2019年12月1日日曜日

2019年12月01日

朝8時半起き。
昨日ルヌガンガで買った、Spectatorの「日本のヒッピー・ムーヴメント」特集を見ながらさっこと「ヒッピーとは何ぞや」という話をする。いつの時代もヒッピーの生き方や態度は困難を伴うものだろうけど、その精神は今でもいろんなところに息づいていると思うし、批判的に検証するのにも意味がある。
ルヌガンガ店頭には平野甲賀さん作の「本」という文字があしらわれたライトボックスが昨日から設置されていて、とても目を引く。いいなあ。
3人でモーニングに行き、いろいろ話す。さっこが一枚絵を買ってくれた。

開店。店頭買取2件。少なくなってきていた文学や芸術関係など、ありがたい。品出しや、連絡を進める。

自分はいろんなものにすぐ興味を持つけど、そこから得た知識を整理したり統合するのは苦手だ。古本屋は取っ散らかった知識をそのまま査定の際などに強みにできる部分もあり、ありがたい。

夕方にまどと店番を交代し、スーパーに行き、料理。鯖の塩焼き、小松菜おひたし、カボチャの煮物を作る。
ハンス・ウルリッヒ・オブリスト「キュレーションの方法」読み始める。10代の時にチューリッヒの街でハンス・クルージーに会って、作業場にまで行っていたと書かれていて興奮。ハンス・クルージーは路上で花売りをしながら絵を描いていた人で、とても大好きな画家のひとり。アール・ブリュット/アウトサイダー・アートの文脈で語られることが多い。2012年に京都で行われた展覧会には東京から見に行った。記録魔だったようで、フィールドレコーディングをコラージュした音楽も作っている(調べてみたら、Anton Bruhinのコレクションから発掘された音源をイタリアの実験音楽レーベルAlga Marghenがリリースした、という流れのようだ)。これもすごく良い。

今日もこれからバイト。帰ったら絵を描きたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿