高知で買った本は山本健吉「私小説作家論」、古井由吉「聖」、フエンテス「アウラ・純な魂 他四編」、木山捷平「鳴るは風鈴」、高井有一「夜の蟻」、「山之内獏詩集」、チャペック「いろいろな人たち」など。
今年に入ってから、ずいぶん買う本のジャンルが偏っている気がする。
9割が文学だ。
今月はもう本は買わず、ゆっくり読んでいくことにしよう。
昨日の夜は体調が悪かったけど、なんとかバイトはやった。
胃腸が弱っている気がする。
腕立て伏せと腹式呼吸のおかげか、肩や首の調子は良い。
帰って絵も少し描いた。
朝8時過ぎに起きる。
島田潤一郎「90年代の若者たち」読み終える。
昨日もなんとなく「あしたから出版社」をパラパラめくっていた。
島田さんの文章はとても瑞々しい。
自分もなんとかがんばろうという気分になる。
朝ごはんを食べて、ホームセンターに行く。
前から動きの悪かった扇風機が昨日ついに動かなくなってしまったので、軸に差すための油を買う。
油にもいろんな種類があり、迷っていたら予想以上に時間がかかってしまった。
帰って扇風機の軸に注油、しばらく置く。
発送準備、品出しなど。
扇風機はやっぱり壊れてしまったようだ。
休憩中に、新しいのを買いに行く。
しかし厳しい残暑。
アイス食べる。
ノートにやりたいことを書き出してみる。
中期的な目標がないとやる気も起きてこない。
何かと先立つものも必要だ。
「仕事」と「趣味」の境界について考える。
「仕事が趣味みたいなもんですから」という生き方は尊敬されるし、実際うらやましい。
しかし、自分がその領域まで達することができるのかはかなりあやしい。
古本という、自分の好きなものを商って暮らしているけど、毎日どのくらいの収入が見込めるかわからない状態にはまだ慣れない。
普段フルタイムで賃労働をしながら小さくお店をやるのも、それはそれで楽しそうだ。
人によって気持ちの良いバランスはそれぞれ違うんだろう。
今はまだ探っている途中。
自分は常にいろんなところに意識が向いている状態のほうが、精神的に調子が良い。
ひとつの方向に価値判断が縛られると、すぐに気が滅入ってしまう。
川端康成「掌の小説」読み始める。
500ページ弱の文庫本に111のごく短い小説が収められている。
息をのむような恐ろしい密度の文章が次々と迫ってくる。
「火に行く彼女」とか、たった2ページなのに、鳥肌が立ってしまった。
ブログ書きすぎた。
今日もこれからバイト。
夜にも仕事なんて大変だねと言われることがあるけど、このバイトは正直とても楽です。
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