどのあたりにあったかも思い出せる。均一棚に向き合う時には毎回何かしらの発見や興奮があった。お疲れ様でした。

今日はバイト。帰ったらまた少し絵を描く。