2020年5月31日日曜日

2020年05月29~31日

28日夜

まどが明日の弁当のおかずを作ってくれていたので、料理しなくてよくなった。
ニュースを見て暗い気持ちになってしまう。

原田治「ぼくの美術ノート」読み始める。芸術新潮での連載をまとめたもの。赤塚不二夫、小村雪岱、ブラッサイ…次は何がくるのかとわくわくする。文章の心地よい軽さをさらに引き出すような服部一成さんの装幀も素晴らしい。


29日

朝7時起き。最近さらに早起きになってきた。午前中の光が好きだ。
「ぼくの美術ノート」読み終え、スケッチブックにボールペンで少し絵を描く。

久しぶりに出張買取へ。段ボール1箱ほどということで、カートを持って電車で向かう。良い本がたくさん。しっかり売りたい。

開店。店頭買取2件。品出し進める。お客さんは多いけどあまり売れない一日。良い本を棚に出せている実感が救い。
そういえば、開店した当初は「古本屋なんて儲かるの?」と聞かれることが多かったけど、最近はあまり聞かれなくなった。何年か続いて街の風景になじんできたのか、テレビや雑誌などへの露出の影響か。

ビール1本飲む。
マーガレット・アトウッド「侍女の物語」読み始める。


30日

朝8時起き。
この日は9回目の結婚記念日で、土曜日はまども仕事が休みなので、店を休んでドライブ。喫茶店でモーニングを食べて、レンタカーを借りる。

鬼無の小麦堂というパン屋さんに行く。山の中腹にある、森に囲まれた小屋でやっているお店。現在一組ずつのみの入店という形式をとっていて、外に1メートルほどの距離をとりつつお客さんが並んでいる。たくさんの猫にまど興奮。
五色台にあるお寺に行き、ベンチに座ってパンを食べる。
雑貨屋さんを見たり、コーヒーを飲んだり、荘内半島をぐるっと一周したりして、高松へ戻る。香川は景色の起伏があってドライブが楽しい。

raiさんでごはんを食べながらまどといろんな話。お互いの家族の話とかを久しぶりにした。長い時間一緒にいないと出てこない話題もある。

帰ってからもいろいろ話す。ずっと運転していて疲れたのか、いつの間にか寝ていた。橋本愛の自宅に遊びに行く夢を見た。


31日

朝8時半に起きる。外は雨、午後から止む模様。

料理。鶏むね肉の親子丼、トマトと新玉ねぎのサラダ、ほうれん草おひたし。
時間が足りなくなり、読書はできず。

開店。発送準備、品出し。店頭買取4件。
土日のお客さんの少なさが、緊急事態宣言解除後もあまり変わっていない気がする。Twitterでも、他の古本屋さんが同じような内容のツイートをしていた。ネットや通販での売り上げも以前ほどではなくなってきている。本当に厳しくなるのはまだこれからなのかもしれない。

宮崎さんからDONATION ZINE、大林さんからpoporepo届く。

最近Twitterを見ていて気分が落ち込むことが多いけど、レコード屋さんが新入荷ツイートで投稿しているレコードの画像を眺めるだけで、なんだか気分が落ち着いてくる。

疲れた。ゆっくり本を読みたい。

2020年5月28日木曜日

2020年05月28日

27日夜

永島慎二「愛と死の詩」読み始める。
ハイキングの疲れかうとうとしてしまい、早めに寝る。


28日

朝7時前に起きる。さわやかな陽気。「愛と死の詩」読み終える。

料理。小松菜とにんじんとあさりを、にんにく、塩、唐辛子で炒める。ポテトサラダも作って、トマトも切っておく。

喫茶店でモーニング。古山高麗雄「プレオー8の夜明け」読み始める。ハレクモさんと神戸で飲んだ時、戦争中の日常の描かれ方について話したことを思い出した。「白い田圃」の終盤、感情を通わせていた捕虜の女性を逆さ吊りにして拷問する場面はつらい。どこかユーモラスに書かれているのが、異常な価値観が普通になってしまった日常を、かえってリアルに浮かび上がらせている。
八百屋とスーパーに寄って帰る。

絵をやる。1日1時間だけでも何かしら進めたい。

開店。店頭買取3件。大林さんへZINEの取り扱いについて連絡。
スリップ作り、店のチラシ増刷、品出し。

馬場さん来てくれる。馬場さんはsaladという名前でサウンドパフォーマンスをやっていて、CDも出している。今度1枚売ってもらうことになった。

休憩。「プレオー8の夜明け」読み終える。
今日の一箱の入れ替えは、まどが選書。いろんな人にやってもらうのも面白そうだ。

これから料理。明日は午前中から出張買取。

2020年5月27日水曜日

2020年05月27日

26日夜

まどと夕ごはんを食べる。まどが「最近は誰とも話してない気がする、寂しい」と言う。自分も日ごろたいして人と話していない。でも、これくらいで生きているのがちょうどいいような気もする。
会話はコミュニケーションの在り方のごく一部に過ぎないとはわかっていても、とらわれてしまう自分がいる。相手に好印象を持たれるための会話術とか、ディベート技術とか、意識するだけで疲れるし、余計言葉がこわばってしまう。わずかな言葉しか交わしてないのに、頭の中で存在が残り続ける人もいるし、そっちのほうが好きだ。

「三倍の日常」冊子版のデータ制作。紙にしてみると、思ったよりも長い。先は長そう。

自分に図らずも残っていた偏見や劣等感がふと会話の中の一言ににじんでしまい、それに羞恥心を覚えてにやりと笑うことがある。その羞恥心を感じ取ったほうも、とっさに相手への許しの感情を示すため笑い返す。

坂口恭平「現実宿り」読み進めて寝る。


27日

朝7時起き。昨日のハイキングの影響で、お尻が筋肉痛。小松菜のおひたし作る。読書。ごはん。
キャンバスに絵を描く。1枚下塗り。完成まではいかず。少しずつ進める。
公園に行って読書。

YOMSにもよく来ていただいていて、自身が書いた小説で半空文学賞も受賞している中川さんが、ルヌガンガで古本市をやっているというので行ってみる。高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」購入。中村さんと少し話す。

開店。品出し、発送準備。

藤井さんと大林さんが来てくれる。藤井さんが、レジのビニールシートを「違和感ないなあ」とほめてくれる。大林さんといろいろな話。共通の知人が多いので、どの話からすればいいものやら迷ってしまう。楽しい。

今週の土曜日は結婚記念日なので、店を閉めて、まどと荘内半島までドライブに行くことにした。いくつか寄りたい場所もある。

ゆきのちゃんがYOMSMAGの感想をくれて、さっこさんは特別なエピソードとして語りそうな出来事を自然に語っているのが良い、と言っていた。確かに。なかなかできることじゃないな。

休憩、「現実宿り」読み終える。

これから料理をして、絵を描く。

2020年5月26日火曜日

2020年05月25~26日

24日夜

「季刊文科」68号、堀江敏幸と吉増剛造と青木健による、小島信夫をめぐる鼎談の記録を読む。堀江敏幸と小島信夫が「新潮」で対談を行った際、小島信夫の声が小さすぎて内容が半分以上聞き取れず、編集者から「小島さんの発言を覚えておられたら、堀江さんが書き足してください、小島さんもそれで問題ないとおっしゃいます」と連絡があったという。まるで小島作品の中での出来事のようだ。わざと小声でしゃべったのだろうか。

少し文章を書く。韓永大「柳宗悦と朝鮮」読み進める。


25日

朝7時半に起きる。だんだん蒸し暑くなってきた。

また公園に行く。毎朝来たい。1時間くらい公園にいるとかなり気分が開放されてくる。
スマートレターを買って帰る。ノートにマーカーで絵を描く。弁当のおかずはまどが作ってくれていた。

開店。今日もお客さんが多く、けっこう売れる。品出し進める。一箱も入れ替え。

古本屋がこんな本を読んだとか買ったとか細かく記録して公開するのは、自分の趣味を明らかにしすぎるということで、あんまり良いことではないかもしれないと思ったけど、そのままにする。店の品ぞろえも自分の日々の読書も、幅広いと言われることもあれば偏ってると言われることもあるし、気にしていたらきりがない。

閉店。ハイボール飲みながら、forestlimitのライブ配信を見る。DekishiさんとカタルナイシンさんとNODAさんのセッションすごい。Dekishiさんのアルバム楽しみだ。
最近またよくお酒を飲むようになった。

「柳宗悦と朝鮮」読み終えて寝る。絵描けず。


26日

朝8時前に起きる。ごはん。昼過ぎから雨が降るらしい。もう梅雨が近づいている。

9時ごろに外出。歩いて峰山公園に行く。公園は山の上にあって、登るための道が何本かある。この日は八幡神社の脇を抜け、旧市民病院の前を通り、遊歩道を抜けて登っていった。思っていたよりも長い道のりで、汗をかく。きれいな、お金のかかったお家が多い。薪ストーブの煙突が伸びている。1時間くらい歩いて、公園の芝生広場に到着。高校生や、ママさんグループが何組かいる。

東屋で開高健「日本人の遊び場」読み始める。
「だいたいわびしさとかさびしさとかいうものは私たち日本人にとって”味の素”みたいなものなのである。手にふれるもの、目にふれるもの、なんでもかんでもかたっぱしからこれをふりかけないではいられないのである。」

帰り、途中にあった峰山はちみつの直売所を見る。はちみつトーストと飲み物のセットが500円で安い、しかし雨が心配なので、帰ることにする。

久しぶりに松下製麺所でうどん。昼休み前ですいている。イカ天乗せる。うまいなあ。向かいの久保酒店さんで、香川の日本酒「凱陣」の酒かすが売られていたので購入。以前minamoで個展をやっていた但馬さんが、この酒かすをあっためた豆乳に溶いて出していて、おいしかった。

帰って、早速酒かすを豆乳に入れて、はちみつも加えてみる。やっぱりおいしい。
「日本人の遊び場」読み終える。レジで少し事務作業。

外出。不二書店さんが昨日から通常営業を再開されたと知り、向かう。小島信夫「暮坂」、田中小実昌「港みなと」購入。思った以上の金額になったけど、しょうがない。
スーパーと八百屋に寄って帰り、鶏むね肉の酒かす味噌漬けを仕込む。先週は初めて自分で餃子を作った。定休日はあまり作ったことの無い料理に挑戦する雰囲気になってきている。早めの風呂。

坂口恭平「現実宿り」読み始める。めちゃくちゃ面白い。坂口さんはそういえばルーセルが好きだったな、と思い出す。
「わたしたちは夢を見た。森の夢を見た。そして、その情景を今、言葉に置き換えている。むしろ、書きながら、わたしたちは自分たちが見てきた光景と再び会っている。いや、夢の光景をもっと広げているのかもしれない。」
「わたし」で書き進められていたところに「わたしたち」がいきなり挟まって、体験の主体が変化する箇所がいくつか出てくる。

今日の夜は「三倍の日常」の原稿データを作るか、絵を描くかのどっちか。

2020年5月24日日曜日

2020年05月23~24日

22日夜

本の出荷ついでに炭酸水とカルパスを買い、帰ってハイボールを作って飲む。
山本健吉「私小説作家論」読み始める。


23日

朝7時半に起きる。まどと南珈琲へモーニング。
レンタカーを借りに行く。一旦家に戻って自分は降り、まどは買い物へ。洗濯、風呂やトイレのそうじ。読書。

開店。もう日中は暑くなってきた。

まどと交代し、車で出発。以前買取で伺ったお客さんから、不要なキャンバスをいただく約束をしていた。8、10、15号のキャンバスを全部で15枚ほど引き取る。ほかにも安いVANSのスニーカーを買ったり、本を買ったり、ぶらぶらする。ブッツァーティ「タタール人の砂漠」、原民喜「幼年画」、村上春樹「職業としての小説家」購入。

レンタカーを返して、夕方の商店街を歩く。人通りが多い。八百屋に寄る。
帰ってほうれん草、トマト、しめじのパスタを作る。

まどと店番を交代。買取でたくさん本が入っている。売れた本の梱包と少しの品出しで、あっという間に閉店間際になる。

閉店。この日もハイボール。「私小説作家論」読み終え、ホフマン「黄金の壺」読み始める。


24日

朝8時前に起きる。
ごはんを食べて公園に行く。「黄金の壺」読み終える。

帰って料理。オムレツ、豚しゃぶ、たたきキュウリを作る。トマトも切っておく。
まどがコーヒーをいれてくれた。韓永大「柳宗悦と朝鮮」読み始める。

部屋のそうじ。洗濯。
2階ベランダに取り付けられた謎の不要な照明を、ブレーカーを落として線を切り、ビニールテープを巻いて絶縁する。

開店。店頭買取2件。ひたすら品出し。
お客さんは多いけど、買っていく人は少なかった。
半袖でいると寒くなってきて、パーカーを羽織ると途端に暑くなる。調節が難しい。

常連のMさんから、鬼無の小麦堂というパン屋さんを教えてもらう。
https://www.sanlabo.net/shop/shop.shtml?s=1050
鬼無だから高松市街からそんなに遠くないけど、画像を見るとかなり山の中にあるようだ。行ってみたい。

疲れたので、ちょっとだらだらします。

2020年5月22日金曜日

2020年05月22日

21日夜

店の冷蔵庫やキッチンまわりのそうじ。
スーパーに行って肉などを買い出し、カレーを作る。

内沼晋太郎「これからの本屋読本」読み終え、乗代雄介「本物の読書家」読み始める。


22日

朝7時に目が覚める。そんなに暑くもないのに、自然と早起きできることが多くなった。

年末に買取でうかがったIさんと電話。買取の際、本のほかに不要なキャンバスもたくさんいただいて、最近はそれを塗りつぶして絵を描いている。明日午後にまた何枚か引き取らせていただけることになった。

市役所へ。滞っていたマイナンバーカードの受取を済ませる。開所直後に行ったので空いていた。公園で「本物の読書家」読む。併録された「未熟な同感者」は小説と評論をいったりきたりしているような文章。

帰って絵をやる。10号キャンバスを1枚下塗り。消して描いてを繰り返して、何か面白いものは出てこないか、じっと待つ。

開店。取り置きの連絡をいくつかいただく。店頭買取1件。
wellの高原さんに頼まれていた原稿を仕上げて送る。

Twitterで「自分に対する批判に出くわした時は、まず、できるだけ大きい声で『えっ?』と口に出してびっくりしてみることだ」といった内容のツイートを見かけた。なんとなくわかる気がする。でもこれってどういうことなんだろう。自分の中に生まれようとする激しい感情を一旦やわらげよう、ということなのか。

「本物の読書家」読み終える。
今日は疲れたので、早めに寝たい。

2020年5月21日木曜日

2020年05月21日

朝8時起き。

ごはん食べてシャワー。内沼晋太郎「これからの本屋読本」読み進める。ルヌガンガの中村さんが参加した鼎談も収録されていて、中村さんは開業資金にうちの十数倍のお金を用意していたことを知る。それに加えてクラウドファンディングもやっていた。本当にお店によってお金のかけ方・かかり方は様々だ。

絵をやる。10号のキャンバスを下塗り。8号のキャンバスがいいとこまで進む。

開店。開けた途端にお客さんが来てくれて、人の流れが緊急事態宣言以前に戻りつつあるのを感じる。どう段階を踏んで宣言前の状態にまで戻していくか、焦ってもいけないし、迷う。親子連れが絵本を買ってくれてうれしい。
吉野さんから送っていただいた「ようかいどく」3号を品出し。

ネットで購入していた、小島信夫「私の作家評伝」(1975年、新潮選書)が届く。全3巻。1巻の表紙で自身について「昔なら当然死んでもいい年齢」と書いている。執筆当時は還暦手前だけど、さらにそれから30年生きることをもう既にこの時知っていてうそぶいてみせたように感じてしまう。しかも作風がさらに変化を見せるのは還暦を過ぎてからだ。すごい。

時宅のモモさんが来てくれて、立ち話。

日記を長く書かなくなって良くなったので(といっても勝手に自分に課していたというだけだけど)、時間にも気持ちにも余裕が出てきた。
今日はこれから店の冷蔵庫の掃除をする。

2020年5月20日水曜日

2020年05月19~20日

18日夜

料理。きゅうりとささみと細く刻んだ昆布を、ごま油や塩、豆板醤などで和える。トマトと玉ねぎをにんにくで炒めて、卵とチーズを入れる。

テッド・チャン「あなたの人生の物語」読み終える。


19日

朝7時半に起きる。
ごはんを食べて、港まで散歩。30分弱かかる。スーパーでオレンジジュース買う。風が強い。

ベンチに座って、阿部昭「千年」読み始める。奇妙な感情のゆらぎを捉えた文章に引き込まれる。
「わたしが女の大きな乳房をらんぼうに掴むと、彼女は、『あなたのお母さんのようでしょ?』と言った。わたしはここで母のことは思い出したくなかったので、そんな話はごめんだった。だが女はわたしの身元を知りたがっているようで、今度は別のことをたずねた。」
「父は息子にたいしても、『斬ってやる!』などと叫んで日本刀を持ち出してきて、かえって自分のほうがふるえてしまっているそんな男のように思われた。」
2つとも、「千年」に収録された中編「父と子の夜」からの引用で、この他にも主人公が息子のことを「これ」とまるで物のように言ったかと思ったらすぐにその言い方をやめたりする箇所などがある。昨日YouTubeで安部公房の講演を聞いていたら「親が死んだときに感じる抗えない解放感」について語っている箇所があって、そのことも思い出した。こういう感情に対して「いけない気がする」「しかしそれも含めて人間だ」などと逡巡してしまうのは、一体どういうわけだろう。

靴を見て買うのをやめて、公園に行って「千年」読み終え、帰る。

昼ごはんを食べて、鴨川つばめ「マカロニほうれん荘」読み始める。これは秋田書店から出ている全3巻の文庫版。コミックスは全8巻なのに短すぎないか?と思いながら読んでいたら、話の順番も適当で、抜けてる話もある。しかし本当に面白い。

1時間昼寝して、レジで事務作業。本の出荷ついでに、酒屋へビールを買いに行く。そのままスーパーへ買い出し。
夕ご飯に、初めて一から自分で餃子を作ってみる。ビールがうまい。

こないだTwitterに描いた絵を投稿したら、思った以上に反応があってうれしかった。この日も絵を描きたかったけど、疲れて寝てしまう。


20日

朝7時半起き。「マカロニほうれん荘」読み終える。

絵を描く。途中まで進めたキャンバスの続き。1枚完成。ちょっと画面がごちゃごちゃしがちになってきた。

開店。念入りにそうじ。ネット・通販ともに売れている。最近発送準備だけで店にいる時間の半分以上が過ぎている気がする。売れるのはありがたいことだけど、なんだかもどかしい。
Andrew Weatherallの昔のDJ mix聞きながら作業。少し品出し。
https://www.youtube.com/watch?v=O1I2GGC9ylE

豊島の吉野さんから「ようかいどく」3号、イーストプレスから香山さんの「ベルリンうわの空」10冊届く。
棚が荒れ気味だったので整理。お客さんが少ないと油断してしまう。民俗学関係などが若干足りなくなってきているか。

「DONATION ZINE」、入荷分が早くも売り切れ。各所で話題になっているようで、増刷を検討しているらしい。追加納品をお願いすべきか迷う。ZINEの性質(販売店側に売上100%バック)を考えると、うちよりも金銭的に困っているお店に在庫をまわしてもらって、そちらから買ってもらうほうが良いような気がする。

休憩、内沼晋太郎「これからの本屋読本」読み始める。内容は全文ネットにも公開されているけど、黙々と読むにはやはり本のほうが集中できる。

本読んで、絵描いて(毎日そればかり)寝ます。

2020年5月18日月曜日

2020年05月17~18日

16日夜

閉店。雨やんだ。売れた本の出荷。
少し本を読み始めて、全く集中できずやめる。コンビニに行ってビールとおつまみを買い、家でProtestRaveの配信を見ながら飲む。今月に入って初めてお酒を飲んだ。行松陽介さんのDJ本当に素晴らしい。


17日

朝8時起き。
料理。実家から送ってもらったきぬさやを茹でて、親子丼を作る。昨日作ったナムルも加えて弁当完成。

まどと久しぶりに南珈琲店へ行き、モーニング。店内の人手はほどほど。
高松市美術館にねこ絵本原画展を見に行く。瀬川康男、馬場のぼる、きくちちきなどなどのかわいくて力強い作品に見入る。
馬場のぼるの11ぴきのねこシリーズは、みんな言うこと聞かなくて、すぐ失敗して、あんまり反省してなくて、すっとぼけているのが、見てて楽しい。許されるような気分にもなる。

店に戻り、開店。店頭買取2件。通販の依頼も1件。沖縄のヤマザキOKコンピュータさん、東京の宮崎さんからZINE届く。ダイゾー君来てくれて、お互い貸し借りしていた資料を返却。

外は晴れていて、少し湿度が高い。Talking Headsのライブ音源を聞いていたらドライブに行きたくなった。

YOMSMAGがこの日は店頭でもよく売れて、冊子版の在庫がなくなってしまった。増刷しようと思ったらインク切れ。

閉店。ヤフオクに張り付き、小島信夫「私の作家遍歴」全3冊セット署名入りを狙う。12000円まで粘るが、入札できず。署名入りはもう一生見ることがないだろう。

テッド・チャン「あなたの人生の物語」読み進めて寝る。


18日

朝7時半起き。コーヒーとチョコレートを控えるようになって、体調が良い気がする。読書。

外出。プリンターのインクと、レターパックと、野菜を買う。帰ってほうれん草のおひたしを作る。まどが弁当用に煮卵、茹でたにんじん、焼いたベーコンを作ってくれていた。

開店。この日は夜にかけて雨。
ウェブショップでたくさん売れている。最近はいくつかの商品をまとめて買うお客さんもけっこういてありがたい。ウェブでも商品を選ぶ楽しさが出せているのかなという気がしてくる。
YOMSMAGを10部増刷。

「三倍の日常」11~17日分を更新する。
https://note.com/yoms
思ったより店の作業が忙しくなってきたので、今回の更新でひとまずやめることにした。

今日は本を読んで寝る。
明日は定休日。ゆっくり本を読んだり、絵を描いたり、映画を見たりしたい。

2020年5月16日土曜日

2020年05月15~16日

14日夜

閉店後、料理。スズキの塩焼き、卵焼き、新じゃがの甘辛煮。新じゃがが、なんだかやたらと苦い。光に当たりすぎていたのかもしれない。


15日

朝8時前に目が覚める。最近早朝に一度目が覚めることが多い。
スズキナオ「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」読み進める。河川敷で焚火しながら缶ベキューやりたい。
スーパーに買い出し。肉や卵や調味料を買う。

久しぶりにキャンバスに絵を描く。1枚下塗り。自分は今「古本屋が趣味で絵を描く」をやれているなと思う。

開店。緊急事態宣言解除の影響か、お客さんが多い。多いといっても、店内が混雑するほどではない。YOMSMAGに寄稿していただいたヤジベエさん、どろん堂さん、サンズイ舎さん&一花書店さんに献本を送る。

昼ごはんを食べながら、阿部公彦が小島信夫「残光」について書いた文章を読む。
https://booklog.kinokuniya.co.jp/abe/archives/2007/12/post_15.html
小島作品にひそむおかしみについて書かれていて、読みながら笑ってしまった。

閉店。売れた本を出荷。「深夜高速バス~」読み終え、テッド・チャン「あなたの人生の物語」読み始める。今年はSFも少しずつ読んでいきたい。


16日

朝9時起き。外出して、パンやジャム、ウインナーを買いに行く。帰って料理。ウインナーを焼いて、オムレツも作る。
昼ごはん用に野菜炒めを作る。

開店。今日も雨が降ったりやんだり。月曜までこの調子らしい。発送準備、「ミツザワ通信」品出し。

夕方、少しまどと交代して外出。ガス代の支払い、コピー用紙と製本テープ買い出し、本の発送、MOTIFでカワイハルナさんの個展、ルヌガンガで注文していた「首里城への坂道」購入。
タイラーメンを茹でて、野菜炒めを乗せて食べる。

ヤフオクで狙っている本がある。迷う。
本読んで寝ます。

2020年5月14日木曜日

2020年05月08~14日

最近日記の更新できてないなと思っていたら、前の更新から1週間も経ってしまった。
ボログの内容をより細かく書いた「三倍の日常」は定期更新しています。
有料ですが、良かったらご覧になってみてください。
https://note.com/yoms


08日

朝8時過ぎに起きる。

市役所へ。マイナンバーカードについて問い合わせ。22日に取りに行くことに。開放された会議室でサミュエル・ベケット「モロイ」を読む。

スーパーと八百屋をまわり、帰って料理。小松菜、にんじん、しめじ、ちくわの炒め物。トマトと玉ねぎのサラダ。焼いたベーコン。

開店。品出しを少しずつ進める。昨日さっこから届いたCDRを聞く。
こないだ入荷した、タウン情報かがわのネタコーナーの投稿を集めたムック本「笑いの文化人講座」、4冊全て売れる。

閉店。売れた本の出荷。「モロイ」読み終える。
斎藤潤一郎「死都調布」読み始める。装幀はyomsでもカレンダーを扱っている鈴木哲生氏。
ベッドに横になって本を読んでいると、近くで作業しているまどが絵の仕事でかなりストレスをためているのがわかる。昼間に市役所の会議室でベケットを読んで、夜はストレスでうなる妻のそばで死都調布を読むという一日。


09日

朝8時過ぎ起き。「死都調布」読み終える。

外出、レターパックやスマートレターを買いに行く。帰って、ごはんを炊いて、ささみの胡麻マヨネーズ和えを作る。

開店。この週末はこれから雨になる模様。香川県の休業要請期間は終了したけれど、この土日いっぱいまで休業するお店も多いようだ。

雨も降ってきて、何かさっぱりした本が読みたくなり、庄野潤三「早春」読み始める。神戸に行きたくなる。

閉店。本の出荷。自分の本棚から何冊か好きな本を取り出して、並べて遊んでみる。楽しい。意外と詩集を持っていることに気がついた。北園克衛、尾形亀之助、原民喜、八木重吉、黒田三郎、山之口貘、など。俳句や短歌は尾崎放哉、西東三鬼、齋藤史、富小路禎子など。


10日

朝8時起き。

スーパーへ行く。肉や魚、ふりかけ、納豆などを買う。帰って料理。ハンバーグを作る。なんだか全くやる気が出ない。まどが残りのおかずを作ってくれることになる。もっと日光を浴びるべきか。

開店。買取2件。夕方から雨。天気予報を見ると、なんと明日の最高気温は29度。数日前は風が肌寒かったのに。これでは気圧の変化で体調もおかしくなる。

まどが、制作を進めていた雑誌「YOMSMAG」の修正版データを仕上げてくれたので、ウェブショップにアップロードし、SNSで告知する。
https://yoms3110.thebase.in/
PDF版が350円、冊子版が400円。ありがたいことに、PDFも冊子も早速何冊かご購入いただいた。ついでにとほかのzineや古本を買ってくださるお客さんも。うれしい。

夕方まどと少し交代。夕ご飯用に、青梗菜のおひたしだけ作って足す。

日記を書いたりしていたら時間がかかってしまい、22時半ごろ閉店。
料理。青梗菜とにんじんのおかか和え、サバの塩焼き、粉ふき芋、蒸しなす。


11日

朝8時起き。ミルクボーイのラジオ聞いてみたら面白かった。

公園で読書。空は快晴。やっぱり前日にごはんのおかずを用意しておくと、空が明るい時間帯に余裕ができて良い。「早春」読み終える。
家電量販店に行き、プリンターインクと、YOMSMAG用に少し高めの印刷用紙を買う。
また公園に戻り、笠原美智子「ジェンダー写真論」読み始める。

開店。昨日在庫の問合せをいただいたお客さん、5冊ほど通販でご購入いただけることになった。うれしい。

埼玉県のうらわ美術館が、「Art into Life」という企画でフルクサスにも参加していた塩見允枝子の作品を取りあげている。うらわ美術館にフルクサス展を見に行ったのはもう15年前だ。日本の公立美術館で、こんなにフルクサスを丁寧に紹介し続けるなんて本当にすごいことだと思う。
http://uam.urawa.saitama.jp/

「三倍の日常」5月4~10日分を更新。今回は読んだ本からの引用や感想が多めで、日々の読書雑記ぽくなってきた。

夜の22時過ぎまで日記を書いたりする。豚肉のしょうが焼きだけ作って寝る。


12日

朝8時起き。やっと定休日。

午前中から公園へ。ほとんど人がいない。テーブル席が空いていたので、座って「ジェンダー写真論」読み進める。
本屋、100均、八百屋に寄って帰る。昼ごはんは昨日作っておいたおかずがある。

店のレジで売れた本の発送準備をしつつ、YOMSMAGの印刷を進める。日当たりの良い寝室で、日曜天国聞きながら製本。またレジに戻って、さらに印刷。

東京の知人の宮崎さんから久しぶりに連絡。売り上げが全て販売店に還元される「DONATION ZINE」を作ったので、置いてもらえないかとのこと。沖縄のヤマザキOKコンピュータさんからも、新しいzineを作ったと連絡ある。いろんな人がこの状況で何かを作っていて、うれしくなる。

料理。明日の弁当用にみつばの卵とじと、しめじ、にんじん、ナス、ささみのオイスターソース炒めを作る。夕ごはんはほうれん草、しめじ、ナス、ささみの和風パスタ。

レジに戻り、またひたすら製本作業。40部ほど完成、発送。
宮脇さんが来てくれた。YOMSMAGには宮脇さん撮影の写真も使わせてもらっている。献本。

12時に寝る。次に読もうと思っていた山下澄人「ギッちょん」を、夢の中で読んだ。歩行者に注意せず左折しようとしてくる車に向かって主人公がキレる、という描写があった。朝5時くらいに目が覚めてしまい、「ジェンダー写真論」読み終えてまた寝る。


13日

朝8時起き。

こないだ左胸が苦しくなって以降、どうも肋骨の真ん中あたりが痛い。左胸の痛みは子どもの時からの慢性的なもので、肋骨の痛みは初めて。熱や咳など風邪の症状はなし。
呼吸器内科と整形外科に行き、レントゲンやCTをとってもらう。肺、骨、椎間板、血圧、血中酸素濃度、何も問題ないとのこと。なんだろう。
山下澄人「ギッちょん」読み始める。昨日夢に見たような描写は特になかった。

帰宅。店を17時から開けることにする。
なんだか気分を変えたくなり、鈴木清順「けんかえれじい」見る。笑った。

図書館へ本を返しに行く。月末まで休館かと思っていたら開いていた。若干人多め。さっと借りて出る。公園で読書して帰る。

以前徳島県の方から出張買取の依頼があり、そのままになっている。今は県境を越えて移動するのは気が引ける。

日記を書いていたら、また閉店時間を大幅に過ぎ、22時ぐらいになってしまった。
風呂に入って、トマトと玉ねぎのサラダを作り、本を読んで寝た。


14日

朝8時起き。

今日も公園で読書。家でコーヒーをいれて持って行く。どうも自分はカフェインを摂りすぎている気がしてきた。コーヒーも高カフェインのチョコレートもしばらくやめようと思う。豆乳や麦茶にしよう。
「ギッちょん」読み終え、スズキナオ「深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと」読み始める。

帰って、ほうれん草のおひたしを作る。開店。実家から米と野菜が届く。

以前に出張買取で伺ったお宅のご夫妻が来店。小島信夫は読まれますかと聞くと、読むよ、お茶の水駅で本人を見たこともある(小島信夫は長年明治大学で教えていた)、とおっしゃっていた。自分がまさに読みたかった「私の作家遍歴」は、なんと雑誌連載時から読まれていたそうだ。

今日は早めに閉めて、ゆっくり休もうと思う。

2020年5月7日木曜日

2020年05月04~07日

04日

朝8時過ぎに起きる。

「老いと踊り」読み進める。日本の「芸」は、踊り手の人格と劇中の人物の人格が同時に存在することを尊ぶ。能についての記述も興味深い。佐渡に行きたくなる。

フランスパンを切って、スプレッドチーズを乗せてレンジで焼く。残っていたカレーをつけて食べる。
外出。郵便局へ本の発送。人が少ない。

開店。店頭買取1件。雑誌、料理本など。休憩も無しでどんどん品出しする。

「小島信夫の本はありますか」と、お客さんから質問を受ける。一瞬驚いて、「小島信夫がお好きなんですか?」と聞くと、このブログを読んで気になったとのこと。お店をやっているといろんなことがあるもんだ、とうれしい気持ちになった。「アメリカン・スクール」「女流」「実感・女性論」と、3冊もご購入。「美濃」や「別れる理由」以降の、メタフィクション要素が強い作品も薦めたかったけど、あいにく在庫なし。今回の3冊がきっかけになって、後期の作品にも入り込んでもらえたらうれしい。

閉店。本当に疲れてしまい、本の出荷ついでに公園で散歩。帰ってしばらく放心。「老いと踊り」読み終え、多和田葉子「百年の散歩」少し読んで寝る。


05日

嫌な夢を見て、胸が苦しくなって目が覚める。お湯を飲んで二度寝。

ごはんを食べて、朝風呂に入る。まどがスコップビーンさんで買った豆でコーヒーをいれてくれた。少し打ち合わせ。

昼ごはんは、お隣のれんげ料理店さんでランチ。れんげさんは人気の居酒屋で、普段は夜営業のみだけど、最近はランチ営業もされている。混んでいることが多くてなかなか行けなかったので、この機会に来れて良かった。
そのまま公園へ散歩。本を読んでいる人も多い。

店に戻る。日記を書いて、売れた本の発送準備をし、ポストへ出しに行く。
スーパーへ買い物に行き、帰って料理。ほうれん草とゆで豚を乗せたそうめんを作る。薄味を狙ってみたけど出汁の旨味が足りず残念。

朝風呂が良くなかったのか、どうも体調が悪い。水を飲んですぐに寝る。途中起きて、「百年の散歩」を読み進めた。


06日

朝9時頃に起きる。体調まずまず回復。この日は公園コンサートに配信で出演。公園コンサートは友人の直嶋岳史さんが長年やっているイベントで、自分は第一回から断続的に参加している。今回はK/A/T/O Massacreというイベントとの共同開催。

公園コンサートの思い出をいくつかツイートする。
「公園コンサートは、とにかくみんな異常なほど『受け入れる準備』ができている。会場に出演者が来なくて、その人がどこかでやっているということだけは知らされていたからその出演時間はやっていることを想像しよう、という回もあった。『出演』や『演奏』が融ける。」
「別の回。会場に突然知らない人がやってきて、『○○さんはいませんか』と言う。○○は出演者だけど、来ていない。『いや、来てませんよ』その人はものすごく動揺した表情をして帰ってしまった。○○は、その人を自分の出演時間に合わせて会場に誘って、自分は来ないという演奏をしていた。」
「こうやって並べてみると、自分にとって公園コンサートの面白いところのひとつは『不在』だったのかなと思う。自分はふつうにパフォーマンスぽいことを考えてやっていた。平間貴大と古田直人がとにかくすごかった。」
最後のツイートで平間と古田がすごかったと書いているのは、この2人が現場に来ない演奏をよくやっていたからだ。特に厄介なのは古田で、平間は「行かない」とはっきり言うので「そうなんだな」と思えるのだけど、古田は来ているのかそうでないのかわからない時が何回かあり、現地でやっている出演者は遠くで何か変な音がしたりするたび「あれは古田の演奏では」と疑心暗鬼になっていた。結局それは古田の演奏ではなかった。しかし、確かにあの時は演奏を聴いていたのだと思う。あんな演奏はそうそう聞けるもんじゃない。

結局この日自分は電波状況の関係で店の中で演奏した。キャンバスをひもで吊り下げて操作するライブ。
店のレジに戻ったらやることがたくさんあって、店頭買取も入り、ドタバタして他の人の演奏はあまり見れず。ずっと作業して、あっという間に22時を過ぎてしまう。

「百年の散歩」読み終える。


07日

朝8時起き。火曜日の夜ずっと寝ていたせいか、体がこわばっている。昨日のライブの反応がSNSでちらほらあり、うれしい気分になる。

サミュエル・ベケット「モロイ」読み始める。三輪秀彦訳。

八百屋へ買い出しに行き、帰って料理。小松菜のおひたし、ポテトサラダ、ささみの辛みそ和え。洗濯物を片付ける。

開店。発送準備と品出しを進める。昨日お預かりした買取の本の査定。さらに店頭買取1件。
入口のドアをウイルス対策として開けている。しかし、暖かくなって蚊が出てきたので、どうすべきか迷う。エアコンはレジカウンターから離れている。暑くなったらどうしよう。

今日はこれからまたまどと打ち合わせ。

2020年5月3日日曜日

2020年05月02~03日

01日夜

閉店、料理。青梗菜の梅おかか和え、豚肉と野菜のみそ炒めを作る。
川崎長太郎「抹香町・路傍」読み進めて寝る。


02日

朝8時過ぎに起き、「抹香町・路傍」読み終える。

フランスパンを焼いてバターを塗り、まどと公園へ。サッカーをしている大人子ども(サッカー教室?)を見ながら、コーヒーとウインナーも食べる。公園から離れて、県庁を少し散歩。
ルヌガンガに行く。ゆっくり本を見て、ブローティガン「芝生の復讐」と岡潔「紫の火花」を買う。まども2冊買った。深く意識してなかったけど、これも「二冊の世界」だ。
帰って掃除。

開店。店頭買取1件。沖縄民謡聞く。
ルヌガンガ中村さん来て、Bookstore Aidの話を聞く。くりたろうが取り置きの本を買いに来てくれる。

今日の一箱は、ジャンル様々に雑誌を選んで入れてみた。背表紙が目立たないので、一冊一冊を箱から出す様子を動画に撮影して投稿。
「二冊の世界」を5組10冊追加。

閉店。まどは在宅ワークの絵の仕事に苦戦している。
西成彦「森のゲリラ 宮澤賢治」読み終えて寝る。


03日

朝8時過ぎに起きる。暑くて眠りが浅い。今日は天気は下り坂。

中島那奈子・外山紀久子編著「老いと踊り」読み始める。「老い」が踊られることで、制度の拡張や批判の一手段として機能する場合がある。うまく動かない、可動範囲が狭まる、どのように動いていたか忘れる。

カレーを作る。ニンニクの芽やナスも入れて夏野菜カレー。

ふと倉地久美夫さんの演奏した「ラブストーリーは突然に」が聞きたくなって、検索したら、2015年のライブ動画があった。本当にすごい歌と演奏だ。
https://www.youtube.com/watch?v=I0Ex4FSO9GA

開店。郵送買取の依頼あり、査定。「気軽に読めて数巻で終わる漫画」と選書の依頼あり、やり取りしながら3冊選ぶ。

展覧会について。展覧会をやっているからといって、その人が自分のやっていることを正しいと信じているとは限らない。その人が信じていることを、作品がいつの間にか裏切っていて、それに誰も気がつかないまま何年も過ぎてしまうことだってあり得る。

今日はこれから少し本を読んで絵を描く。

2020年5月1日金曜日

2020年04月30日~05月01日

29日夜

閉店後、23時過ぎまでずっとイラストや文章などの作業。
本を発送し、武井武雄「本とその周辺」読み進める。ウイスキーに水とレモネードのシロップを入れて飲んだ。


30日

朝8時過ぎに起きる。良い天気。
政府は緊急事態宣言を1ヶ月ほど延長する方針らしい。いつまで続くのか。

気分が相変わらずくさくさするので、港まで散歩。セブンイレブンに寄って、ネットプリントでRiverside Reading Clubの書評を印刷する。
港のベンチで読書。「本とその周辺」読み終え、詩野うら「有害無罪玩具」読み始める。
宮脇書店で少し本を見て帰る。

料理。青梗菜とにんじんと豚肉を、にんにくと味噌と豆板醤で炒める。まどが作ってくれていたきゅうりの梅和えと根菜の煮物を足して、弁当完成。

開店。ゆっくり作業することにして、一箱の入れ替えも今日はお休み。
原稿と選書の依頼をいただく。選書のほうは海外文学をジャンル問わず4冊とのことで、クッツェー「恥辱」、ブラッドベリ「よろこびの機械」、ウルフ「ダロウェイ夫人」、コルタサル「悪魔の涎・追い求める男」をおすすめし、ご購入。
ルヌガンガ中村さんが来てくれて、少し話す。

閉店、「有害無罪玩具」読み終え、川崎長太郎「抹香町・路傍」読み始める。
B4のわら半紙に絵を描いて寝る。


1日

朝9時ごろ起きる。暖かい。
外出。銀行と郵便局をまわる。八百屋で買い物。きゅうりやナスが安くなってきている。
帰って料理。たたききゅうりとささみを胡麻油、塩、生姜、豆板醤で和える。ささみのゆで汁はスープにした。粉ふき芋を作る。

今日新規感染者が出なければ、高松市は最後の感染者が判明してから2週間が経過する模様。特別定額給付金の申請書はまだ届いていない。持続化給付金の申請は今日から。知人でも何人か申請を済ませたと言っている人がいる。

開店。発送準備、通販などの問合せ、品出し。お客さんは少ないといっても、開けているといくらかの売上げはある。
一箱の入れ替え。「二冊の世界」5組10冊を追加。

「笑いの文化人講座」2~5巻を品出しする。ローカル情報誌「月刊タウン情報かがわ」の読者投稿コーナーをまとめた別冊で、なんと25巻まで出ているそうだ。こういう面白くてローカル色の強い本が入るとうれしくなる。

今日はこれから明日のおかずを作って、本を読む。