2019年10月18日金曜日

2019年10月18日

朝9時起き。8時間近く寝たので、頭がけっこうすっきりした。
ごはん食べて、シャワーを浴びて、午前中はだらだら過ごす。

ルヌガンガの中村さんが、注文していた「本の雑誌」を持ってきてくれる。今月号はマイナー・ポエット特集。
少しめくると、巻頭の鼎談で岡崎武志さんが「日本の文学」の内田百閒、稲垣足穂、牧野信一の巻について言及している。昨日ブログに書いた本だ。だからといって何がどうということもないのだけど、なんとなくうれしい。
夏葉社の島田さんが、上林暁や埴原一亟が若い人に共感を呼んでいるのは、今の社会情勢があってのことではないかと言っている。確かに。先日買取で野坂昭如がたくさん入って、少しだけ読んでみたら、野坂のリアリズムはなんだか読んでいて辛くなってしまった。ある程度の距離感がないと、作品の重厚な空気に自分が飲み込まれそうな気がしてしまう。ひたっていられるくらいの気持ちの余裕があれば楽しめるのだけど。
内堀弘さんの文章では、尾形亀之助がマヴォに参加していたことを知る。なんで今まで知らなかったんだろうか。村山知義の神奈川近美での展覧会にも行ったのに。どうもいろいろと抜けてしまっているらしい。もっと調べないと。村山知義の交友関係と創作活動の幅の広さは本当にすごいな。

28日のトークイベント「家船の可能性を巡って」に出演される、劇作家の岸井大輔さんと観光家の陸奥賢さんのインタビュー記事を読む。
https://synodos.jp/culture/14752/2
http://hibinokeiko.blog.jp/archives/24907308.html
お2人とも、戯曲や観光の中に含まれる要素を解体して様々な事象に適用し、活動を展開している。KOURYOUさんの作品からどんなお話が引き出されるのか楽しみ。

BOOKSHOPLOVERの和氣さんご来店。ZINEコーナーを興味深くご覧になっていた。店舗紹介用にスマホで映像を撮影していて、手慣れたカメラワークに驚く。

Eric DolphyやOrnette Coleman聞く。ジャズ喫茶に行ってみたい。

千葉雅也「勉強の哲学」読み終える。身近な日常会話への比喩、細かく立ち止まって復習しながら進んでいく文章がとても親切でわかりやすかった。

今日もこれからバイト。雨なのでどうにもだるい。

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