08日
深夜1時発のフェリーに乗り、朝5時に三ノ宮着。「関西赤貧古本道」読み終え、カーソン・マッカラーズ「心は孤独な狩人」読み始める。
浦君がおすすめしていた、三ノ宮駅近くのサウナ「神戸クアハウス」に行ってみる。六甲の天然水をかけ流しで使っていて、水風呂が良い感じ。近くのセブンという喫茶店でモーニング。ホットドッグセット450円。おいしい。
電車で中之島まで出て、コンビニで時間をつぶす。
国立国際美術館で「インポッシブル・アーキテクチャー」展見る。実現に至らなかった建築計画案の展覧会。ザハ・ハディドの新国立競技場案もあった。
新福島から東西線で大阪天満宮まで出て、天神橋筋を北上しつつ古本を買う。中谷宇吉郎「日本のこころ」、小島信夫「平安」、藤枝静男「田紳有楽・空気頭」、白洲正子「いまなぜ青山二郎なのか」、堀江敏幸「子午線を求めて」など。途中タコ焼きとカレーを食べる。大阪は古本が安いな。
中崎町方面に向かい、little P shopと葉ね文庫へ行く。葉ね文庫で「国文学」の「『内向の世代』以降の文学」特集と、井戸川射子歌集「集合として」買う。店主さんとも少しお話し、「あてのはずれに」を渡した。
エンジョイエコカード(大阪メトロの1日乗り放題カード)を買って、谷町線に乗って一色文庫へ。今まで何回か行ったことはあったけど、店主さんと今回初めていろいろお話した。クンデラ「不滅」、古山高麗雄「プレオー8の夜明け」など買う。
さらに谷町線で南下して、喜連瓜破の日之出書房へ。喜連瓜破って変わった駅名だ。現代詩文庫「黒田三郎詩集」「新選・黒田三郎詩集」、保坂和志「書きあぐねている人のための小説入門」など買う。この旅だけで1ヶ月分くらいの本を買ってしまった。しばらくもちそう。
元町へ行き、ハレクモさんと合流。韓国料理店に入って小説の話をする。ビビンパとかハチノスとか久しぶりに食べたらおいしかった。
この日は電車で30分ほど行ったところにある、宙空一派こと中西君と犬おわりが住んでいる家に泊めてもらった。犬おわりと何枚か一緒に絵を描く。楽しい。次はもっと時間を確保したい。
「心は孤独な狩人」読み終える。何かしらハンディキャップを抱えていたり、貧困に苦しんでいたり、差別の目にさらされていたりする人がたくさん出てくる。過剰に悲劇的ではなく、とてもつつましやかな目線でもって描かれている。
09日
朝6時起き。三ノ宮に戻って、高松行きのフェリーに乗り込む。葉ね文庫で買った「集合として」読み終え、一色文庫で買った永井龍男「花十日」読み始める。座敷でごろ寝。
今回の関西旅行はサウナ、美術館、古本、絵といろいろなことをやったけど、なんだか予定を詰め込みすぎてしまった。
店に戻り、開店。お客さんは少ない。最近は平日も週末もそんなに関係ない気がする。
疲れている時は「自分は何がやりたいんだろう」とつい焦って考えてしまう。そういう時は目標が見つかったところで心も体も動かないだろうし、とりあえずぼーっとしている。
今日はこれからバイト。帰ったら風呂に入ってさっさと寝たい。
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