2023年6月30日金曜日
低速運転(2023年06月29~30日)
2023年6月28日水曜日
旅の予感(2023年06月27~28日)
2023年6月26日月曜日
古本と絵(2023年06月24~26日)
23日(金)夜
閉店後に本を出荷して、スーパーで見たことのない缶チューハイ(名前忘れた)を買ってみる。赤ワインベースで、コリアンダーエキスが入っていて変わった香り。午前中に買った江利チエミのレコードを聴く。いろんな民謡を東京キューバンボーイズや中村八大トリオをバックにジャズ/ラテン風にアレンジ。キャンバスを進める。家に帰ってシャワーを浴び、明日持っていく着替えなどを準備。12時過ぎに寝る。
24日(土)
朝8時ごろに起きる。まどと南珈琲へ行きモーニング。少しスケッチブックに絵を描き、大里俊晴「マイナー音楽のために」読み進め、郡司ぺギオ幸夫「群れは意識をもつ」読み始める。
「肉体は、視覚・聴覚・触覚といった感覚をもっている。したがって、肉体の拡大として成立するような身体は、肉体以外の場所に感覚を伴う可能性さえあり、肉体が縮退して成立する身体は、肉体にある感覚を喪失させる可能性がある。」(「群れは~」p47)
南を出て、Voidへのお土産にお茶を買う。レンタカーを借り、高松駅前でさっこと合流。明日さっこは大阪でパフォーマンスの予定があるそう。昼ご飯にうどんを食べる。だいぶ高速の運転にも慣れ、さっこと車内で絵の話などをしながらとばしていたら思っていたよりも早く加西に着いた。
個展は早いものでこの日が最終日。終わりの2時間半ほど在廊できた。さっこは興奮気味に見てくれている。Voidの中古レコードコーナーを見るといろいろ安く、Biz Markieとか買いたかったが、迷っていたら搬出の忙しさに気を取られて買いそびれてしまった。搬出はキャンバスの梱包に時間がかかり、3時間ほどで完了。
伊藤さん宅の離れ(Voidに来たアーティストやミュージシャンの宿泊スペースでもある)で伊藤さん、Voidスタッフのハヅキさんと打ち上げ。ハヅキさんもとてもフレッシュな人で面白い。最近面白かった小説は何ですか、と聞かれて「保坂和志の『残響』面白かったですよ」と答えると、1分も経たないうちにAmazonで購入していた。いろんな話ができて楽しかった。シャワーを浴びて1時過ぎに寝る。
25日(日)
朝6時過ぎに起床。ドタバタと出発し、高松へと向かう。眠眠打破を久しぶりに飲んだ。鴻ノ池サービスエリアに立ち寄ると、案内板にはらたいらのイラストがあしらわれており(高知県出身のようだ)、昭和レトロな感じでかわいかった。日曜だからか下道の混み具合はそれほどでもなく、少し早めにレンタカーを返却。
商店街をふらふらと歩き、きむらで夜に食べる弁当などを買って、マクドナルドでぼーっとする。昼ご飯ははなまるでシーザーサラダうどんとコロッケ。はなまるにはほぼサラダ系うどんを食べに来ている。
開店。お客さんは少なめ。査定、品出し、発送準備進める。体は疲れていたけど、意外と仕事できた。ネットで注文していた高橋悠治「カフカ 夜の時間」届く。休憩に谷口ジロー「東京幻視行」読む。SFものの背景の描き込みがすごい。夕方ジュノ君来て少し話す。昨日高松ではSyndicateとCenterで阿野谷昌穂さんの展覧会のオープニングが行われていた。ジュノ君も行ってきたもよう。
閉店後、本を出荷し、スーパーでビールを買って帰る。余っていたカツオのタタキと冷ややっこで再び打ち上げ。スケッチブックを描き、スケラッコ「平太郎にこわい物はない」途中まで読んで、23時ごろに寝る。
26日(月)
朝8時に起きる。よく寝た。朝ごはんはトーストと味噌汁。バナナヨーグルト食べる。コーヒー飲みながら「平太郎」読み終え、「マイナー音楽のために」続き。長岡鉄雄についての文章がとても面白い。シャワーを浴びてお弁当の準備。郵便局で本の発送。
開店。お客さんは少なめで、この日は滞っていた連絡関係などを進める。7月に参加する古本市と、10月に参加する古本市2つへのメール返信。Voidにも請求書を作って送る。絵の活動と生業の古本業と、その2つ(今気づいたけれど、どちらも世の中から「稼げるわけない」と思われているものだ)の切り替えをこまめにやるのは難しい。どちらもやりがいがあるし、両方やっているからこそ起きる面白い出来事もたくさんあるので、展覧会があるからといって何日も臨時休業とかはしたくない。バランスが肝心。夜に大三君来てくれて、中園孔二展の感想を話す。
今日はこれからTSUTAYAでDVDでも借りようかと思う。
2023年6月23日金曜日
いろいろな来客2(2023年06月22~23日)
2023年6月21日水曜日
うとうと日記(2023年06月19~21日)
2023年6月18日日曜日
いろいろな来客(2023年06月16~17日)
2023年6月15日木曜日
持ち込みについて(2023年06月13~15日)
12日(月)夜
閉店後、キャンバスの続きをやる。あまりうまくいかない。新しいキャンバスも買いたいところだ。早めに家に帰ってシャワー。小島信夫「小説作法」読み進めて寝る。
13日(火)
朝8時前に起きる。パン屋に行き、朝ごはんはトースト。少し本を読んで、吉田喜重「女のみづうみ」見る。原作は川端康成。電車の中や砂浜の坂での会話シーンなど、映像美に引き込まれる。昼ご飯は、先日の加西でのライブイベントでゑでぃさんからいただいたうどんをかまたまで食べる。ほうれん草も乗せた。
店へ。今日は湯浅学さんと田口史人さんのトークイベントを燦庫で行う。出店もやるので、昨日選書した本を箱詰め。すぐに終わり、南珈琲へ。スケッチブックに絵を描いたり、手紙を書いたり、本を読んだり。
台車で2往復して、燦庫へ本を運ぶ。機材関係は全て持ち込むとのことで会場設営はすぐに終了し、井川さんと久しぶりにいろいろお話。17時過ぎになって、湯浅さん田口さん御子柴さん来られる。機材や出店の商品をみんなでわっせわっせと運ぶ。自分が田口さんと何かやる時にはたいてい大量の荷物を上の階へと運ぶことになる(偶然です)。井川さんが湯浅さんに「安斎肇さんに本当によく似ている」と言われている。セッティング一通り終え、4人でしんぺいうどん。久しぶりに来たらスマホでQRコードを読み取って注文するという方式になっており、戸惑った。外国人客が多い。その後マルナカへ。湯浅さんローカルなインスタントラーメンをたくさん購入。7時過ぎに燦庫戻る。
イベントはなんとかいい具合にお客さんも入り、トークは3時間にもわたった。今回は湯浅さんらが編纂したコンピレーションCD「幻の解放歌集」発売30周年記念のトークということで、個人的には90年代の話が面白く、「カルトGSコレクション」や「Suburbia Suite」、渋谷系、レアグルーヴ経由の和モノブームなどが同時代的に展開していった当時の空気を感じた。「歌集」に収録されている、以前聞いたことのあった曲も、良いスピーカーを通してレコードで聞くとまた違った迫力があった。本も少し売れた。いろいろな人たちが来ていて緊張したのか終了後はヘロヘロになってしまい、田口さんにあまりまとも挨拶できず。なんとか荷物を店まで運び、帰ってシャワーを浴びて寝た。
14日(水)
朝ごはんを食べて、午前中はダラダラする。ポテトサラダと焼き鮭を作り、お弁当を用意。
開店。昨日出店に持って行った本を棚へ戻していく。発送準備進める。ネットでよく売れていて、発送だけでも件数が多い。アルバイトMさん作業進めてくれる。だいぶペースが速くなってきた。まどかさん来てくれる。ソレイユへ映画を見に行ったそうで、大映のロゴの入ったトートバッグを下げている。まどもやってきて、映画の話をいろいろ。梱包が忙しく作業しながら話す感じになってしまったが、楽しかった。
この日は自主制作冊子の持ち込みが1件あったが、丁重にお断りする。このところまた持ち込みが増えている。せっかく連絡をいただいたのに申し訳ないが、基本的に扱いたいものに関してはこちらから連絡をして買い切るという形で仕入れていて、持ち込みは全てお断りしている。ワンオペということもあり、あまりにも商品を受けすぎると丁寧に紹介しつつ売ることが難しくなる。たまに「取り扱いの基準はなんですか」と聞かれることもあるけど、「なんとなくで決めてます」というしかない。一度お断りしても、後から気になって「扱わせてくれませんか」とお願いすることもあるかもしれない。なんとも言えない。すみません。
閉店後、zoomで来年秋に東京で予定している個展の打ち合わせ。まだ1年以上あるので気が早いけど、この展示はなんとなくたくさん会話を重ねていくことが重要な気がしている。ひとつ良いアイディアも出て、抽象的な話もでき、良い機会になった。
帰って「小説修行」読み終え、シャワーを浴びて寝た。
15日(木)
朝8時前に起き、お弁当を用意して南珈琲でモーニング。内山晶太「窓、その他」読み始める。出て、本の発送や消耗品の買い出しなど。作業部屋へ行き、キャンバスを少し進める。下塗りも1枚。
開店。ブログを書いたり、品出しをしたり。郵送買取の件を進める。この日は(自然な雰囲気で)タケノコをしょった女の子がやってきたり、Kさんが来て映画の話をしたり、Wax Gate Record天草さん来てくれたり、韓国かららしき観光客がたくさん買ってくれたり、夜になって久しぶりに平尾君が来てくれたり、売り上げも良く、すがすがしい一日だった。
今日は家にさっこが泊まる予定。いろいろ話そうと思う。
2023年6月12日月曜日
3日のことなど(2023年06月10~12日)
2023年6月9日金曜日
マイナー(2023年06月08~09日)
07日(水)夜
24時過ぎまでかかってブログを書く。終えてルクスへ。一杯飲んで、少ししゃべって帰る。すぐに寝た。
08日(木)
朝8時に起きる。この日はまどのほうが先に起きた。朝ごはんはトースト。コーヒー飲む。シャワーを浴びて、掃除と洗濯物の片づけ。近藤聡乃「うさぎのヨシオ」読み始める。近藤聡乃さんの描く線は本当にきれいだな。いろんなマンガの小ネタがたくさん入っていて楽しい。
お弁当を用意して出発。店について、早めに開けようかとも思ったけど、4階で途中のキャンバスを進めることにした。一昨日mashroom recordsさんで買ったサーフインスト集を聞く。曇り空に合う。その後DAFのサードAlles ist gutを聞く。梅雨の狭い和室に合う。
開店。この日は天気も悪く、お客さんが少なかった。よく売れた昨日との違いがすごい。発送準備や、東京からの郵送買取の件をいろいろ進める。お支払と見積もり。今年に入ってからは出張買取が少ないが、店頭買取と郵送買取とでなんとかやっている。出店の依頼1件来る。ここのところ出店の片づけや諸々の連絡などで、買い取った本がたまってきている。一気に出してしまいたい。
閉店後、本の出荷。作業部屋でレコード聞きつつ読書。キャンバスの続き。帰って、また本を読む。いつの間にか寝てて、起きたら2時になっていた。
トンカ書店~花森書林の頓花さんがガンで亡くなられた。2008年頃、香山哲さんがトンカ書店でやっていたzineイベント「パブリッシュゴッコ」を見に行ったのが最初で、その後も神戸で香山さんと会った時清算しに行くのについていったりして、軽くご挨拶した。自分が古本屋になるとは思ってもいなかった時期だ。その後なんだかんだ古本屋になり、花森書林へも行ってマンガなどを買った。挨拶はしそびれた。こう書いてみるとそんなに通っているわけでもないし付き合いもほぼ無いようなものだけど、店から楽しげな雰囲気が常に漂っていて、見習いたいといつも思っていた。とにかく、そういうことがあって、自分はそう思っていた。ご冥福をお祈りいたします。
09日(金)
朝8時前に起きる。ごはんを炊いて読書。「うさぎのヨシオ」読み終える。お弁当を準備してまどと外出し、モーニング。スケッチブックに絵を描く。大里俊晴「マイナー音楽のために」読み始める。タイトルはドゥルーズ/ガタリの「カフカ マイナー文学のために」からきているのだろう。マイナー文学は少数民族が英語などの広く使用されている言語を用いて創作した文学作品を指すけど、マイナー絵画というのがあるとすれば、英語にあたるのはどのようなものだろうか。小島信夫「小説作法」も読み始める。冒頭の「一つのセンテンス、次のセンテンス」が他の表現媒体にも当てはまるような内容で、いきなり面白い。書店で少し本を見て店へ。
開店。この日は天気が良く、お客さんも多い。買い取った本の山から少しずつ店頭に出していく。店頭買取2件。良い本多い。徳島から高橋さんとPhil booksさん来られる。夕方は、13日のイベントのチラシがなくなってしまったのでillustratorでデータを作り自作で増刷。もう当日も近いけど、滑り込みでさらに予約が入ってほしい。水曜にバイトのMさんにやってもらった本の整理。この日はなんだか調子があまり良くなく、他の誰かにずっと責められているようで、嫌な気分だった。特に何が起きてるわけでもないんだけど、自分に余裕がなくなると自然と内向きになる。売り上げは、高い本が売れてくれたのでなんとかなった。夜まさみさん来てくれて、高松の昔のレコード・CD店の事情などいろいろ聞いた。
映画を見たかったけど、もう遅くなってしまった。これからルクスとコクアにチラシを持っていく。