2021年12月30日木曜日

よいお年を(2021年12月30日)

29日(水)夜

閉店後、本の出荷。ゆっくり風呂に入る。エリック・ロメール「美しき結婚」見て寝る。


30日(木)

朝8時に起きる。早速台車を押してコンビニへ行き、本の発送。おととい河野さんからいただいた餅や柿で朝ごはん。おいしい。もう一回台車を押して本の発送。瓦町のスタバに入る。真壁仁編「詩の中にめざめる日本」読み始める。B5の画用紙に絵を描く。出て、スーパーで買い物をして帰る。お隣のれんげ料理店さんにご挨拶すると、「こないだうちのバイトが本買ったって言ってましたよ」とおっしゃっていてうれしかった。料理。茹でブロッコリー、ベーコンと野菜と舞茸の炒め物、かきたまスープを作る。

開店。今日は2021年の最終営業日。品出し進める。この日はお客さんが多かった。元山さんが2日続けてビールを飲みに来てくれたり、長野から石垣さんが来てくれたり、うれしい。夜になって安岐さんも来て、いろいろ話を聞いた。

今年は大変ありがたい買取が多かった。来年はさらに買取の件数が増えそうな気がするがどうだろう。とにかく古本屋の仕事は面白い。自分もまども、まだまだ生活の変化が起こりそうだ。適度に休みつつやれたらいいし、絵もどんどん描いて外に出していきたい。

明日から4日までは休みで、4日は既に出張買取の予定が入っている。今日はこれからゆっくり過ごす。

2021年12月29日水曜日

プツンと離れて(2021年12月25~29日)

24日(金)夜

閉店後、雨の中本を出荷し、スーパーでお酒やつまみを買う。帰ってまどと黒沢清「地獄の警備員」見る。不気味だけどユーモアもたくさん入っている。エリザベス・グロス「カオス・領土・芸術」読み終えて寝る。


25日(土)

朝9時前に起きる。シャワー浴びて朝ごはん。洗い物をして外出。結婚した友人夫婦へプレゼントを送る。散髪。待ち時間中に堀辰雄「幼年時代・晩夏」読み始める。帰って本の整理。

開店。発送準備、品出し進める。まどがチョコレートを買ってきてくれた。お客さんは昼は少なかったものの夕方以降に増えた。店頭買取1件。この日ルヌガンガでトークの南陀楼綾繁さんもいらっしゃり、久々に(そうでもないか)お話する。南陀楼さんはいつも日本各地の書店・古書店を取材しているので、新しい情報をいろいろ聞く事ができる。

閉店後、ルヌガンガでのトークの打ち上げに参加。香川の書店・古書店の忘年会といった雰囲気になった。本の話や店の話、それぞれのバックグラウンドの話などをする。南陀楼さんが帰って地元勢のみになるとさらにまったりゆるい雰囲気になり、年末ぽさを味わえた。帰って歯を磨いてすぐ寝た。


26日(日)

朝8時前に起きる。寝坊せず。早速料理。にんじんのクミンシード炒め、こふきいも、キャベツとツナとレモンのカレーを作る。レモンは先日お客さんからいただいたもので、無農薬のもの。まどと喫茶店へ行き、読書。スーパーで買い物をして帰る。再び外出し、本の発送。レターパック購入。この日はまどに少し店番をやってもらい、読書。ルヌガンガへ行き、一箱の古本から山田稔「マビヨン通りの店」、岡崎武志と山本善行「古本屋めぐりが楽しくなる新・文学入門」購入。

店番交代。この日はとてもお客さんが多くうれしかった。橋本さんご一家や秋田から帰省中のアシュリーも久々に来てくれた。アシュリーは会うたびにテンションが高くなっている。先日開催したという個展の話などをした。がっつりした読み応えの小説ありませんかとのことで、大江健三郎をおすすめする。店頭買取1件、出張買取のご依頼1件。最近出張買取の機会が増えてきている。店が知られてきたということだろうか。

閉店後、本の出荷。寒さがこたえる。帰ってまどと話し、風呂に入る。「幼年時代・晩夏」読み終える。自分の記憶や目の前の情景をない混ぜにしながら綴っていたらいつの間にかプツンと離れて飛んでった、みたいな箇所がいくつもある。

「私はそんな自分の虫の好かない住人達のことよりも、その人達のために取払われた水車の跡が、今は南瓜の畑かなんかになって、其処にはただ三四尺の小さな流がもとのままに潺々たるせせらぎの音を立てているだけなのに自分勝手な思いを馳せていた。」

金井美恵子「<3.11>はどう語られたか」読み始める。すごい切れ味の文章。スケッチブックにマーカーで絵を描き、1時前に寝る。


27日(月)

朝8時に起きる。朝ごはんを食べ、ソレイユで濱口竜介「偶然と想像」見る。濱口竜介の映画には「えっ?何やってんの?」という行動をとる人物がよく出てくる。世間的に言えばアンモラルな行動だったりするから傍目から見るとイライラしたりもするけど、感情でいっぱいになった人物がとる、その人自身が思いもしなかったような動きはケモノ臭くていい。いとおしいというか狂おしいというか。

家に戻り、本の整理。まどが今日も少し店番をやってくれるので、自分は昼ごはんを作る。昨日サチコさんから高知土産にもらったラーメン。ほうれん草、鶏肉、しめじを具にして、のりとおろしにんにくを添える。おいしい。B5の画用紙にマーカーで絵を描く。今まであまりうまくいかなかったけど、今回はいけた。

店番交代。外は少し雪が降った模様。品出し、本の整理を進める。まどは今日護摩を作りに太田まで行った。宇野から栗田さんが来てくれて、いろいろ話す。夜には平尾君も来てくれて、またいろいろしゃべった。

閉店後、本を出荷するついでにスーパーで段ボールをもらう。22時半頃まで本の梱包作業。終えてシャワー、読書。時宅で栗田さんとごはんを食べていたまどが帰ってきて、しゃべって寝る。


28日(火)

朝8時頃に起きる。朝ごはんは商店街のさか枝でしっぽくうどん。レンタカーを借りて出発。途中コンビニと郵便局に寄り、本を3箱発送。

詫間の港でさっこと合流。スピッツベーカリーというお店でパンを買って、レイジーボーンという喫茶店に行く。レトロな雑貨がたくさんあるお店。店主さんはとても落ち着いた雰囲気の方で、共通の知人も多く、高松のお店のことも詳しかった(お客さんと話していると自然と情報が入るらしい)。

荘内半島をドライブ。海岸で貝殻を拾ったりする。とても天気が良く、コートを脱いでも平気。まどはマンガの素材用にと砂浜の画像を撮影している。紫雲出山の山頂へ。半島の先にある山なので眺望が良い。瀬戸内海の穏やかな海面が光っている。春は桜、初夏にはアジサイもきれいだそうだ。

高瀬まで車を走らせ、河野さんという方の田んぼへ向かう。車中さっこの近況などいろいろな話をする。展示の予定がたくさん入っていて忙しそうだ。田んぼ到着。河野さんはここを舞台にして「アートで田んぼ」という催しを20年ほど続けている。ドラム缶に火をおこし、河野さんからいただいたもちを焼いて食べ、お話を伺う。

次は宇多津の圓通寺という真言宗のお寺へ。ソロー宮脇さんのお友達が住職?らしく(あまりわかってない)、護摩焚き(これも浄土宗の家に生まれた自分はあまりよくわかってなかった)が行われるとのことで向かった。和太鼓2つを3人のお坊さんが代わる代わる叩いていて、すごい迫力。毎年来ているダイゾー君も「今年はすごかった」と言っていた。その場にいた面子で回転寿司。楽しい。

高松に戻り、店近くに最近できたバーでダイゾー君稲盛さんと飲む。仁義なき戦い、青木雄二、ジョージ秋山、サッカーなどの話をする。自分はスポーツ全般にうといけど、2人がしているサッカーの話がとても面白かった。

帰って歯を磨き、すぐに寝るが、腹痛で夜中に何回も起きた。なんだろう。


29日(水)

朝8時に起き、レンタカー返却。久々にくつわ堂へ行き、モーニング。読書、B5ドローイング。B5調子いい。どんどん描けそうだ。まどが良い帽子を見かけたというのでBEAMSに行き、ニット帽とマフラーを購入。スーパーで買い物。段ボールもらって帰る。

開店。この日はとてもお客さんが多く、発送もたまっていたのでほとんど品出しはできず。年明けの出張買取のためにレンタカーを手配。郵送買取のご依頼が愛知県と徳島県から1件ずつ。こないだ飲み会で同席したイグマさんや、神戸から元山さんも来られて楽しかった。

今日はこれから風呂に入って映画を見る。

2021年12月24日金曜日

変なおじさん(2021年12月23~24日)

22日(水)夜

23時半まで梱包・発送。作業終えて風呂に入り、さっさと寝る。


23日(木)

朝8時半に起きる。寝すぎた。朝ごはん。スーパーに行き買い物、ついでに梱包用の段ボールをもらう。帰って梱包作業続き、発送。喫茶店へ。B5画用紙やスケッチブックにマーカーで描くが、あまりうまくいかない。エリザベス・グロス「カオス・領土・芸術」読み始める。

「あらゆる芸術は動物とともにはじまるのであり、それというのも、機械でも心でも主体でもなく、動物こそが領土と身体を同時に形づくるからである。心や機械や主体は、それ自体が、このような身体と環境のカップリングの芸術的な生産物なのである。」(p60)

開店。品出し、本の整理、発送準備進める。どうも石油ファンヒーターの調子がおかしい気がする。不完全燃焼気味。一酸化炭素中毒とか危ないので、買い替えることにした。粗大ごみの予約も完了。店頭買取1件。

閉店後、本の発送。キャンバス1枚完成させ、シャワー浴びて寝る。


24日(金)

朝8時頃起きる。ゴミ捨て。ドーナツ食べる。まどはこの日から仕事が冬期休暇。喫茶店に行き読書。「カオス・領土・芸術」続き読む。

「科学が、カオスの規則性、予測可能性、共立性ーーパターンーーを探し求めるのに対して、芸術は、カオスの力、カオスの衝撃を探し求める。これは、芸術が科学を必要としないということでも、科学が芸術を必要としないということでもなく、一方が他方の資源を必要とするときには、一方が他方の作品を自分自身の言葉づかいや目的へと変容させなければならないということである。」(p105)

シューレに行き、プレゼント用のふきんを買う。その後無印やノースフェイスでニット帽見る。この日は結局買わず。

開店。クリスマスということで商店街には人が多く、うちへのお客さんも平日の割には多い。発送準備、品出しを進める。こずえちゃんが赤ちゃんを連れてきてくれた。生後三か月。生まれたばかりの赤ちゃんからは気持ちがすーっと落ち着くような良いにおいがする。

なぜかふと気になって志村けんのことを調べてみたら、テレビ番組「だいじょうぶだあ」で「変なおじさん」をやっていた時はちょうど今の自分の年くらいだったようだ。30代も後半になって「俺は変なおじさんで生きていく」と覚悟を決めたのか…と考えると、熱いものを感じる。

今日はこれからお酒とつまみを買って、まどと映画を見る。

2021年12月22日水曜日

へろへろでかつ良い(2021年12月21~22日)

20日(月)夜

閉店後、TSUTAYAにDVDを返しに行く。タリーズで読書。向井豊昭「BARABARA」読み終える。スケッチブックにボールペンで絵を描く。朝から出張買取に行きそのままずっと働いて疲れていたので、久々にへろへろな線で絵を描こうとやってみるが、へろへろでかつ良い絵を描くのはそれなりに難しい。帰ってシャワー浴びて寝る。


21日(火)

朝8時前に起きる。ゴミを捨てて朝ごはん。この日はゆっくり休むことにする。まどと一緒に外出し喫茶店へ。「ヴァージニア・ウルフ短編集」読み始める。数ページで終わるとても短い作品もある。B5サイズの画用紙にマーカーで絵を描く。いつも描いているスケッチブックはA6サイズで、それと比べるとけっこう大きく、感覚が狂う。難しい。

家に帰り、キャンバスを進める。余っていたおかずで昼ごはん。エリック・ロメール「海辺のポーリーヌ」見る。音楽聴きながらまたキャンバスやる。少し仕事。ネット出品したものの整理。灯油を買いに行く。

少し読書して料理。春菊の味噌汁、明日の弁当用に野菜と鶏肉の辛みそ炒めを作る。まども帰ってきて、仕込んでおいたお好み焼きを焼くが、うまいこといかずぼろぼろになってしまった。味は普通においしい。食べながらチェルフィッチュ「地面と床」見る。食べ終わって、YouTubeに公開されていた「三月の5日間」も見る。戯曲は以前本で読んで、その時は「こんな長くて変わった言い回しのセリフ、覚えられるんだろうか」と思ったけど、俳優の方々はほとんど淀みなくしゃべっている。すごいな。洗い物はまどがやってくれた。シャワーを浴びて、「ヴァージニア・ウルフ短編集」読み終えて寝る。


22日(水)

朝8時に起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。上村一夫「菊坂ホテル」読みながら玄米を炊く。読みふけっていたら土鍋を火にかけすぎた。焦げたのは縁のあたりだけで、まあまあ食べられそう。読み終えて、本のネット出品作業進める。少しだけキャンバスを進めた。

開店。月曜も今日もお客さんが少ない。皆さん仕事が忙しいのだろうか。発送準備、品出し進める。なんとなくやる気が出ずにいると、閉店間際になってネット出品していた商品が立て続けに売れ、結局23時半まで梱包と発送。疲れたけど良かった。

今日はゆっくり風呂に入って、さっさと寝たい。

2021年12月20日月曜日

いただきもの(2021年12月19~20日)

18日(土)夜

閉店後、まどとデヴィッド・クローネンバーグ「ヴィデオドローム」見る。予想していた以上にアバンギャルドな映画だった。グロテスク/サディスティックな描写にも最近耐性がついてきた気がする。見終えて、まどと感想を話し合う。風呂に入り、キャンバスを下塗り。向井豊昭「BARABARA」少し読んで寝る。


19日(日)

朝8時半ごろ起きる。この日もやはり喫茶店へ。読書続き。「BARABARA」はどこかチュツオーラも思い出すごつごつした読みごたえ。出て、スーパーで買い物を済ませ、ルヌガンガで行われている一箱古本市を見る。昨日店に来ていただいた「倉敷から遠いで」さんも出店中。天野忠「木洩れ日拾い」、木山捷平「耳学問・甚三の春」の二冊を購入。正直まだ買いたい本がたくさんあったけど、初日から古本屋の人間がガツガツ買うのは品がないと思ってよした。まだ数日間開催されるようなので、改めて来よう。家に帰り、この日もカレーを作る。ひき肉、菜の花、じゃが芋、しめじのカレー。にんじんのクミンシード炒めも作り足す。

開店。品出しを進めつつ、ウェブショップで売れたカレンダーの梱包をする。お客さんはとても多い。均一本がよく売れる。店頭買取1件。堀金君が来てくれて、こないだのイベントの話や、ジャズの話などをした。現在家を取り壊し中という方がご来店され、場所が近いということもあり明日朝に向かうことになる。

閉店後、料理。カレーが続いたので和食。鯖の塩焼き、根菜の煮物、春菊のおひたしを作る。まどと美術のことなどいろいろ話しながら寝る。話しているうちに考えが整理されてくることは多い。自分の話を面白く聞いてくれる人がいるのは幸せだ。


20日(月)

朝7時に起きる。軽く朝ごはんを食べ、ヒートテックやゴアテックスを着こみ、昨日ご依頼をいただいた出張買取先へと向かう。歩いて10分ちょいほどの距離にあるお宅。ご家族は東京に住まわれていて、香川に来て整理を進めているとのこと。選んでもらって大丈夫ということだったので、70年代発行の婦人雑誌や文芸ものの文庫などを買い取り。コンパクトな量にまとまったので、台車で運んだ。少し休憩して、カレンダー発送作業続き。伝票のあて名書きを済ませ、郵便局に行って発送。これでひと段落。その足で八百屋とスーパーへ買い物。キャベツが安かったので一玉買う。明日の晩ごはんはお好み焼きにしよう。

開店。ゆっくり品出しを進める。お客さんは少ない。店頭買取1件。安岐さん来てくれて、美術のことや小説のことなど少し話す。この日はお客さんから無農薬のレモンをいただき、友人からドーナツが送られてきて、自治会長の岡さんから柿もいただいた。ありがたい。

もう今年もあと10日余りだ。「来年こそは年賀状をきちんと出す人間になりたい」の季節がやってきた。

今日はこれからTSUTAYAにDVDを返しに行く。明日は定休日なので、映画を見たり絵を描いたりする予定。

2021年12月18日土曜日

いつもと違う遊び(2021年12月16~18日)

15日(水)夜

閉店後、まどと一緒に飴屋法水「コルバトントリ、」見る。原作の山下澄人さんの小説は未読。会場の外の道路へ俳優が出て行ったり、何回か「芝居」の枠を飛び越えるような演出もあり、飴屋さんらしさを感じる。山下さんや飴屋さん自身も出演していて、山下さんの演技は初めて見た。かっこよかった。まどと二人で感想を話す。こういう時間が楽しい。

料理。鯖の塩焼き、わさび菜の胡麻マヨネーズ和え、ピーマンとにんじんのおかか和え、みつば入りの卵焼きを作る。それほど時間はかからず。疲れたので早めに寝た。


16日(木)

朝8時前に起きる。朝ごはん。キャンバス進める。外出。本を出荷し喫茶店へ。小島信夫「寓話」読み進める。今年中に読み終えたいと思っていたけど微妙かも。スケッチブックにマーカーで絵を描く。チケットショップ、画材屋、八百屋とまわって帰る。またキャンバス続き。

開店。天気は下り坂の模様。頭が痛くてやる気もイマイチだけど、品出しを進める。

閉店後、風呂に入り、キャンバスを進める。一枚完成。後でまた手を加えるかもしれない。まどが料理を済ませてくれていたので読書。ティリー・ウォルデン「スピン」読み終える。海外コミックはあまり読んだことがなかったけど、これは絵柄も軽やかで、ストーリーもとてもよかった。


17日(金)

朝8時過ぎに起きる。最近寒さのせいか起きるのが遅く、ゴミを出しそこねてしまった。申し訳ない。朝ごはんを食べ、スーパーへ買い物。ついでに梱包用の段ボールをもらう。店に戻って、ネットで売れた本の梱包。けっこうな量だ。郵便局で発送し、また喫茶店へ。「幻想の重量 葛原妙子の戦後短歌」続き読む。

開店。この日は夜行われるイベントに行くため、20時閉店。ゆっくりと品出しを進める。ショップカードのデザインなどをやってもらった鈴木哲生さん制作の2022年カレンダーが到着。ウェブショップに登録し、SNSで告知するとネット販売分は1時間もしないうちに完売してしまった(店頭販売分は別にとってあります)。毎年のことだけどすごいことだな。月曜にはまとめて発送したい。

閉店後、本を発送してこの日オープンのSyndicateというギャラリーへ。今年の6月に自分も個展をやらせてもらったギャラリーVacant 101の藤井さんと高橋さんが、場所と名前を変えて再オープンした。駅から近い立地で、L字型の広いスペース。今回は写真や絵画やインスタレーションなど、様々な作風の方々のグループ展。お客さんもたくさんいた。お茶をいただいて、作家の方といろいろ話す。こういう時間もなんだか久々だ。オープンしたてということもあり、「いつもの面子」が定まってない感じが良かった。今後どんなふうに展開していくだろう。

ルクスへ移動し、Vortexというイベントに行く。ゲストはTYOGQOMメンバーのKΣITOさん。juke成分多め、MPC叩きまくりで楽しかった。堀金君のライブもsummer-koさんのDJもかなり良かった。クラブもギャラリーも、日常とは違う思考や動きができていいなあと思う。気持ちに余裕ができる。最近ほとんど喫茶店と店の往復だったので余計しみた。帰ってシャワー浴びて寝た。


18日(土)

朝8時半ごろ起きる。起きてからもまどとしゃべりながらしばらくだらだらしていた。この日も喫茶店へ行き、読書。「幻想の重量」読み終える。歩いて図書館へ。かなり寒い。返してまた借りる。まどは最近マンガの資料用に生物学や解剖学の本を借りることが多い。八百屋によって帰る。

この日はまどが少し店番をしてくれることになったので、料理。ピーマンとしめじとツナのカレー、にんじんのクミンシード炒め、玉ねぎとトマトのサラダを作る。ターメリックライスも炊いた。昼ごはんを食べて外出。パッケージプラザで梱包材料を買い、冬用のアウターを買いにrocksteadyさんに行く。めちゃめちゃかっこいいコートがあったので、一目ぼれして購入。向かいのKUKKIAさんでりんごパンを買って帰る。

まどと店番を交代。この日は店頭買取2件、どちらも後日お支払ということになる。査定を進め、発送準備や品出しを進める。倉敷から「倉敷から遠いで」さんがご来店。遠いでさんの古本ツイートは楽しい。お話できてうれしかった。

今日はこれから映画を見る。

2021年12月15日水曜日

今治(2021年12月14~15日)

13日(月)夜

まどに誘ってもらい、久しぶりに時宅へ行きホットレモネードを飲む。皮の苦みが効いてておいしい。本の発送をして、シャワー浴びる。まどの明日の弁当用に親子丼を作る。ベッドに入り、ヴァルター・グロピウス「建築はどうあるべきか」少し読んで寝る。


14日(火)

朝7時前に起きる。この日は定休日で、18きっぷで今治まで旅行。朝ごはんを食べて、洗い物をして出発。港の朝焼けがきれいだったので写真を撮る。

電車は観音寺と伊予西条で乗り換え、今治までは3時間と少し。松山までも18きっぷで2回ほど行ったので、車窓からの風景にも見覚えが出てきた。山並みが紅葉できれい。「建築はどうあるべきか」読み終える。訳者解説が批判的な視点も併せ持ったもので面白かった。川野里子「幻想の重量 葛原妙子の戦後短歌」読み始める。戦後歌壇におけるフェミニズム史と読める部分もあり、とても読み応えのある内容。

11時頃、今治に着く。お腹が減ってきたけどとりあえず今治市役所へ。丹下健三建築が3つほど固まっているのでまずは外から見学。そのうちの一つ、今治市民会館は中を見学させてもらうことができた。階段のつくりが少し香川県庁舎と似ている。

少し歩き、karmaというカレー屋さんへ。看板がなく、一瞬どこかわからなかったけど、無事に到着。マトンカレーをいただく。さらさらで、ほどよい辛さでおいしい。店内のラジカセからは最初ラジオの国会中継が流れていて、途中からはクリームが流れてかっこよかった。

近くの純喫茶不二家へ行く。店内外にたくさん植物の鉢植えが置かれ、装飾も多くかわいい店内。手入れされていて清潔感が保たれている。アイスカフェオレを飲みながら読書。窓辺の席からは川が見える。有線からジャズアレンジのクリスマスソングが流れている。出て、少し港のあたりを散歩。まどにロケハンを頼まれていたので、写真を撮る。港のあたりには「早朝喫茶」という喫茶店が多い。漁業関係者向けだろうか。あいにく閉業済みのお店が多い。

また喫茶店。モードリンというお店に行く。コーヒーを飲んでいると、近くのおばあさんが「最近牡蠣がおいしいね」「炊き込みご飯にすると出汁がよう出るね」という話をしている。店を出ると猫が見送ってくれた。

街をぶらぶら散歩。おみやげを物色するが決めかねる。とんかつ屋、中華屋、餃子屋、パン屋など、おいしそうなお店が多い。途中、国の有形文化財に指定されている「今治ラヂウム温泉」を見る。大正期の建築で、三角屋根の温泉というのも珍しい。駅のほうに向かい、「ナニワサウナ」へ。男性専用。おかみさんが優しく利用方法を説明してくれた。サウナはとても暑く、外気浴はなし。休憩室はタダでマッサージチェアが使えて、なんと2段ベッドで仮眠もできる。本棚にあったいましろたかし/狩撫麻礼「タコポン」少しだけ読んで出る。

「JUG」というジャズ喫茶に行こうと思っていたが、まだ準備中のようだったので、近くの「マニアナ」へ。こちらもジャズ喫茶。店主の女性の方と常連のお客さんとで、今治や高松の話。今治は個性的なつくりの飲食店が多いと感じた。長い時間をかけて店の変化を常連さんも受け止めてきたんだろうな、と感じる店が多い。

旅の最後はマニアナの御主人も働いていたという「碧空」へ。ネットで調べると「純洋酒喫茶」とあり、しかも本格的な台湾料理や飲茶が食べられるとのことで気になっていた。入ってみるときらびやかな内装のお店。ビールを飲みながら小籠包、焼き餃子、ピータン、イカシューマイを食べる。どれもおいしい。おかみさんも楽しい方で居心地が良かった。1950年の創業とのこと。

駅の売店で、おみやげの天ぷらを買う。今治また来たい。帰りの電車の中でもずっと読書。久々にもりもり本を読むことができた。家に帰り、まどと話す。荷物を片付けて、少し絵を進めて寝た。


15日(水)

朝8時頃に起きる。ゴミ捨て。昨日買ったじゃこ天を焼いて、生姜醤油をつけて朝ごはん。おいしい。しばらくだらだら過ごして、ネット出品作業。前々から手をつけなければと思っていた大口のもの(80冊)をやる。少しキャンバス進める。

開店。発送準備、均一本の補充など進める。夜になってからだんだんお客さんが増えた。安岐さん来てくれていろいろ話す。

今日はこれから料理。

2021年12月13日月曜日

絵をがんばる(2021年12月12~13日)

11日(土)夜

閉店後、本の発送。りんごをむいてまどと食べる。風呂に入り、「USO」3号を読み終える。嘘がテーマではあるけど、書き手によって嘘のつき方(?)が様々で面白かった。1時前に寝る。


12日(日)

朝8時過ぎに起きる。昨日梱包した本を台車に乗せ郵便局まで運び、発送。この日もまた喫茶店へ行き、モーニング。小島信夫「寓話」続き読む。長い小説だけど細かく章が区切られているので、焦らず途中で小休止できる。スケッチブックに絵を描く。スーパーに寄って帰り、灯油を買いに行く。午前中から重いものをたくさん運んだ。

料理。ターメリックライスを炊き、パクチーをたくさん入れたチキンカレーと、刻みパクチーやスパイスを入れたラッシーを作る。カレーはけっこううまくいった。フェンネルシードの甘い香りがうまく使えると、カレーが上達したような気分になる。ラッシーは冷製ポタージュのような飲み物になった。

昼ごはんを食べ終え外へ買い物に出ようとすると、急遽東京から里帰りしていた友達のタダヒに遭遇。リマコーヒーさんに行っていろいろ話す。来年は東京に行こうと思っていて、できれば小さい規模でも良いから個展をやりたい、というようなことを話していると、見たい!と言ってくれてうれしくなる。街を少し散歩して店に戻り、最近描いた絵を見てもらうと、新居に飾る用にと一枚買ってくれた。やっぱり対面でいろいろ話したり、実際に絵を見てもらうのはいいなと再確認。

まどと店番を交代。ネットで通販していた張りキャンバスが届いている。品出しや本の整理、発送準備を進める。タダヒが戻ってきて、絵にサインが入っていなかったようなので、入れる。詳しくは書かないけどうれしいことを言ってくれてやる気が出た。この日の夜ルヌガンガでは歌人の黒瀬珂蘭さんのトークイベントがあり、その流れでご来店されたお客さんもいらっしゃった。ありがたい。

閉店後、シャワー浴びて料理。白菜とひき肉のうま煮を作り、ししとうを素焼きする。新しいキャンバスに色を塗り、早めに寝る。なぜか4時頃に目が覚め、興奮してしばらく寝付けず。店の財布からお札を抜き取られたり、古い桟橋の上を歩いていたら板が割れて下半身ずぶ濡れになったりする夢を見た。なんなんだ。


13日(月)

朝8時頃に起きる。朝ごはん。食べ終わってしばらくだらだらする。外出。TSUTAYAでDVD返却。駅前のチケットショップで18きっぷ購入。スーパーで買い物して帰る。玄米を炊き、少し絵を進める。次に読む本を選ぶ。

開店。お客さんは少ない。明日の定休日に今治へ日帰り旅行するので、計画を立てる。カレー屋さん、純喫茶、サウナ、台湾料理屋、ジャズ喫茶…。しまなみ街道で有名だけど、街ナカにも良さそうなお店がたくさんあるな。ネット出品作業、品出し、発送準備進める。

明日は早起きするので、風呂に入って早めに寝よう。

2021年12月11日土曜日

とっさ(2021年12月09~11日)

08日(水)夜

22時過ぎまで作業し、本の発送。まどが作業が終わるのを待ってくれていた。少ししゃべってキャンバスの続き。なんとか完成。やっぱりキャンバスは楽しい。もっとたくさん絵が描きたい。シャワー浴びて寝る。

10年近く前、当時の職場でつかみあい寸前のケンカが起こった時に「もうやめましょう!ひとまず落ち着いて、お互いに相手に対する意見を紙に書いて見せ合いましょうよ!」と叫んだら、一気に場が白けてケンカが収まったということがあった。やっぱり焦りとか、恋愛や寂しさで気持ちが沸き立っている時のとっさの言動はいい。そういう感じの絵が描きたい。

「傑作を書くのを、どうして恥かしがるのか。それならいったい何のために文学を書くのか。涙の出るほどの問題なのだ。あなたは、このような人間であるべきではないだろうか。」

これは小島信夫「美濃」の一部分で、ちょっと意図の組み取りにくい文章だけど、感情でいっぱいになった状態でしゃべっているような時は、こんなふうに言葉が追い付かないものなんじゃないだろうか。たいてい文章にする時に途中で整理してしまうけど。別に興奮状態でなくても、みんな実際はぐちゃぐちゃなまま日々生きてるんじゃないか。


09日(木)

朝8時前に起きる。ごはんを炊いて、段ボールをまとめて捨てる。朝ごはん。まどと同じタイミングで外出し、喫茶店へ。テネシー・ウィリアムズ「呪い」読み始める。スケッチブックにマーカーで絵を描く。スーパーに寄って帰り、白菜の浅漬けを作る。ネット出品作業20冊ほど進める。

開店。本の整理、発送準備など進める。昨日腹の立つことがあり、この日も引きずったまま。しかしお客さんは多く、売上もよかった。なんだか申し訳ない気分になる。こないだ取材していただいた新聞記者さんがいらして、「個展やってください」と強く念押しされる。これは何かある、という気がする。やっていかないといけない。新聞の記事は先日親にも画像を送った。喜んでもらえて何より。

閉店後、まどとサム・ライミ「死霊のはらわた」見る(午前中は「呪い」だったし、偶然おどろおどろしいタイトルが並んでいる)。いろんなアイディアが詰まっていて楽しい。主人公に2回続けて同じ棚が倒れてきたのには笑った。そのまま寝落ちしそうになったけど、風呂につかって目を覚まし、料理。ベーコンと野菜としめじの炒め物、卵焼き、豚しゃぶを作る。1時前に寝る。


10日(金)

朝8時前に起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。この日も喫茶店へ行き、読書とスケッチブック。相席になった方々が「給湯器の買い替えは相当な金がかかる」と話していた。本の発送。週末カレーを作ろうと思い、八百屋でパクチーとししとうを買う。安かった。帰って洗濯物をたたみ、本の整理をする。

開店。この日は発送準備をしつつ、ネット出品の作業や品出しをゆっくりやった。ひとつ作業の区切りがついたので、ここからすぐに次の作業に向かってノルマを立てたい。

閉店後、スーパーで梱包用の段ボールをもらい、ルクスに行ってココア飲む。絵を描きつつまいちゃんと話す。ダイゾー君も来る。帰ってまどと話し、少し本を読んで寝る。


11日(土)

8時頃に起きる。まどと歩いて喫茶店に行き、モーニング。コーヒーとピザトースト。「呪い」読み終え、「USO」3号読み始める。図書館へ行って本を借りる。家に帰ってカレーを作ろうと思っていたけど、だいぶいい時間になってしまったので今季初のしっぽくうどんを食べる。しっぽくうどんを食べると新潟の郷土料理「のっぺ」を思い出す。

開店。品出し、発送準備を進める。かなり冊数の多いセットものが売れたので、梱包にも力が入る。昼間はお客さんが少なかったが、夜になってから増えた。

今日はこれから本の発送をして、風呂に入り、カレーを作る。DVDも見たいが無理そう。

2021年12月8日水曜日

連絡(2021年12月06~08日)

05日(日)夜

まどとドン・シーゲル「ダーティ・ハリー」見る。黒沢清が雑誌のインタビューで「無意識とは思えない頻度で上ったり下りたりを繰り返していて、映画には作者がいるということに気づかされた」というようなことを言っていた。スコーピオの足にナイフを突き刺すシーンの、カットの切り替わりがかっこいい。


06日(月)

朝8時に起きる。朝ごはんを食べ、売れた本を梱包。外出。本を発送し、TSUTAYAにDVDを返却。八百屋に寄って帰る。小松菜のおひたしとたらのバター焼きを作る。ネット出品作業20冊ほど進める。

開店。品出しや本の整理などを進める。発送件数が多い。午前中に少し進めておいて良かった。東京の友人、山口晋似郎さんがデザインしたポスターを店ドアに貼る。SNSで見かけてすぐ注文したもの。まどはこの日編集者の方と遠隔で打ち合わせ。うれしい言葉をもらえた様子。

閉店後、まどと久しぶりに居酒屋へ。ライオン通りのよって屋に行く。偶然ダイゾー君とVJのツジタさんもいた。刺盛、じゃこカツ、骨付き鳥、トマト。どれもおいしい。ビールと麦焼酎の水割りを飲む。帰ってすぐ寝た。


07日(火)

定休日。朝8時頃に起きる。ゴミ捨て。朝ごはん。喫茶店に行ってカフェオレ。梅崎春生「怠惰の美徳」読み始める。荻原魚雷さん編纂によるアンソロジー。スケッチブックに絵を描く。隣の席の、午前中いつもいるおじいさんグループがアガサクリスティの話をし始めたので、思わず聞き入る。

店に戻り、作業。いくらでもやるべきことがある。しかし、その時の事業(と書くと、なんか大げさだけど)の規模に合わせて「やるべきこと」も変わってくるのが厄介だ。見極めが重要。2時間ほど作業をやって、紺屋町の風月さんでかしわ天うどん。カウンターに座り注文するタイプのお店で、値段は他のうどん屋さんよりも高めだけど、おいしかった。天ぷらは注文を聞いてから揚げている。帰って作業続き。やっているうちに気持ちがキリキリしてしまい、再び外出。また喫茶店に入って読書。スマートレターを買い、スーパーで野菜や調味料を買って帰る。

ウダウダしていたらいつの間にか時間が経ってしまい、結局まどが水炊きを作ってくれた。申し訳ない。食べ終えて洗い物をし、シャワーを浴びて、ベッドで読書。「怠惰の美徳」読み終える。「一時期」は傑作だ。


08日(水)

朝8時半頃起きる。朝ごはんを食べ、音楽を聴いたりキャンバスに絵を描いたりして過ごす。外を少し散歩。

開店。発送準備、品出し進める。月曜は天気もおかしくてお客さんは少なかったけど、この日は多かった。ネットでキャンバスを注文。

今日はこれからじっくり本を読む。

2021年12月5日日曜日

距離感(2021年12月04日~05日)

03日(金)夜

この日も23時まで残業。本を発送して料理。もやしと油揚げと小ネギの味噌汁、親子丼、水菜と大根のサラダを作る。シャワーを浴びて寝る。


04日(土)

朝8時に起きる。まどとモーニングへ。スケッチブックに絵を描き、平山悠「ナース・ウィズ・ウーンド評伝」続き読む。最近まどのマンガへの反応が各方面からあり、詳細は書けないけどいくつかうれしい話もあるので、古本の仕事は自分だけでなんとかしたい。

レンタカーを借りて、出張買取へ。今日は2件。1件目は画家の方の(元)アトリエ。壁の一面が本棚になっている広い空間で、200号くらいの大きなキャンバスが一角にたくさん立てかけられている。建築関係の洋書や雑誌が主な内容。ありがたい。自分は「画家のアトリエに本を買い取りに行く画家」だなあと思った。これはなんとなく自分と美術との距離感がそのまま表れているフレーズな気がする。西宝町のTSUTAYAでキーマカレーとパンを食べる。少し読書。みきちゃんと偶然すれ違った。その後、買取2件目。こちらは全集や郷土関係。本を降ろしてレンタカーを返し、スマートレターなどを買い足して帰宅。

まどと店番交代。少し休んで、作り置きのカレーと味噌汁を食べる。昼間はお客さんがとても多かったようで、夜も波はあるもののそこそこ来店があった。若い男性のお客さんから「何か小説を読んでみたいんですけど」と質問を受けたので、いろいろおすすめして片岡義男と色川武大をご購入。うれしい。新聞社の記者の方がいらして、取材を受ける。まどのマンガのことも書いていただけるようだ。

閉店後、二人で深作欣二「仁義なき戦い」見る。登場人物が多く展開が速い。圧倒的なテンションでまくられて100分があっという間。ヤクザの世界や裏社会には興味がないけど面白かった。疲れてすぐ寝た。


05日(日)

朝8時に起きて、シャワー浴びる。この日もモーニング。「評伝」読み終え、スケッチブックに絵を描く。スーパーで買い物してルヌガンガへ。以前から気になっていた「USO」3号を買う。しやさんや加瀬君が参加している雑誌。

開店。発送準備、査定進める。昨日の買取は非英語圏の洋書が多かった。調べるのに時間はかかるけど、勉強になる。お客さんからこの日もおすすめの小説はないかと質問を受ける。いろいろおすすめし、この日は庄野潤三と滝口悠生をご購入いただいた。記者さんいらして、諸々事実関係を確認。

今日はこれから映画を見る。明日の午前中はまたみっちり本の作業をやる予定。

2021年12月3日金曜日

駆け足日記(2021年11月30日~12月3日)

29日(月)夜

閉店後、本を発送してスーパーで缶チューハイ買って帰る。シャワーを浴びて、まどが焼いてくれていた肉をつまみながら飲む。TSUTAYAで借りていた藤本タツキ「ルックバック」「17-24」読み終える。まども既に読んだようで、お互いに少し感想を話し合って寝る。


30日(火)

朝8時前に起きる。この日は定休日で、出張買取と備品の買い出し。ゴミ捨て、朝ごはん。少しキャンバスを進める。

9時過ぎに出発。本を発送し、レンタカーを借り、TSUTAYAにマンガを返却して買取先のお宅へ。既に結束済みだったので、運んで積み込みだけやる。ありがたい。おしるこやコーヒーをいただきながら本や映画の話。カフカ、小島信夫、三島由紀夫など。一旦家に戻って本をおろし、昼ごはんを食べる。まどが昨日おかずを作っていてくれて助かった。再び出発し、ホームセンターに行って諸々買い出し。人感センサーを買う。店の入り口に設置して、上で作業していても来客に気付くようにする予定。

牟礼のRemzaさんに初めて行く。とても雰囲気のある空間。平山悠「ナース・ウィズ・ウーンド評伝」続き読む。店内のアンティークな雰囲気ともどこか通じ合っていていい感じ。この本は最初値段で買おうかどうか躊躇したけど、本当に労作だ。1時間ほど過ごして今度はサウナへ。出てからスケッチブックに少し絵を描く。店に荷物をおろしてレンタカーを返し、スーパーで買い物をして帰る。

料理。ごはんを炊き、大根と小松菜と油揚げの味噌汁、鶏肉の酢醤油炒め(花椒入り)、かぼちゃのサラダ、茹でブロッコリーを作る。久しぶりにじっくりと料理をしてとても充実感があった。晩ごはん用にオリーブはまちの刺身と冷奴を準備。定休日はこういう生ものを食べたくなる。まどが帰ってきてごはん。まどの次回作のアイディア出しをする。ストーリーが暗くなってしまいがちなのをなんとかしたいとのこと。

洗い物をして、書類をひとつ書いて提出。ホームセンターで買った棚の組み立てと本の整理を二人でやる。その後自分はネット出品作業と発送準備、ブログ書き。いつの間にか12時をまわっていた。いろいろやった一日だった。


1日(水)

朝8時前に起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。灯油を買いに行く。再び外出して銀行、コンビニ、スーパーなどまわる。ホームセンターで買ったセンサーの設定と取り付け。昨日買い取った本の整理。

開店。今日から年末いっぱいまで、また均一本半額セールをやることにした。売れてほしい。発送準備、本の整理を進める。出張買取の電話があり、近場なので明日一度行くことに。集中して作業していたらあっという間に夜。急に寒くなりお客さんは少なかった。ダイゾー君が来てくれて少し話す。

閉店後、スーパーから段ボールをもらって梱包し、出荷。まどと話す。疲れたけど疲れてしまったので、少し本を読んで、シャワー浴びてベッドに入る。横になった状態でスケッチブックに絵を描き、寝る。


2日(木)

朝8時前に起きる。9時間近く寝た。ゴミ捨て。朝ごはん。スーパーへ買い物。昨日電話をいただいた買取先へ。建築や芸術関係が中心で、貴重な洋書も多い。週末引き取りということになる。スコップビーンさんでコーヒーをテイクアウトして帰る。

作業がたまっているので1時間早く開店。発送準備、本の整理などを進める。今日はお客さんそこそこ。均一本がよく売れる。

閉店時間を過ぎてからも作業継続、23時までやる。本を発送して風呂。スケッチブックに少し絵を描き、本を読んで1時頃寝る。


3日(金)

朝8時頃に起きる。ゴミ捨て。朝ごはん。午前中はネット出品作業を進める。函入りの単行本70冊ほど。香川県で震度4の地震。久々に揺れた。

開店。先日の出張買取分も含め品出しを進める。本の整理も進める。先日お電話いただいたお客様が来店され、全集がいろいろあるんだけど買取は可能か、と問合せを受ける。端本をお持ちいただいたので、見積りする。明日早速買取に伺うことになった。堀金君と平尾君来てくれて、少し話す。平尾君はおすすめするとけっこう買ってくれるので、紹介にも力が入る。今日も閉店を延長して本の整理。

これから本の発送をして料理。