2020年7月13日月曜日

2020年07月13日

12日夜

少し打ち上げに混ぜてもらい、川瀬慈さんやサウダージブックス浅野さんと話す。川瀬さんが調査した祖谷の民謡の話面白かった。生徒に最近辛かったことを民謡の節回しに乗せて歌ってもらう、という取り組みをしている学校があるそうだ。浅野さんからは谷川雁の福岡の炭坑での活動について話を聞いた。目黒区美術館で2009年に行われた「’文化’資源としての炭坑」展を見に行った時、組合の発行した雑誌がたくさん展示されていたのを思い出した。

今この日記を書いていて、2009年はたくさん絵を描いて展覧会も頻繁にやっていた時期なのに、「生活や労働と表現の関係」という自分の興味は並行してずっとあったんだなと改めて思った。

打ち上げから抜けてバイト行ったら「さっきまでたくさん面白い話をしていたのに、なんで俺はこんなことをしているんだ」という気分になってしまい、家に帰ってウイスキーの水割りを飲んでしまった。なんじゃこりゃ。

水木しげる「神秘家列伝」1巻を読み終えて、寝る。


13日

朝8時半に起きる。最近起きるのが遅い。もう1時間早く起きたい。
筋トレ、読書。「神秘家列伝」2巻読み始める。

八百屋に行って、帰って料理。オクラのおかかあえと、ひき肉と野菜のオイスターソース炒めを作る。

開店。天気は小雨。なんだか気分がだるい。ゆっくり作業する。

休憩中、ついついヤフオクやメルカリでセット出品されている古本を見てしまう。中には気になる作家の本がガツンとまとまって出品されていることもあり、これは買っておくべきだろうかと、かなり迷う。しかし狙っていた本ばかり一度に何十冊も手に入るのは、何か味気ないような気もするのはなぜだろう。
古本屋に行くと、わざわざ足を運んだのに目当ての本はなかったりする。でもこの機会だから何か買おうかなと、頭の中で自分の興味の履歴を掘り起こして、少しでもかするものはないかと棚に目を凝らす。そうして、その時は苦肉の策という勢いで選んだ本が、結果自分の読書の幅を広げたりする。
ネットで古本を探せば、欲しい本は(自分の場合)たいていすぐに見つかる。それが逆にやっかいだったりもする。「少しだけ欲しかった本」を買うという体験も捨てがたい。

今日もバイト。明日は休み、ゆっくり本を読みたい。

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