朝8時過ぎに起きる。
ごはん食べて外出。銀行に売上金を預ける。ナルホドで絵の具を買って帰る。
絵を描こうとするが、「文藝」を読み始めたらMOMENT JOON「三代(抄)」が本当にすごくて、読みふけってしまう。音楽の活動しか知らなかったけど、触れるだけで血が噴き出してきそうな文章だ。
ここで未掲載分も追加された完全版が読める。
https://i-d.vice.com/jp/article/vb5dwm/moment-joon-three-generations-1
「三代(抄)」のすぐ後に掲載された磯部涼「移民とラップ」もとても良かった。
キッチンの排水管のそうじ。重曹と米酢をかけて、熱湯で洗い流す。面白いくらい泡が立つ。酢は匂いの抑制にも効果がありそう。
開店。
金沢で本屋をやりたいと思っている、という方が来店される。去年のお盆に帰省した帰り、電車で北陸をずっと南西につたって行ったら途中台風で足止めを食らって、金沢に急遽一泊した。土砂降りで、街に出た時にはもう日も暮れかかっていたけど、街の雰囲気がとても良かった。また改めて行ってみたい。
雑貨店メイクメリーさんが閉店後の店舗の片付けをしているところにお邪魔して、照明器具をひとついただく。
今日の夕ごはんは、残っていたすき焼きで済ませる。明日の弁当用にあさりとほうれん草の炒め物、山芋の醤油漬けを作る。炒め物は唐辛子を入れすぎてちょっと辛くなってしまった。
昨日今日と、これといって引き金になるような出来事があったわけではないのに、自分のダメな部分ばかりが気になってしまう。そういう時もあるか。
「文藝」読み終える。サミュエル・ベケットをめぐっての保坂和志/宇野邦一の対談。
「自分のなかのモロイ的な部分、ベケット的な部分でもって社会とかかわるにはどうすればいいのか」(保坂)
「ベケットや小島信夫を読むにあたって、彼らの生きた社会的、歴史的葛藤を忘れることはできない。しかしそれぞれに歴史の言葉を解体するようにして書いている。そういう葛藤を裏切らない形で自分の思考を開いてゆくにはどうしたらいいのか」(宇野)
今日はこれからバイト。
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