2019年5月22日水曜日

2019年05月22日

朝8時過ぎに起きる。
ごはん食べて、食材の整理や洗い物をする。

レンタカー借りて、出張買取。
香川はため池や小高い山が多いので細い道が入り組んでいる。
今日の買取は美術・工芸関係の図録や書籍などが中心。
猪熊弦一郎、イサムノグチ、和田邦坊など、香川ゆかりの作家も多くうれしい。
ありがとうございます。

里村洋子「丹藤商店ものがたり」読み終える。
舞台となっている鹿瀬は新潟県の阿賀野川上流にある、かなり山奥の町。
新潟水俣病の原因となった、昭和電工の工場があった町でもある。
自分の生まれ故郷も、阿賀野川の下流地域にある。
「お地蔵さん」という章で、高橋伸之さんというアーティストが、水と土の芸術祭の関連としてリヤカーにたくさんのお地蔵さんを載せて阿賀野川流域を遡っていくという作品・企画のことが書かれている。
お地蔵さんを作ったのは、この本の出版元でもある「冥土のみやげ企画」の旗野さん。
旗野さんは阿賀野市安田の出身。
熊本の水俣や栃木の足尾など、公害の記憶の濃い場所の石を用いて地蔵を作り、それをまた別の場所に設置し土地の記憶を交わす。
新潟でも地蔵の設置を進めていたが、鹿瀬ではなかなか事がうまく運ばなかったようだ。
高橋さんの企画と旗野さんの念願が合致し、ついには地域からの要望で盆踊りに地蔵が加わり、鹿瀬にも設置が決まる。
高橋さんは愛知県生まれ。
今まで自分は地域の芸術祭に対してどこか懐疑的な思いが強かったけど、もっと個々の出来事を掘り下げ、見聞きすることが必要だなと感じた。
こういった話はまだたくさん、いろんな場所に眠っているんだろうなと思う。

折坂悠太さんの新しいライブ動画がアップロードされていた。
素晴らしい歌声と演奏だ。

なんとなく、Duet Emmoを聞いてみる。
こんなにダブ処理がいい湯加減だとは思わなかった。
めちゃくちゃかっこいい。
続けてNew Age SteppersのピールセッションやMaximum Joyを聞く。
最近ニューウェーブやポストパンクあまり聴いてなかったな。
大学の頃、Contortionsの来日ライブとか行ったのに。
ギターの女の人、No New Yorkの裏ジャケと全く見た目変わってなかったな。

品出し。
大型本が増えてきた。

週末のイベント用に、tooniceの井川さんからプロジェクターを借りた。
店用にもひとつ買っておかなければ。
これから店閉めて、接続・投影の確認をします。

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