2020年3月25日水曜日

2020年03月24~25日

23日夜

8号のキャンバス1枚できる。


24日

8時起き。キャンバス3枚下塗り。まどはまだ寝る様子。
一人でコンビニでコーヒーを買って公園に行き、後藤明生「不思議な手招き」読み終える。幼稚園児と保育士さん達がぞろぞろとやってきてかわいい。足元に鳩がやってくる。鳩の頭をなでてみたい。
銀行にお金を預けて、スマホ修理のお店に行く。ここ最近iPhoneの画面上部に帯状のジラつきが出ることがあって、この症状が出ている時は画面タッチが反応せず、とても不便。みてもらったら、これは「タッチ病」と呼ばれるものらしく、6や6sなど古いiPhoneで、中のICに負荷がかかった時に発生するそうだ(7以降は改善されている模様)。4~5日預かりで、修理費用は2~3万かかるらしい。

帰って昼ごはん食べて、絵を描く。スケッチブックに何枚かボールペンで描く。8号のキャンバス1枚できる。
iPhoneのデータバックアップをとりながら、本の発送作業。

秋田県にお住まいの安藤さんという方から、香川県出身東京都在住の音楽家、川染喜弘さんについて様々な方が文章を寄せたフリーペーパー「イリュージョンミュージック」が届く。
川染さんは音楽家というか、パフォーマーというか、普段の生活の中で多くの人が気にも留めず忘れてしまうようないろんな物事に体ごと突っ込んで、一瞬で磨き上げるようなことをやっている。自分が最初に見たのは、川染さんがメンバーだったカニバリズムガンジーバンドというユニットのライブで、2003年の恵比寿みるくだった。その後、ツポールヌさんとやっていた「(音がバンド名)」とか、ソロのライブとか、いろいろ見ている。一昨年のお盆に東京に行った時、総武線で横からバンバンと肩を叩かれ、横を向くと川染さんがいた。ドトールでアイスコーヒーを飲みながらいろいろ話した。
フリーペーパー冒頭の山下陽光さんの文章良い。一人の人間の中で起こる感動は、他人から見れば一見何も関係のないような無数の出来事に支えられていることが文字になっている。点が線になり、面となって立ち上がる。川染さんのライブではあふれ出るアイディアに自身の体の速度が追い付かなくなってしまうような瞬間があって、滑稽にも見えるけど魅力的で、陽光さんは思い出す速度を上げてできる限り定着させることでそれに拮抗しようとしているかのようだ。

まどがハローワークから帰って、ラーメンを食べに行った。スマホを修理に出すくらいなら新しい中古の端末を買うほうが安そうなので、いろいろ調べる。
合流して、仏生山温泉に行こうとしたら、なんと休み。スタバに入って、萩原井泉水「奥の細道ノート」読み始める。家に帰ってまた読書。スケッチブック少し。外でカレー食べて喫茶店。「奥の細道ノート」読み終える。

tooniceにライブを見に行く。ignition block Mかっこよかったな。蓮井さんからマスクもらった。

帰ってからも、川染さんのフリーペーパーを読んでいろいろなことを思い出し、なかなか寝付けず。


25日

朝8時半起き。
家事をやって、ハンバーグを作る。ハンバーグは少ない材料で簡単にできてなんとなく贅沢な気分になるので良い。
日記ノートを掘り起こしてみたら、2010年からのものが残っていた。それ以前のもあるはずだけど、実家かもしれない。

開店。お客さんの入りは普通くらい。店頭買取3件。ありがたい。
晶文社より「野中モモの『ZINE』小さなわたしのメディアを作る」10冊届く。

夕ごはんはハンバーグと茹でたブロッコリーとにんじん、焼いたかぼちゃ、玉ねぎとわかめの味噌汁。

ウェブマガジン「レビューとレポート」第10号が公開になった。
https://note.com/misonikomi_oden/n/n30499f356ba4?magazine_key=m075a5bacea51
今号は去年女木島で制作・発表されたKOURYOUさんの作品「家船」の特集で、「高松の古本屋」という記事でなタ書の藤井さんと一緒にインタビューを受けている。「レビューとレポート」はアートコレクターのみそにこみおでんさんという男性が編集長。みそにさんは自分の絵もけっこう買ってくれている人で、こういった情報の発信やイベントの企画も積極的にやっている。しかもサラリーマンの仕事と並行して。すごいなと思う。
KOURYOUさんもみそにさんも東京にいる頃からの付き合いで、昨日の川染さんのことといい、なんだか過去がどんどんやってくるような不思議な気持ち。

今日はバイト。

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