2019年12月23日月曜日

2019年12月22~23日

22日

朝8時半起き。
まどに店番をお願いし、レンタカー借りて、本の引き取りに向かう。芸術関係や郷土関係、昔の児童書など。ありがたい。裏庭で採れたというゆずや橙、張りキャンバスも30枚ほどいただいた。車をいっぱいにして、一度戻る。
いらない家財道具をリサイクルショップに売って、ズボン買って、「ひらり」でチリトマトラーメン食べて、ブックオフで矢口高雄「マタギ」(ヤマケイ文庫)買って、銭湯行って、帰る。

まどと店番を交代し、品出しや発送準備。午後に買取依頼一件あり、その査定もする。
閉店して料理。ベーコンと卵の炒め物と、水菜と大根の胡麻マヨネーズ和え。
金子光晴「ねむれ巴里」読み終える。

バイト終え、iLに行ってビール飲みながら浜吉さん、まいちゃん、さちこさんといろいろ話す。珍しくJPOPがかかっていた。iLには古本(浜吉さんの私物)コーナーもあり、マーガレット・アトウッド「侍女の物語」を買う。けっこう安かった。いつの間にか2時半くらいになっていて、まいちゃんと一緒に浜吉さんを家まで送り、帰る。


23日

朝9時起き。
ごはんを食べて、三品輝起「すべての雑貨」読み始める。
田口さんから「来年もお願いします」とメールが届く。うれしい。

開店。
以前フリーペーパーを置きにきてくれた女の子が「どこに置いてますか?置かれているところを写真に撮りたいんですけど」とやってくる。このフリーペーパーは大学のゼミの取り組みで作ったもののようなのだけど、彼女曰く「zine」なのだそうだ。写真を何に使うのかは聞いていない。伝えたいことや置いてもらう場所よりも、伝えている自分と置いてもらった事実のほうが、彼女にとっては重要なのかなと感じてしまった。

昨日入荷した本を品出しする。引き取った本の中には戦前出版された古書もあり、棚の時間軸が広がるようで楽しい。

些末事研究の福田さんが来て、年末年始の営業の話などする。以前仏生山の駅のそばにあった呑み屋さんが大晦日にも営業したところ、単身赴任の会社員のお客さんなどでにぎわっていたそうだ。うちは大晦日の火曜は臨時営業で、元旦と2日はお休みの予定。

マンガ読みたい。「凪のお暇」も店に出す前に読めば良かったな。

晩ごはんは昨日作ったごま和えと、まどがスーパーで買ってきた鴨のロースト。鴨肉というと高級感があるけど、400円くらい。
明日の弁当用に里芋とにんじんのゆず味噌煮、鱈の塩焼きを作る。味噌煮にしょうがも入れてみたら、香りがまろやかになった。鱈にはゆずの果汁をふった。

「四国の魚」(1975年刊)という本が入荷。郷土料理のページを読んでみると、東かがわ市の白鳥には、なまこのぶつ切りを茹でてきなこをまぶした「なまこのぼたもち」という料理があるそうだ。もち米よりもなまこのほうが入手しやすかったのだろうか。また、農山村ではたんぱく源の確保のため、ため池にいるフナをあの手この手で臭みを消しつつ食べていたらしい。てっぱいくらいしか知らなかったけど、他にも大豆と一緒に甘辛く煮込んだりとか、いろんな調理方法があるようだ。
今年の年始は豊島の安岐さんの家で、白みそとあん餅の雑煮をいただいた。新潟と香川は本当にいろいろ正反対でおもしろい。

今日もこれからバイト。明日は定休日なので、映画を見たり、何か作ったりする。

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