2020年1月10日金曜日

2020年01月10日

昨日の夜はバイト終えて、コンビニをうろついて、クラフトビールもどきの安いお酒とカルパスを買って、帰って飲んだ。飲む機会を減らして、いざ飲むぞとなった時には良いお酒を選ぶようにしようと思っていたのに、結局安い酒を買ってしまう。一人でお酒を飲みながらYouTubeを見たり、次に何の本を読むか考えたりするのは楽しい。
まどはお酒を全く飲まない。高松に引っ越してから、周りにも車で帰るので飲まないという人が増えた。経済的にとても助かっている。

yomsでもマンガ本を扱っている、香山哲さんのインタビュー記事が面白かった。日々の思索が作るものや生活の隅々に行き渡っていることがわかる。
https://finders.me/articles.php?id=1543
香山さんは自分自身の「これならできる」「これは絶対無理」という判断が非常にはっきりしていて、そこから導き出される生き方の可能性への追求を惜しまない。普通は「この環境には適応できない気がするけど、それは自分が悪いんじゃないか?まだがんばれるんじゃないか?」とか、無理をしてしまいがちだと思う。
香山さんに初めて会ったのはまだ秋葉原で開催されていた頃の文学フリマで、10年くらい前だろうか。その頃香山さんは神戸のトンカ書店(現:花森書林)でパブリッシュゴッコというイベントをやっていて、文フリでもチラシを配布していたのだけど、リソグラフ特有の彩度の強い赤と青の2色刷りで、「印刷万博」という描き文字が紙面に踊っており、とても目を引いた記憶がある。宮武外骨の図案と特色の銀印があしらわれたフェイクのお札ももらった。香山さんは当時から関東と関西を行ったり来たりしていて、やがてドイツにもまめに足を運ぶようになる。
その後、パブリッシュゴッコに自分も参加したり、一緒に吉村昭についての冊子を作ろうとして頓挫したりしつつ、現在に至る。

シャワー浴びて、少し本を読んで寝る。


朝8時起き。夜にシャワーを浴びると眠りが深い気がする。
石ノ森章太郎「章説 トキワ荘の青春」読み終える。何もわからない田舎者の少年だったと自身を回想しているけど、映画に音楽に文学にと、多方面に興味を広げていくおしゃれな人という感じがする。ちくま文庫の「貧乏まんが」に収録された赤塚不二夫の漫画にも、石ノ森が赤塚を映画に誘う場面があった。
銀行とスーパーをまわる。

開店。品出しを進める。古本の寄付が一件、ありがたい。

晩ごはんは焼いた厚切りハム、ほうれん草の胡麻和え、昨日作ったポテトサラダ。明日の弁当用に根菜の煮物も作る。霜降り明星のだましうち聞く。
畠山直哉「まっぷたつの風景」読み始める。せんだいメディアテークにて行われた展覧会の記録集で、文章も充実している。序文を清水チナツさんが書いていた。

小豆島から田山さんがご来店、少し打ち合わせる。

今日明日とバイト休み。これからサンリンシャでやっている毎年恒例の豚汁会に行く。帰ったら映画を一本見たい。

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