2019年07月11～12日

07月11日

朝９時起き。
まどと南珈琲店に行ってモーニング。

11時に店で田山さんと合流。
田山さんは地域おこし協力隊で小豆島に来ていて、以前はジュンク堂で働いていた。
レンタカーで祖谷に向け出発。
今日はなこちで今福龍太さん主催のH.D.ソロー生誕祭。

徳島県に入ったあたりからにわかに谷は深くなる。
池田や大歩危を過ぎて祖谷に入ると、ところどころすれ違いもできないくらい道が細くなる。
対向車が来たらお互いにタイミングをはかって譲り合う。
ガードレールの向こうは絶壁と急流。
１年前にほぼ同じ道を通っているはずだけど、やっぱり怖かった。

14時前になこち着。
当日に来る人達の中では一番乗りだったようだ。
早速売る本を机の上に並べる。
宮脇さんからSpectatorのヒッピーカルチャー特集を購入。
前日入りしていた耕君と田山さんと、すぐ近くの神社へ。
目当ての石英は良いのが見つからず。
昨日の午前中は神社でお祭りが行われていたらしい。
耕君からグルジア土産のノートをもらった。

16時を過ぎたあたりから参加者が集まり始め、イベント開始。
志々島からさっこ、豊島から安岐さん、福岡から濱洲さん彌永さんヤマザキさんも来て、楽しい感じになってくる。

まずは今福さんがシナリオを書いた創作劇。
ロルカ、イェイツ、石牟礼道子を題材にしたとのこと。
台詞に混じる熊本弁が印象的。
ゆきのちゃんの透き通った声は朗読に合ってるなあと思う。
まるで劇の展開に合わせるようなタイミングで激しい雨が降り、谷間に霧があふれてきて驚いた。
この辺の霧の変化はすごい。

次は今福さんと川瀬慈さんのトークに続き、川瀬さんの映像作品の上映。
映像は、エチオピアのアズマリという音楽を生業にする種族の少年に密着した作品。
アズマリには蔑称としてのニュアンスが含まれているため、少年は自分たちのことをザタと別の名前で呼んでいる。
結婚式のパレードにくっついて演奏したりするが、なかなか（というかほとんど）チップはもらえない。
作品を見る限りではかなり生活が厳しそうに見える。
それでも少年たちの目にはタフな輝きがあった。

祖谷こんにゃくのから揚げ、鹿とイノシシの合いびき肉のウインナーなどをいただく。
なこちオリジナルラベルのワンカップもある。
うまい。

去年は今福さんやゲストの方を囲んで話し込むような雰囲気だったけど、今年はけっこうパーティーだった。
持って行った本も売れて良かった。
谷の向こうにある宿泊場所へ移動し、２時半に寝る。


07月12日

朝７時起き。
お茶を飲んで、早速出発。
10時くらいに店に到着。
田山さんありがとうございます。

綿谷でうどん食べて、ルヌガンガでコーヒー飲む。
植草甚一「雨降りだからミステリーでも勉強しよう」買う。
ミステリーはあまり詳しくないジャンルなので勉強したい。
まども「kotoba」ホームズ特集、「ラカンの殺人現場案内」を購入。

２人とも疲れているので、４階で昼寝する。
窓を開けるとけっこう風が通る。
４階は寝室とパソコン部屋、３階がクローゼットと作業場と本の在庫置き場、２階がキッチンとリビングになる予定。

２階と３階の畳の上にカーペットを敷いてピン留め。
まどは３階トイレそうじと、網戸のそうじ。
疲れたのでドトールで休憩する。

早く高松に帰れたので、17～21時で店を開ける。
ネットで売れた本の配送準備。

明日は網戸そうじの続きをやる。