朝8時半起き。今日は定休日。昨日作ったカレーを食べる。
高松市美術館に安野光雅展を見に行く。
「風景そのものを探すというより、絵を描くための場所を探す。手短に言うと、『河原を描く』のではなく、『河原で描く』のである。この『ヲ』と『デ』の違いは大きい」受動態でいたい、ということだろうか。
常設展は「瀬戸内国際芸術祭の作家たち」。宇川直宏さんの映像作品が新しく所蔵されたようだ。淺井裕介の大きいサイズの作品もあった。展示室前に設置されている中原浩大さんの立体作品を見ると、なんだかいつもほっとする。
図書コーナーにも初めて入った。芸術関係の書籍のほか、図録も多く、トーマス・ルフやゴードン・マッタ=クラークのものもある。また改めて来よう。
ジュンク堂での古書市にまた行ってしまう。川崎長太郎「抹香町・路傍」、菅啓次郎「コロンブスの犬」買う。さすがにもう打ち止め。
春日町にある「なごみの湯」という銭湯に行く。全く意識していなかったけど今日は「良い風呂」の日で、追加料金なしでサウナに入れた。休憩スペースで読書。カルロス・カスタネダ「呪術師と私」読み終える。
帰宅し、春菊の卵とじを作る。まども帰ってきて一緒に晩ご飯。
以前展覧会で買った絵を整理しようと、二人で見返してみる。まどは大変物持ちが良く、友人知人の展覧会チラシなども封筒に分けて保存している。絵は一部火事でだめになってしまったものもあるが、本当にいろんな思い出がよみがえってくるし、10年も経っていないのにちょっと別世界の出来事のようで、30代に入ってから自分の人生がガラッと変わってしまったことを実感した。
今日もこれからバイト。少し絵を描くか、本を読むことにする。
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