朝8時起き。眠い。1日7時間前後寝ているはずなのに、疲れが取れていない。朝ごはんを食べて、岡山に持っていく荷物をカートに括り付ける。
久々にゆっくり読書。「ブラックウッド傑作選」読み終え、矢萩多聞「偶然の装丁家」読み始める。まだ序盤だけど、小学校の時の石井先生のエピソードが面白い。伸びやかでまっすぐで、すぐキレる。しかし恐怖を与えて生徒を抑えつけるようなことは決してしない。愛される先生だっただろうな。
チケットショップで岡山までの往復分の電車の切符を買う。片道あたり200円ほど安くなる。今月は岡山に行く機会が多いので、少しでも節約したいところ。
開店。少しずつ品出しをするが、気圧のせいか少し頭が痛い。コーヒーを飲んだら少し疲れが落ち着いた。
台風19号は明日夜に関東地方に上陸する予定、先日大きな被害が出たばかりなのにこれはきつい。12日に千葉県で開催予定だった全感覚祭では、会場で友達の柳沼君が自分の絵をTシャツにプリントしてくれることになっていたけど、中止になってしまった。一方、中四国は大きな影響はなさそう。強風で明日の夜瀬戸大橋が不通にならないか心配。
「日本の古本屋」のメールマガジンで、山本善行さんの連載が始まっていた。
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=5206
一冊の本の内容だけでなく、著者、出版社、交友関係、時代背景にまで知識と考察を行き渡らせて紹介をし、かつその本を売って生活するなんて、本当にすごいことだ。古本に触れている時間の長い人は「買う」「読む」「調べる」の3つの行為が限りなく近しいものになっていく気がする。自分の好奇心が広がっていくのを実感するのはとても楽しい。
今日は昨日来てくれた香港の女の子2人組が現地の状況を伝えるZINEを持ってきてくれる予定なのだけど、まだ来ない。来る前に店を出てしまうことになりそう。その行動の率直さに、香港の状況の凄まじさがにじみ出ている。果たして自分は日本の状況が悪くなった時に、外国に行って現地の人と言葉を交わし、そういった行動にまで至ることができるだろうか。SNSで発信するのは手軽だけど、発信すると同時に他のトピックと並置され、瞬発的な反応に押し流されてしまう。ZINEだと伝わり方の温度はまったく違ってくる。
これから岡山へ個展の搬入。
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