17日夜
スケッチブックにボールペンで絵を描く。2枚けっこううまくいった。
18日
朝8時起き。
ごはん食べて、久しぶりにキャンバスに絵を描く。年末、買取にうかがったお宅でいただいたもの。白のペンキで塗りつぶし、鉛筆やマーカーやアクリル絵の具で少しずつ描き足していく。よれよれの細かい線や形を配置して、最後に直線で画面を区切って構成を絞ってみる。けっこううまくいった。この感じでもう何枚か進めてみたい。
開店。先週の平日と比べるとお客さんが少ないけど、普通かなという感じ。ネットのほうはけっこう売れている。
預かっていた本の査定をして、振込み。郵送買取も1件届く。
夕ごはんは豚肉と野菜の辛味噌炒め、トマトと玉ねぎのサラダ、春菊の胡麻和え。
木山捷平「鳴るは風鈴」読み始める。
お向かいの片山さんとしゃべっていたら、今まで音楽の話なんて一度もしたことがなかったのに、いつの間にか頭脳警察の話になっていた。
バイト行って、金陵のワンカップ買って家で呑む。ビールよりも日本酒が飲みたい気分だった。まどに見つかる。おっさんくさく思われたようだけど、もう実際おっさんだ。
19日
朝8時起き。
喫茶店に行く。「鳴るは風鈴」読み終える。
「鳴るは風鈴」に収録されている「コレラ船」は、中国から日本へ引き揚げる途中コレラ患者がいることがわかり、一時停泊することになった船内でのやり取りを描いている。どこかダイヤモンドプリンセス号と印象が重なる。パニックとは程遠いのんびりとした会話が交わされているけれど、死と隣り合わせの状況ではよけい不気味だ。
家に帰って、この日もキャンバスを進めてみる。楽しい。
「よし!いい絵ができた!」という時よりも、「この絵の感じでもう10枚描けそうだ!」という時のほうが充実感がある。完結させることよりも連続/拡散させることのほうが自分は興味があるらしい。
開店。品出しを進める。昨日はちょっとお客さんが少なかったけど、今日はけっこう多い。売り上げも良かった。
まどはこの日が職業訓練校最終日。夜にクラスメイトの人達とごはんを食べに行くとのことで、夕ごはんは自分の分だけ作れば良いことになった。昨日とほぼ同じ野菜炒めと、余りものの春菊胡麻和えで済ませる。
アニメイトでGペンとペン軸を買う。スケッチブックもあった。家から一番近い画材販売店だ。
野中モモさんの「野中モモの『ZINE』小さなわたしのメディアを作る」読み始める。野中さんのエッセイとしても読める文章になっていて、細かな時代の空気感も一緒になって伝わってくるのがとてもいい。売る側としての、取り扱い依頼を全て受け止めきれない辛さが書かれた部分は、店をやっている自分も読んでいて心苦しくなった。
東京から友人の田巻さん河野さん一家がやって来る。二人とも出産や子育てなどもあり忙しく、前に会ったのはもう5年くらい前だろうか。少し話して、明日改めて一緒にごはんへ行こうということになった。
今日もバイト。
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