2019年10月21日月曜日

2019年10月20~21日

19日夜

バイトから戻り、シャワーを浴びて絵に取り組む。
なんとなく三四郎と霜降り明星のオールナイトニッポンを聞いてみたらとても面白かった。三四郎は2部時代初回から熱心に聞いていたけど、いつの間にかラジオ自体そんなに聞かなくなってしまっていた。またいろいろ聞いてみよう。


20日

朝9時ごろ起きる。岡山に行くので、お店は休み。
片原町の喫茶店でコーヒー飲んで、岡山へ。マリンライナーの中で木村荘八「東京の風俗」読み始める。最近落語を聞いているというのもあり、昔の東京の話が興味深い。

モモチャリを借りて、Quiet Villageというカレー屋さんへ。なんと行列。読書しつつ並ぶ。「東京の風俗」読み終え、庄野潤三「紺野機業場」読み始める。
30分ほど待って店内に入ると、とてもきれいで雰囲気の良い店内。壁にはMartin Dennyのレコードと大竹伸朗の展覧会ポスター、CD棚にはSTUDIO ONEやTROJANのコンピレーション。チキンとダルの2種盛りを頼む。フレッシュな酸味が効いていておいしい。並んだ甲斐があった。自分たちがオーダーしたタイミングでチキンはなくなってしまった模様。

西口に出て、Satelliteへ向かう。奉還町は古くからある商店街の中に、リノベーションを施されたおしゃれなお店がたくさんある。ギャラリースペースで行われていた平子雄一さんの個展を見て、大竹伸朗やLaura Owensの作品集を見た。高松は絵画作品の図録を扱っている本屋さんが少ないので、貴重だ。

OFへ。けっこうな距離を移動したので、疲れてしまった。岡山市街は広い。持ってきた絵を追加する。また壁面の密度が増した。京都のシャイスケさんが作っているフリーペーパー「めりす」を入手。

蔭涼寺というお寺で、折坂悠太さんと青葉市子さんのライブを見る。お寺でのライブってどんな感じなんだろうと思っていたら、ものすごく良い音響でびっくりした。モニタースピーカーは住職さんの手づくりらしい。アンコールではデュエットも。お2人とも素晴らしい、圧倒的な歌声。
折坂さんがMCで、祖母の法事でのお線香や、奥さんの胎内にいる子どもがお腹を蹴る感触を元に、「境界を超える行為」について話していた。生と死だけではなく、様々な事柄の間にある境界について。楽器を鳴らして歌うなどの表現行為も、とかく分断などが容易に起きてしまう今の世の中において、何かと何かの境界を叩くような作用があるのではないか、という話。

ライブが終わり、居酒屋で焼酎。「成田家」に行きたいが休みだった。街のあちこちが、ラグビー日本代表の健闘に沸いている。
帰りのマリンライナーの中で、「紺野機業場」読み終える。


21日

朝9時起き。
ごはん食べて、昼の弁当を作る。焼き鮭、小松菜のおひたし。

開店。中国からの観光客が多い。値切り交渉が始まるが、粘り強く否を主張する。
神奈川からサンズイ舎森さんがご来店。週末は岡山で瀬戸内ブッククルーズに出店されていた。関東での本に関する様々な取り組みや、名古屋で本屋さんをまわってみてのお話などを伺う。

まどと店番を交代し、ビーフカレーを作る。料理中に霜降り明星オールナイトニッポン0、やっぱり面白い。気が紛れる。

夜はさっこの月例ライブ。翌日は祝日ということもあってか、お客さんは多かった。今回はお客さんに五線譜をまわして音譜を適当に書いてもらい、その楽譜を元にピアニカを吹いて、適当に書いてもらった言葉を元に、ギターで歌を唄っていた。なんでもその場で組み立ててしまう。すごい。

今日はバイト休み。
明日は火曜日だけど、祝日なので開ける予定。夜はiLへライブを見に行く。

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