2020年1月31日金曜日

2020年01月30~31日

30日

朝9時起き。ごはん食べて読書。スケッチブックにマーカーで1枚。
郵便局でスマートレター買う。

開店。品出しを進める。芸術・デザイン関係が中心。
店頭買取1件。最近買取が増えていてありがたい反面、店に置ききれなくなってくるのが心苦しい。売れてくれ。

夕ご飯はほうれん草とツナの炒め物。昨日作ったポテトサラダが酢を入れすぎてすっぱかったので、ふかしたじゃが芋を足して混ぜる。トマトを切って添える。

バイトを終えて帰る。「雨降りだからミステリーでも勉強しよう」(ちくま文庫)は600ページ弱もあってとても長い。これだけの情報量を詰め込んで軽さを感じさせる文章に仕上げるなんて、すごいことだなと思う。半分と少しまで読んだところで中断。いましろたかし「引き潮」読み終える。


31日

朝7時半起き。いつもより1時間くらい早起きした。
ごはんを食べて喫茶店。「いつもありがとうございます」とスタッフの方に声をかけられてうれしい。銀行でお金をおろし、高松市美術館で来週末から始まる「バウハウス展」の前売券を買って、本屋さんをぶらつく。
帰って、小山田浩子「穴」読み終える。自分はあまり同時並行でいろんな本を読むことがないけど、たまにやると楽しい。

開店。品出し進める。
仕事とそれ以外のメリハリをもっとつけたい。

スーパー行ってカレーを作る。

夜はさっこのライブ。今回はたくさんの楽器にひもをつけて来場者全員でくじ引きをし、引いた楽器を持ってセッション。メロディや展開も全部その場で決めた。

今日はバイト休み。ちょっとゆっくりしたい。

2020年1月29日水曜日

2020年01月28~29日

28日

朝8時起き。定休日。
喫茶店でモーニング。小島信夫「寓話」読み終える。もう一回メモを取りながら読み返してみたい。
帰って映画。ロブ=グリエ「不滅の女」見る。出てくる人物の動きが異様に抑えられていて、ストーリーの展開も白昼夢のよう。一つ一つのカットが美しい。

昼ごはんを食べて、事務作業。外出。3月に丸亀町で行われる古本市の参加費を払う。スーパーで買い物。
ヘンリー・ミラー「愛と笑いの夜」読み始める。吉行淳之介訳。

以前、出張買取の時にお客さんからキャンバスをいただいた。この間買った剥離剤を塗って、表面に固まった油絵具をはがす。3枚ほど、マーカーやアクリル絵の具で進めてみるが、あまりうまくいかず。少しずつやろう。

今年に入ってから何をやりたいのかがものすごく曖昧になっていて、でも振り返ってみるとそれなりに作業はしており、ぼんやりしながら突き進んでいる感じが心地よい。

まども帰ってきて、夕ご飯の準備。菜の花のおひたし、粉ふき芋、豚肉と椎茸と野菜の辛みそ炒め。風呂。

「愛と笑いの夜」読み終える。
映画。鈴木清順「殺しの烙印」見る。アクションシーン、特に死に際の演技が本当にかっこいい。打たれた男が最後足に縄をひっかけて宙づりになるところとか、生々しかった。後で調べてみたら、脚本を3人が手分けして書いているらしい。確かに前半と後半ではけっこう雰囲気が違う。

植草甚一「雨降りだからミステリーでも勉強しよう」読み始める。ミステリーなのか?という作品も紹介されていて、気になる作品や作家が出てくるとついスマホを手に取って検索してしまう。


29日

朝8時過ぎに起きる。本を読みつつ、ボーっとする。カセットコンロのボンベを買う。

開店。
2/8、大阪と神戸に行く予定。旅行の計画を練る。7日深夜のジャンボフェリーで三ノ宮に向かい、国立国際美術館で開催されている「インポッシブル・アーキテクチャー」展を見たり古本屋さんをまわったりして、夜は神戸でハレクモさんに会い、宙空一派と犬おわりの家に泊めてもらう予定。翌9日の朝のフェリーで戻る。

品出しをしつつ、新しい詩集?の原稿を作る。今回は文章ごとにタイトルもつけたい。ちょっとつくりも変えたいけど、どうしようか。

宮脇さんが、フードエッセイストの平野紗季子さんを案内してくれる。共通の知人が何人かいるようだ。しわしわの「日々糧通信」(料理特集号)をご購入。うれしい。

今日はバイトが休みになった。お酒でも飲もうか。

2020年1月27日月曜日

2020年01月26~27日

25日夜

店を閉めた後にRIZINへiLの浜吉さん主催のイベントを見に行った。食中毒センター(食品まつり&中原昌也)のライブは途中フットワークやハードコアテクノっぽい展開もあり、中原さんのシャウトも素晴らしかった。浜吉さんお疲れ様でした。


26日

朝9時頃起きる。買ってきたパンとコーヒーで朝ごはん。まどに小島信夫の面白さを説明したら興味を持ってくれたので、「美濃」を貸す。

開店。
郵送買取1件到着。徳島から香川へ引っ越すという川人さんに「最近買取が多いです」という話をしていると、さらに店頭買取1件。建築、工藝、美術関係などが多く、ありがたい。
この日は休憩なしで雑誌、漫画、音楽関係などひたすら品出し。均一棚も入れ替えた。

お客さんから「がんばってね!」とも、「食っていけるの?」ともよく言われる。古本屋はとにかく果敢な商売と思われているようだ。

バイト行って、少し文章を書く。
小島信夫「寓話」読み進める。語りの構造が「美濃」よりも複雑だ。どのタイミングで誰が語り出すかわからない。


27日

朝8時半起き。本を読む。
今日も外は雨、関東は雪の予報らしい。今月は雨の日が多い。かんべんしてくれ。

開店。ネットで売れた本の発送準備。
「ベルリンうわの空」が、今のところ入荷してから毎日売れている。うれしい。
お客さんからベーコンとオリーブのケークサレをいただく。

晩ごはんは小松菜のおひたし、卵焼き、手羽元とじゃがいものカレー粉炒め。手羽元になかなかきちんと火が通らず、結局レンジで蒸した。

今日もバイト。帰ったら少し絵を描きたい。
明日は定休日なので、絵を進める。映画も見たい。

2020年1月25日土曜日

2020年01月24~25日

24日

朝8時前に起きる。
灯油を買いに行って朝ごはん。石井明「落語を楽しもう」読み終える。戦前までの歴史の話が多かった。少し絵を描くがあまりうまくいかず。

開店。お客さんが多い。最近出した商品への反応も多く、やる気がわいてくる。
愛知県から郵送買取、段ボール3箱到着。写真集、絵本、雑誌、文学など。査定を進めてご連絡。

夕ご飯はほうれん草と豚バラ肉のパスタ。
小島信夫「寓話」読み始める。550ページくらいある。

この日はバイトなし。以前買取で伺ったお宅でいただいたキャンバスに白いペンキを塗る。乾いた油絵具が塊になってこびりついているので、剥離剤ではがすべきか。
風呂に入って本を読んで寝る。


25日

朝8時起き。少し本を読む。
まどとモーニングに行き、スケッチブックに絵を描く。なんとなく毎日自然と絵を描くようになってきた。近くに座っていたおじいさん3人組がマツタケ栽培の難しさについて語っている。イノシシにやられる、香川は菌が少ない、など。なんとなく自分もマツタケの絵を一枚描いた。
ナルホドに行き、剥離剤と小さめのスケッチブックを買う。

開店、品出しを進める。まどの作ってくれたゆず茶がおいしい。
日本だけでなく世界各地の本屋・古本屋をまわっているというお客さんがご来店。イギリスのウェールズに本屋がたくさん集まっている地区があるそうで、そこにも行く予定とのこと。すごいな。

新潟の南魚沼にあるedition nordから届いたフリーマガジン「なしのつぶて」第四号を品出し。毎号つくりが凝っていてすごい。内容は高野文子に関してのエッセイや、スイスや中国地方への紀行文など。
新潟の古本屋FISH ON店主の三原さんの文章はいつも端正で読み応えがある。今回は高野文子の「ドミトリーともきんす」を、漫画コーナーにも科学コーナーにも郷土コーナーにも置けて、しかもその周辺領域へと読者を誘う「たのもしい本」として紹介している。FISH ONの店内にもみなぎっている「棚を読む(編む)楽しみ」を再確認させてくれる、素晴らしい文章。

晩ごはんは豆乳鍋。豚バラ、白菜、にんじん、ほうれん草、長ネギ、しめじ。うまくできた。あまり良くなかった胃腸の調子もいくらか回復。

イッペンさんが来てくれる。とある音楽家の方が、現在香川県に住まわれているらしく驚く。添田唖然坊の話を少しした。

今日はこれからRIZINで行われているiLのイベントへ行く。

2020年1月23日木曜日

2020年01月21~23日

21日

朝9時前に起きる。今日は定休日。
「評伝ゲルハルト・リヒター」読み終える。
事務作業。不動産屋の岩部さんと少し相談する。昼ごはん。

外出。銀行にお金を預け、図書館に行く。
韓日辞典を広げて、先日韓国からのお客さんに書いてもらったハングルのメモの解読を試みるが、まったく歯が立たない。パッチムとの組み合わせが難しい。
何も借りずに帰ろうとすると、偶然まどが図書館に入ってくるところだった。戻って、結局一冊借りる。図書館は今週半ばから9日間ほど休館のようす。

スーパーに寄って帰宅。晩ごはんはラーメン。
明日の弁当用におかずを作る。春菊とひき肉の炒め物と玉子焼き。

夜はずっと読書。古井由吉「聖」、香山哲「ベルリンうわの空」読み終え、ハン・ガン「菜食主義者」読み始める。
香山さんの言葉はどんどん洗練されていってる。自分の中に生じている違和感や感動に注意深く耳を澄まし、的確な言葉を当てている。


22日

朝9時起き。本読む。どうも気分が良くない。

豊島に住む吉野さんご夫妻が、冊子「ようかいどく」を納品にご来店。ありがたい。和綴じ製本良いな。

BASEの商品設定でミスが見つかり、修正。他の商品にも一通り目を通す。

夜のごはんは白菜と豚バラの炒め煮、ほうれん草のおひたし。
疲れたので、スマホを遠くに置いてぼーっとしたり、本を読んだりする。絵も少し描く。「菜食主義者」読み終え、石井明「落語を楽しもう」読み始める。

バイトに行って、ハイボールを少し飲んで寝た。


23日

朝9時起き。
昨日に続きあまり気持ちが上向かないので、喫茶店に行ってモーニング。読もうと思っていた本を忘れてしまった。ノートを開いて、やりたいこととやるべきことを整理する。そろそろキャンバスにも絵を描いていきたい。
たまたまカバンに入っていた、八木重吉の詩集をめくる。1~3行ほどの短い詩が多い。どれも簡潔な言葉で作られている。しかし「これは何だろう」という断片がぽつぽつと連なっていくと、なんだか得も言われぬ可笑しさが醸し出されてくるから面白い。
本屋をふらふら見て帰る。

開店。店頭買取1件。サブカル、雑誌、文学、ライフスタイルなどたくさん。
イーストプレスより「ベルリンうわの空」20冊到着。早い。昨日到着した「ようかいどく」と共に、店に出す。
宮脇さん来る。今度インドへ行くらしい。

晩ごはんは昨日の炒め煮を白飯にかけて食べた。明日の弁当用に菜の花と卵の炒め物と、手羽先を酢醤油と花椒で炒めたものを作る。
なんだか胃が弱っている気がする。ストレスだろうか。

今日もバイト。

2020年1月20日月曜日

2020年01月20日

朝8時起き。
ディートマー・エルガー「評伝 ゲルハルト・リヒター」読み始める。絵画作品のモチーフについての分析が面白い。
少し絵を描く。

昨日作った春菊の胡麻和え、卵焼き、手羽先を酢と醤油と花椒で炒めたもので弁当完成。

開店。最近いまいちやる気が出なかったけど、少しずつ進める。
香山さんの「ベルリンうわの空」を店で売るために、おととい出版社へ問合せをした。今日返信がきて、思っていたよりも簡単な手続きで取り扱い可能なことがわかる。明日にも送ってもらえることになった。新刊の取り扱いは、自分が装画を担当した「親のための新しい音楽の教科書」以来。がんばって売りたい。

岡山の行司君と明石の馬場さんが「霊霊霊」というレーベル?を始めて、タトゥーシールを作った。古い絵、古い白黒写真、古いカラー写真、外国のパーティー写真、の4種類があり、それぞれポチ袋に数枚のシールが封入されている。袋のイラストは犬おわりさん。各セット2つずつ仕入れたので品出し。ウェブショップにも追加する。
http://yoms3110.thebase.in/

晩ごはんはサバの塩焼き、菜の花と根菜の煮物、トマトと玉ねぎのサラダ。サラダの味付けは塩、酢、白胡椒、乾燥パクチー。うまくできた。
こないだまどはバセドーの病院に行ったら、数値が良くなっていたそうだ。食事の影響もあるだろうか。

今日はバイト。今月から入る数を減らしている。新年度からは少し給料も上がり、誕生月に手当も出るようだ。

2020年1月19日日曜日

2020年01月19日

朝9時前に起きる。本を読んで、少し絵を描く。

開店。どうもこの週末はお客さんが少ない。

品出しをしつつ、KOURYOUさんからのアンケートに答える。
去年の11月、KOURYOUさんが瀬戸芸出品作として女木島で制作・展示した「家船」という作品をめぐるトークイベントを店で開催した。今回のアンケートは、とあるウェブマガジンで「家船」の特集が組まれるとのことで、それに関連するもの。
アンケートの文面で自分の肩書きが「アーティスト」となっていて、少し戸惑う。修正してもらおうか。絵を描いて展覧会をやるという活動は継続しているけど、気持ちが東京にいる時からかなり変化していることを感じる。どう変化しているかは、まだよくわからない。

時宅で、徳島の白草社さんが出店してカレーを出していた。18時までかと思っていたら16時までで(16時を午後6時と勘違いしたんだろう)、わざわざ店までご連絡をいただいてしまう。カレーはおかずまで数種類乗っていて、とてもおいしかった。

2月頭に名古屋に行くことにしていたけど、やめにする。高速バスもまだ100円のキャンセル料で済む。国立国際美術館でやっている「インポッシブル・アーキテクチャー」展に行ってみよう。

矢口高雄「マタギ」読み終える。
今日はこれからバイト。

2020年1月18日土曜日

2020年01月17~18日

17日

朝8時半頃に起きる。
ジョージ・オーウェル「一九八四年」読み始める。新訳版で読みやすい。政府が平然と公的記録を破棄して、それに疑問を持つほうがおかしいのではないかと言い出すところなど、今の日本にも共通する部分がある。言葉のニュアンスを捨象して、その意味に過剰に厳密さを求めていくくだりは恐ろしい。
郵便局へ本を発送しに行く。

店頭買取1件。少々アダルトものがあり、いろいろ考えてしまう。

ネットでマンガ2冊、小説5冊くらい買おうとして、カートに入れたところで迷ってやめる。まだ読んでない本もたくさんあるし、またにしよう。

サウナに行く。ここはちょっとぬるいような気がする。食堂でフライドポテトを食べながら読書。
サニールートコーヒーへ。少し前から「真夜中の喫茶店」として22時~翌2時で深夜営業をしていて、行きたいと思っていたところだった。島田さんやサンドマンさんが「次こういうことをやろう」と会議していて楽しそう。
島田さんと話す。店内にある本も最初は一部値段をつけて販売していたそうだ。好きな本に値段をつけるのはけっこう苦しかったとのこと。
普段自分は、商品として棚に出している本をひょいと拾い上げて読み始めることはほとんどない。逆に買取で入ってきた本で「これは読みたい!」というものがあったら、自分の本棚にしまっておき、店には出さないでおく。商品と自分で大切に読みたい本とは、やはりどこかで線引きをしているようだ。

家に帰って、ノートにマーカーで何枚か描く。
「一九八四年」読み終えて寝る。


18日

朝8時起き。矢口高雄「マタギ」読み始める。
まどとモーニングに行くが、まだ疲れているのか、全然話がはずまない。レターパックを買い足す。
家に帰って、適当に野菜炒めを作って弁当完成。

開店。この日は品出しを少しやりつつ、事務作業を進める。店頭買取1件。

時々、店の本棚を眺めていると、「この本もあの本も、この世やあの世にいる誰かが一度は読んだものなんだよな…」と、いろんな生活の時間がぼこぼこと湧き出てくるような感覚になることがある。

晩ごはんはミートソーススパゲティ。うまくいく。
今週の霜降り明星ANN0は、今まで聞いた中でもかなり面白い回だった。

今日はバイトなし。映画一本見て、絵を描くか本を読むかする。

2020年1月16日木曜日

2020年01月16日

起きてみたら9時半。9時間近くも寝てしまった。できれば朝8時くらいに起きて午前中作業したいけど、疲れている。
スーパーに行ったり、レターパックを買ったりガス代を払ったりしていたら、あっという間に開店時間が近づく。

開店。今日はゆっくりやろうかと思っていたけど、お客さんにいつ見られるかわからないと思うと、だらだらしてもいられない。

年末に発行された「リビングたかまつ」を見た、というお客さんがご来店。掲載記事の中で、年末年始に読みたい本として串田孫一の「北海道の旅」を紹介した。年末年始は意外に時間がある割に、長い旅行には出づらい。そんな時にこそ遠い北国への紀行文なんかをじっくり読んでみてはいかがでしょう、という内容。串田孫一の単行本は表紙のデザインもかわいいし、絶版のものも多いので、古本で少しずつ集めるのが楽しい。

まどがInstagramに投稿した、こないだの大阪旅の写真をなんとなく見直す。自分は旅での行程をびっちりと決めて、忙しく動き回ることが多い。まどは旅先の街の雰囲気に身を浸すことが好きなようだ。「ここにだけは行きたい」という外せない目的地はひとつだけにして、あとは適当に古本屋をまわったり、喫茶店に行ったり、宿でゴロゴロするような余裕のある旅をしてみたい。温泉地に2泊くらいしてみるのも良さそうだ。

鳥取から諸々チラシ届く。去年出店でお世話になったY Pub&Hostelさんでは、今週末から日替わりの一日店長さんによる「空想食堂酒場」がスタート。湯梨浜町のゲストハウスたみさんは現在4泊目からの宿泊費が1円になる(最長7泊)キャンペーン中とのこと。汽水空港の森さんは今週末から店先で焼きいもを売るらしい。

石山修武「生き延びるための建築」読み終える。

晩ごはんはカレー。にんにくを買い忘れたので、しょうがと大根をたくさん入れる。
ノートにマーカーで何枚か絵を描く。

今日もバイト。本読みたいけど、疲れているので無理かも。

2020年1月15日水曜日

2020年01月14~15日

13日夜

バイトを終えて、コンビニでトリスと炭酸水を買い、帰ってハイボール飲みながら読書。結局安酒を飲んでいる。
2月2日に、東京の友達が来てくれることになった。うちに一泊する予定。


14日

起きたら10時半。寝すぎた。今日は定休日。
ガソリンスタンドで灯油、郵便局でスマートレター、八百屋で野菜を買って帰る。

少し事務作業をして、久々に藤塚町の不二書店さんに行く。カフカ「城」、開高健「日本人の遊び場」、阿佐田哲也「ギャンブル人生論」買う。安い。うれしい。
minamoでカンデラさんのポップアップショップ。小さいサイズのろうそく一つ買う。

帰って映画見る。市川崑「黒い十人の女」。中村玉緒のはつらつとした表情がまぶしい。岸田今日子の早口に興奮。状況にもよるけど、早口ってなんで聞いてて高揚するんだろうか。
「犬が星見た」読み進める。時々はじけるユーモアに笑ってしまう。

まどが帰ってきて晩ごはんの準備。小松菜のおひたしとオムレツを作り、手羽元を酒、醤油、酢、花椒で炒め煮にする。うまくできた。昨日のポテトサラダとナムルも加えて、もりだくさんの食卓になる。
2月の頭に愛知県へ行くことにした。定休日の火曜日を使って、夜行バスのとんぼ返りで行ってこようと思う。豊田市美術館で開催中の岡崎乾二郎展に行く予定。名古屋の本屋・古本屋もいくつかまわりたい。

シャワーを浴びて読書。「犬が星見た」読み終える。
勅使川原宏「おとし穴」見る。原作・脚本は安部公房、音楽は武満徹、一柳慧、高橋悠治。田中邦衛が怖い。サスペンスだけどとぼけた展開もあり、面白かった。

石山修武「生き延びるための建築」読み始める。2008年、世田谷美術館での展覧会で行われた連続講義の記録。なかなかすっと入ってこない部分もあるけど、惹きつけられる。ソロー、ワッツタワー、ホールアースカタログなどの話も出てくる。

この日も文章が書けた。まずまずうまく書けた気がする。


15日

朝8時過ぎに起きる。
来月頭の旅行のために、夜行バスを予約。本を読む。

開店。なんだか疲れている。頭を使いすぎている気がする。
晩ごはんはカレイの塩焼きと、じゃが芋、玉ねぎ、ブロッコリー、にんじん、しめじをにんにくと唐辛子で炒めたもの。

「生き延びるための建築」読み進める。佐渡の宿根木という集落の話がでてきた。冬の風を避けるため窪地に作られた集落らしく、船大工が多く住んでいたそうだ。木工に長けた船大工が建てた民家は、曲線を美しく生かした形状のものが多いらしい。
https://medium.com/kenchikutouron/%E7%94%9F%E6%A5%AD%E3%81%AE%E8%BB%A2%E6%8F%9B%E3%81%A8%E7%A9%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E9%81%A9%E5%BF%9C-65cfa3ff1431

これからバイト。

2020年1月13日月曜日

2020年01月12~13日

11日夜

店を閉めて料理。豚の生姜焼きとほうれん草のおひたしを作る。
キアロスタミ「風が吹くまま」見て、寝る。


12日

朝8時起き。本を読みつつ、少し絵を描く。あまり進まず。

開店。店頭買取1件。2日続けて一日中店番は、さすがに疲れる。後半2時間くらいは本を読んで休む。3連休ということもあってか、お客さんは昨日にも増して多かった。

まどが大阪一人旅から帰ってきた。葉ね文庫、シカク、blackbird booksなどいろんなお店に行ってきたようだ。生まれて初めて、一人で居酒屋にも行ったらしい。いいなあ。

「ウンベルト・サバ詩集」(訳:須賀敦子)読み終える。ナイーブな自分自身をさらけ出してさらに優しく包み込むような柔らかい言葉にほっとする。
武田百合子「犬が星見た」読み始める。

バイト終え、4階で少し絵を描く。小島信夫について考える。
なんとなく文章を書きはじめてみると、なぜか、すらすらと詩のような小説のようなものが出てきた。今まで何度やってもだめだったのに、どういうことだろう。しばらく続けてみようか。


13日

朝8時過ぎに起きる。最近どうも疲れが取れない。夜に何回か目が覚めているような気もする。
外出。TSUTAYAにDVDを返し、図書館へ。「アミダクジ的ゴトウメイセイ 対談編」に収録されている、後藤明生と小島信夫の対談を読む。梅崎春生についての議論が興味深い。

帰って、ハムを焼いて、余りもののおかずで弁当完成。
まだ文章が書ける感じが続いている。

開店。成人の日。今日は若いお客さんも多い気がする。

今日の晩ごはんはインスタントのタイラーメン。明日の弁当のために、サバの塩焼き、ポテトサラダ、ナムルを作る。

これからバイト。帰ったら本を読む。明日は久しぶりに一日休み。Amazonプライムに登録したので、映画が見たい。

2020年1月11日土曜日

2020年01月11日

昨日は店を閉めてすぐに、サンリンシャでやっていた豚汁新年会に行く。たくさん人が集まっていて、新年の挨拶をしたり、近況を話し合ったりした。豚汁と、祖谷「なこち」の稲盛さんが出していた鹿肉の煮込みをいただく。
稲盛さんと、祖谷に住むTさんについての話をする。以前「つげ義春流れ雲旅」(旺文社文庫)という本を品出ししたのだけど、Tさんはその本の中でインタビューされている男性の(おそらく)娘さんだそうで、稲盛さんは祖谷に住み始めたばかりの頃にお話を伺いに行ったことがあるらしい。

帰って、キアロスタミ「ホームワーク」見る。小学校の宿題についてのドキュメンタリー。キアロスタミの映画では、イラン国内の教育の問題が繰り返し扱われている。両親が文字が読めなかったりすると、子どもの宿題を見てやることもできない。教育の格差が恋愛や結婚にも影響することは「オリーブの林を抜けて」で描かれていた。「ホームワーク」ではテレビアニメより宿題が好き、と答える子どもたちが多く登場する。思う存分学ぶことのできない子どもたちを見ていると、とてももどかしい気持ちになる。


朝8時起き。今日からまどは大阪へ一人旅。日曜の夜に帰ってくる予定。
全23巻のセット本がネットで売れたので、梱包して発送。重い。

喫茶店に入り、畠山直哉「まっぷたつの風景」読み進める。
いがらしみきおとの対談での、お互いの東日本大震災後の郷土へ向き合う心情を、慎重に確認し合うようなやり取りが印象的。生理的反応が持つ「言語化の手前にある複雑さ」が場の緊張をほぐす瞬間。単純な善悪の二分では測れない領域をつくること。

開店。昼間にお客さんが多く、夜は少ないという珍しい一日。店頭買取2件。

岡山の古本屋「ながいひる」店主の木村さんが考えた「パブリックマネー」を、うちでも始めてみる。入れ物を用意しておき、お金が余っている人は入れて、足りない人は使うというもの。定点観測するのも楽しそう。木村さんのこの文章がとてもいい。
https://note.com/nagaihiru/n/nc06ddcc37ef2

「まっぷたつの風景」読み終える。志賀理江子との対談。
「議論されているのはもう、アートか、表現か、記録か、記憶か、というふうに真っ直ぐ切って分けていくようなことではないのです。むしろ、斜めに切ってすべてに断面が触れていくような動き方や考え方が必要で、その中からしか新しい議論は生まれないのだと思います」(畠山)

今日もバイト休み。映画一本見る。

2020年1月10日金曜日

2020年01月10日

昨日の夜はバイト終えて、コンビニをうろついて、クラフトビールもどきの安いお酒とカルパスを買って、帰って飲んだ。飲む機会を減らして、いざ飲むぞとなった時には良いお酒を選ぶようにしようと思っていたのに、結局安い酒を買ってしまう。一人でお酒を飲みながらYouTubeを見たり、次に何の本を読むか考えたりするのは楽しい。
まどはお酒を全く飲まない。高松に引っ越してから、周りにも車で帰るので飲まないという人が増えた。経済的にとても助かっている。

yomsでもマンガ本を扱っている、香山哲さんのインタビュー記事が面白かった。日々の思索が作るものや生活の隅々に行き渡っていることがわかる。
https://finders.me/articles.php?id=1543
香山さんは自分自身の「これならできる」「これは絶対無理」という判断が非常にはっきりしていて、そこから導き出される生き方の可能性への追求を惜しまない。普通は「この環境には適応できない気がするけど、それは自分が悪いんじゃないか?まだがんばれるんじゃないか?」とか、無理をしてしまいがちだと思う。
香山さんに初めて会ったのはまだ秋葉原で開催されていた頃の文学フリマで、10年くらい前だろうか。その頃香山さんは神戸のトンカ書店(現:花森書林)でパブリッシュゴッコというイベントをやっていて、文フリでもチラシを配布していたのだけど、リソグラフ特有の彩度の強い赤と青の2色刷りで、「印刷万博」という描き文字が紙面に踊っており、とても目を引いた記憶がある。宮武外骨の図案と特色の銀印があしらわれたフェイクのお札ももらった。香山さんは当時から関東と関西を行ったり来たりしていて、やがてドイツにもまめに足を運ぶようになる。
その後、パブリッシュゴッコに自分も参加したり、一緒に吉村昭についての冊子を作ろうとして頓挫したりしつつ、現在に至る。

シャワー浴びて、少し本を読んで寝る。


朝8時起き。夜にシャワーを浴びると眠りが深い気がする。
石ノ森章太郎「章説 トキワ荘の青春」読み終える。何もわからない田舎者の少年だったと自身を回想しているけど、映画に音楽に文学にと、多方面に興味を広げていくおしゃれな人という感じがする。ちくま文庫の「貧乏まんが」に収録された赤塚不二夫の漫画にも、石ノ森が赤塚を映画に誘う場面があった。
銀行とスーパーをまわる。

開店。品出しを進める。古本の寄付が一件、ありがたい。

晩ごはんは焼いた厚切りハム、ほうれん草の胡麻和え、昨日作ったポテトサラダ。明日の弁当用に根菜の煮物も作る。霜降り明星のだましうち聞く。
畠山直哉「まっぷたつの風景」読み始める。せんだいメディアテークにて行われた展覧会の記録集で、文章も充実している。序文を清水チナツさんが書いていた。

小豆島から田山さんがご来店、少し打ち合わせる。

今日明日とバイト休み。これからサンリンシャでやっている毎年恒例の豚汁会に行く。帰ったら映画を一本見たい。

2020年1月9日木曜日

2020年01月09日

昨日は絵を2枚描いて、本を少し読んで寝た。

朝9時過ぎに起きる。寝すぎた。正月もずっと棚卸し作業をしていて家でゴロゴロするということはなかったし、疲れているようだ。
小沼丹「黒いハンカチ」読み終える。

開店。昨日は強風で臨時休業のお店も多かったけど、今日は穏やか。

ソウルから来たというお客さんがご来店。昨日「ちぇっくCHECK」を読んだばかりだったというのもあり、おすすめの本を聞いてみたら、すごく真剣に選んでいただき、うれしい。邦訳されている本があったら読んでみたい。
ハングルで書かれたメモをもらったので解読に挑戦する。上半分は反切表というのを見ればすぐ読めるけど、パッチムという下半分との組み合わせがちょっとややこしい。今年は別件でもハングルが必要になりそうだし、もう少しやってみよう。

晩ごはんは焼き鮭、小松菜の梅かつお和え、ポテトサラダ。
石ノ森章太郎「章説 トキワ荘の青春」読み始める。

これからバイト。帰ったらまた少し絵を描く。

2020年1月8日水曜日

2020年01月06~08日

06日

朝8時起き。
河内タカ「芸術家たち 建築とデザインの巨匠編」読み始める。

SNSに入荷情報であげた本が気になっていたというお客さんが来店。しかし既に売り切れてしまっていた。けっこう気にしてもらえてるのかもしれない。
品出しした郷土関係の本が、出したその日のうちに売れてうれしい。

この日もずっと棚卸しの作業を進める。やっと一区切りついた。

晩ごはんは豚しゃぶ、ゆで汁の生姜スープ、ほうれん草の梅かつお和え、里芋とにんじんの煮物。久々にしっかり作った。
ダイアンのよなよな聞く。

バイト終えて、少し本読んで寝る。


07日

朝7時半起き。定休日。

棚卸し作業。ずっと淡々とした作業をしていて気持ちがふさいできたし、低気圧で頭も痛いので、定休日なのをいいことに、普段まずBGMとしてはかけないメンフィスのギャングスタラップなどを聞く。うだつの上がらない時にブラックメタルやダークなアンビエントを聞くと、妙に落ち着いたりもする。夕方4時くらいに作業は終了。

YouTubeでミルクボーイの漫才を見てみたらめちゃくちゃ面白かった。

図書館とTSUTAYAに行き、帰ってキアロスタミ「トラベラー」見る。悪事を働く主人公と無理解な大人たちを見ていると、なんだか殺伐とした気分になってきた。しかしネットで検索して感想を見てみると、なりふり構わずに夢へ向かっていく主人公にぐっとくるという人も多いようだ。

夜はベンさんのお店で新年会。栗金商店の2人とサンリンシャの蓮井さんと。ベンさんのお店は瓦町駅よりの物件に移転するそうで、閉店前にまた来れてよかった。カレードリアおいしい。
iLに移り、チャイを飲む。浜吉さんと堀金君から、おすすめの映画やアメコミを教わる。古本コーナーでJ.G.バラード「殺す」、テッド・チャン「あなたの人生の物語」を買う。

帰って「芸術家たち」読み終え、小沼丹「黒いハンカチ」読み始める。


08日

朝8時起き。

「芸術家たち」の中で取り上げられていた陶芸家ハンス・コパ―を調べていたら、「日曜美術館」のコパ―特集がYouTubeにアップされていたので見る。
コパ―の陶芸作品は複数の皿や壺をつなぎ合わせたような形のものが多く、ざらついた質感含めどこか儀式的というか、モニュメンタルな彫刻作品のようなたたずまいがある。同じ形の皿をつなぎ合わせた作品は、なんだか手を合わせて祈っているようにも見える。
死の間際、コパ―は自分の生きていた痕跡を消去するよう周囲の人間に頼み、手紙などは現在ほとんど残されていないそうだ。なんとなく、コパ―が文章を遺していたとしたら、とても素晴らしいものだったのではないかという気がする。

スーパーに行き、卵焼きとたたききゅうりを作って、総菜のコロッケも入れて弁当完成。

開店。棚卸しが終わって、ようやく品出しを思い切りやれるようになった。しかし、この日は風が強く、お客さんが全然来ない。

晩ごはんは豚肉と野菜の炒め物。昼に作ったおかずも加えて完成。
韓国文学やその周辺をめぐる様々な取り組みを紹介する冊子「ちぇっくCHECK Vol.6」読む。今年は韓国文学、SF、ミステリーなども少しずつ読んでいきたい。

今日はこれからバイト。風が強い。

2020年1月5日日曜日

2020年01月03~05日

03日

Excelの在庫表と実際の在庫に食い違いが多いので、店を開けながら棚卸しの作業を開始。なにしろ数が多い。新年早々大変だけど、これを抜ければだいぶ気が楽になりそう。がんばろう。

灯油を買いに行く。
晩ごはんは雑煮と、総菜の鴨肉ロースト。

東京からただひと谷藤さん来てくれる。移住とはいかないまでも、生活を変化させたいと考えているらしい。男木島の民宿や、さぬき市の古代サウナの話などを聞く。距離が近くても知らない場所が多い。おそらくうちの店に関しても、「知ってたらもっと早く行ったのに!」という人がたくさんいるんだろう。

年明け初バイトを終え、1時ごろまで作業して寝る。


04日

朝8時起き。黒田三郎「詩集 小さなユリと」読み終える。
外出。図書館に本を返して、余った18きっぷをチケットショップに売る。

開店。この日はペーパートーク。
ペーパートークは隔月開催になってから3回目。うちでも冊子を扱っている芝さんやヤジベエさんも遠隔参加してくれてうれしい。丸亀のどろん堂さんと「あえて紙にするとわざわざ普段離さないようなことが出てくるから面白い」という話をした。今回は既に参加経験のある人が多かったけど、作るのが初めての人でも全然かまわないので、わさわさした催しになれば良いなと思う。参加人数2人だけとかでも、それはそれで面白いかもしれない。

この日の晩ごはんは、ほうれん草のおひたし、焼き鮭、玉子焼き。
大口の郵送買取の話あり。
お客さんは多かったけど、そんなに売れず。

この日はバイトが無かったので、12時前まで棚卸し作業をして寝た。


05日

朝8時半起き。肩から背中にかけてが凝っている。
ごはん食べて、ペーパートークのあと片付けをして、遠隔参加者の方々へ手紙を書く。

開店。少しだけ品出しをしつつ、棚卸し作業。早く終えて、もっと品出しや商品紹介に時間を割きたい。

晩ごはんはカレー。大根を入れるとけっこううまい。
開高健「生物としての静物」読み終える。東京の友達に電話。

まどが今までこつこつ描いたマンガを冊子にまとめた。まどはマンガがうまい。コマ割りとか、よくこんなにスムーズに決められるなと思う。値段は300円。今まで費やした労力を考えると、かなり安いような気がする。

今日もそんなにいかないかなと思っていたら、閉店間際にたくさん売れた。ありがたい。

これからバイト。

2020年1月2日木曜日

2020年01月01~02日

01日

大晦日は年明け前に早めに寝た。朝5時に起きる。

6時過ぎの電車に乗り、18きっぷで道後温泉に向かう。ピンチョン「ヴァインランド」読み始める。
松山へは以前2回来たことがある。その時の交通手段は車と高速バスで、電車は今回が初めて。香川県はすぐに出たけど、愛媛県に入ってからが本当に長い。高松~松山は約5時間。松山からさらに宇和島までは、まだ相当の距離がある。まどが「四国をローカル線に乗って一周するっていうのも面白いかもね」と言っていたけど、かなりの気合がいりそうだ。
松山駅からいよてつに乗り換えて道後温泉へ。松山は中心部もけっこう広いイメージ。高松はコンパクトだなと改めて思う。自転車があればまた印象も変わってくるだろうか。

道後温泉に来るのは初めて。元旦にも関わらず、帰省客とおぼしき人達でひしめきあっている。
鯛めしとじゃこカツ定食を分け合って食べ、本館で温泉に入る。湯舟はひとつのみ。あっという間に温まり、30分ほどで出る。
近くの地産ショップに、松山のトマト書房さんが選書した古本コーナーを発見。小説や詩集が中心、良い本が安い。開高健「生物としての静物」買う。「ヴァインランド」が思ったより早く読み終わりそうだったので助かった。
椿の湯のロビーで、淺井裕介の絵が展示されていたので見る。道後オンセナートというアートプロジェクトの関連作品。いつもながら大きい。
町屋カフェで温州みかんジュース。

ロープウェイに乗って松山城へ。新潟県には有名な城郭がないからか、あまり自分は城にかっこよさを感じたことがなかったけど、実際行ってみるとなんとなく感じるものがあった。広場ではファミリーが羽根つきをしていて、和やかな雰囲気。まどは銃や弓矢で敵を打つために開けられた壁の穴や、城壁を登る敵を撃退するための「石落し」などに興奮していた。奇襲攻撃が好きなようだ。

大街道まで戻ってチェーン店のカフェで休憩し、駅に戻る。駅弁は売り切れていたので、コンビニ弁当とじゃこ天。
帰りの電車は行きより行程が短いはずなのに、暗いせいで景色が単調なためか、異様に長く感じた。「ヴァインランド」と、リトルプレス「BOOK在月 book7」を読み終え、買ったばかりの「生物としての静物」を読み始める。
高松には22時過ぎに到着。

家に帰ってお茶。まどは電車の中でずっとマンガを描いていて、その日じゅうに仕上げてSNSにアップしていた。自分もなんとなくマンガを描いてアップする。


02日

9時起き。実家から送ってもらった餅を食べる。

この日は店は休み。一日事務作業をする。あまりブログに書くようなことはしていない。
まどが雑煮を作ってくれた。ゆず湯に入る。

昨日の疲れも出ているようなので、さっさと寝ます。