2019年9月27日金曜日

2019年09月26~27日

26日

目が覚めたら朝10時。
8時間半くらい寝た。
遅れてやってきた古本市の疲労がすごい。
洗濯物をたたむ。

まどは昨日が仕事の最終勤務日で、職場でもらった花束を持って帰ってきた。
お疲れ様。

愛知県の大村知事が「表現の不自由展」の再開に向け動くと明言した翌朝、文化庁が補助金の不交付の方針を固めたとのニュース。
朝から気が滅入る。
どうなるか。

品出し進める。
芸術、民俗学関係の本が不足してきた。
並べ方を工夫しないといけない。

休憩中、少し仮眠。
ガルシア=マルケス「百年の孤独」読み終え、「井伏鱒二対談集」読み始める。
インスタントラーメンを茹でて、刻みネギを入れて食べた。

嫌なニュースが多くて疲れていたら、茎のめぐさんが来てくれて、いろいろ話してなごむ。

安部公房の文庫本を品出ししていたら、「地球儀に住むガルシア・マルケス」というエッセイが目に留まったので読む。
「一番肝心なことは、ああ読んでよかった、という思いじゃないか。もし知らずに過したらひどい損をするところだった、見落さないでよかった、という、これこそ世界を広げることだし、そういう力を持っている作家との出会いというのはやはり大変なことです。文学ならではの力というべきかもしれない」
表現に触れた時の感動が簡潔に言い表されている。
文学でなくとも、音楽や絵画などの文化活動全般にこの感覚は共通するものだ。
ここへ公金を投入すること、ならびにその判断に至る過程をオープンにして議論することは、国の発展に寄与するものだと思う。

この日はバイトが無かったので、閉店後まどと時宅に行き、お酒を飲む。
出雲の「十旭日」という地酒がとてもおいしかった。

映像人類学研究者の川瀬慈さんや、てしまのまどの安岐さんらがやってくる。
川瀬さんと安岐さんのトークイベントが、この日ルヌガンガで開催されていた。
岐阜、熊本、エチオピアなど、話の舞台がどんどん様々な場所に飛んでいく。
エチオジャズや、建築などの形で残るハイレ・セラシエ政権の遺物についても、少しお話を聞けた。
川瀬さんは自分が話すだけでなくその場にいる人にどんどん質問して掘り下げるので、話題が途切れることがない。
すごい好奇心とバイタリティだ。

時宅を出てからバーでもう一杯飲んで、この日は2時過ぎに寝る。


27日

8時過ぎに起きる。
まどもこの日は早起きして、2人で朝ごはん食べる。

開店。
どうも疲れが取れず、ゆっくりと品出し。
休憩中もずっと寝ていた。
休憩時間中には絵を描いたり読書していたのに、ここ最近寝てばかり。

些末事研究の福田さんが来てくれたり、徳島のDJちぷさんや福山に住んでいるヤジベエさんいいこさんも来てくれて、にぎやか。
この日はTooniceでセンセイ企画のビブリオバトルのイベントがあった。

昨日川瀬さんと話したことを思い出す。
川瀬さんとは、7月にあったソロー生誕祭でも少し話していて、詩集「くもり」を買ってくれた。
祖谷や高松でこうした形で出会えているというのは本当に幸せなことだと思う。
講演会などの場だったら、かしこまってしまって絶対うまく話せなかったはず。

ほとほと疲れているけど、今日はバイト。
夜にバイトを入れていると、つい酒を飲んでしまうということがなくて良い。

0 件のコメント:

コメントを投稿