2019年11月24日日曜日

2019年11月21~24日

21日

朝8時半起き。昨日早起きしすぎたからか、若干遅め。
ごはん食べて外出。図書館、郵便局、銀行をまわる。

開店。本の整理をしつつ、品出しを進める。

今週末から、豊田市美術館で岡崎乾二郎の回顧展が始まるようだ。
https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/okazaki/
愛知県は、通り過ぎるばっかりでほとんど1回しか行ったことがない。
気になる展覧会を見るというだけで遠出するのも面白そうだ。

岡山の井原市でマイクロライブラリーをやりたい、という方がご来店。井原市は岡山県西部の、広島県との境にある街。お話すると共通の知人もいて驚く。


22日

午前中、平間貴大が東京から高松に遊びに来るというので、瓦町駅にて待ち合わせ。平間は女木島でのKOURYOUさんの瀬戸芸出品作品「家船」に参加していたが、まだ実際に作品は見ておらず、この日から作品撤去が始まるため、その手伝いも兼ねて高松へやってきた。うどんを食べて店に移動し、コーヒーを飲みながら話す。東京のみんなの近況や話題の展覧会、古本のことなど(平間は高円寺のとある古本屋で長年働いている)。短い再会だったけど、かなり気分が盛り上がった。
平間と初めて会ったのはもう13年前くらいだろうか。一緒に何回か展覧会もやったし、数えきれないくらい飲みに行った。公園や駅前広場やただの道端でも、どこででも飲んだ。懐かしい。

午後はまどが店に戻ってくるまで、尾道への出店に向けて選書作業をする。尾道は初めてなので気合いが入るが、レンタカーと高速道路で行くので経費もバカにならない。気分がキリキリしてしまう。どうもいけない。

まどと店番を交代し、郵便局でネットで売れた分の発送をして、レンタカーを借りに行く。
店に戻ったタイミングで、東京から玉川桜ちゃんがやってきた。桜ちゃんは絵を描いたりアニメーションを作ったりしていて、着実に良い仕事をしていてすごい。知り合ったのは蚊に(福士千裕)ちゃんつながりだったと思う。自分もあまり時間がなかったので、矢継ぎ早にいろんな話をする。偶然同じ日に東京から2人もお客さんが来て、とてもうれしい気分になった。

少し出て、車をパーキングに停めて店に戻り、翌日の出店の要綱や、高速道路の分岐点などを確認。免許を取ってから高速道路に乗るのは初めてで緊張してしまう。夜もなかなか寝付けず。


23日

朝5時起き。まだ気合いが眠気に勝っている。
高速道路の運転は教習以来だけど、割合スムーズにいけた。坂出のあたりが霧が濃く、まだ夜明け前だったのでかなり怖かった。瀬戸大橋は基本ずっとまっすぐなのでとても楽ちん。尾道市街に30分ほど早く到着、コンビニに寄ったりして時間をつぶす。
JRの職員さんが制服姿で搬入を手伝っていて驚いた。荷物を出してまどに設営を進めてもらい、自分は駅近くの特設駐車場(小学校のグラウンド)に車を移動させる。戻って設営続き。

駅の信号を渡ったあたりでは食のイベントも行わており、10時の開始早々から多数のお客さんが詰めかけにぎやか。けっこうな勢いで売れてほっとする。zineに興味を持ってくれる方も多い。
向かいのブースでは尾道のAIR zineさんが今まで制作したzineを販売していて、印刷物を多くの種類からいくつか自分で選んでオリジナルに編集できたり、かなり面白い形態のものが多かった。啓文社さんとコラボレーションして選書された新刊本コーナーも、芸術関連の書籍などを中心に、うなるほど硬派な品ぞろえ。
鳥取の汽水空港さんの持ってきたセルフビルド関連書籍(新刊)も目を引いた。店主の森さんと初めて会う。yomsの入荷本やペーパートークのことなど気にかけていただいて、とてもうれしい。
尾道駅2階で出店されていた福山のunlearnさんから「HAB」の新潟特集、岡山の斑猫軒さんからフィルポッツ「闇からの声」を購入。

16時に撤収。荷物を車に積み込み、パーキングに停めて、弐拾dBさんに向かう。
店内ではちょうど朗読が始まっており、耳を澄ましながら本を見る。岡田喜秋「すべてふるさと 東日本編」を購入。店主の藤井さんとも少しお話した。
尾道の商店街は戦争の被害を受けていないらしく、古い景観を大切にしている。高松市街のカラッと明るい感じとはまた違った陰影の深さが新鮮。東京で「路地と人」という場所(「てしまのまど」の安岐さんも「路地と人」の初期メンバー)を運営している原田さんから、以前「齋藤君は尾道とても合うと思うよ」と言われたことがあり、今回歩いてみて実際とても好きになった。県外への出店は不安もあるけれど、こうして「また絶対に来よう」と思える街が自分の中にいくつもできていくのは良い。今住んでいる高松も、元々はそういう街のひとつだった。
駅近くのヤドカーリさんというゲストハウスにチェックインする。ここもとても面白いつくり。荷物を置いて、カフェでチャイを飲みながらスタッフの方とお話する。カフェに置いてある本もサードプレイスの本など、興味深い内容のものが多かった。

20時から尾道駅のレストランで古本市の打ち上げ。実行委員会の方々から尾道や広島での様々な取り組みについてお話を聞いた。
ゲストハウスに戻り、早々に寝る。今回は行けなかったけど、尾道にはギャラリーもいくつかあるようだ。またの機会に行ってみよう。


24日

朝6時半起き。シャワーを浴びて、モーニングを食べて、高松へ向け出発。さすがに疲れているので、レッドブル2本飲む。まどと車の中でいろんな話をした。
レンタカーを返して開店。少しずつ発送準備や本の整頓をする。

minamoでやっているFOOLのポップアップへ。まどが今回モデルとして参加している。普段絶対に選ばない組み合わせの服を着ていてとても新鮮だし、かっこいい。
ダイゾー君が来て、ヴァネッサさんが置いていってくれた香港のzineの話。
休憩、吉行淳之介「日日すれすれ」読み終え、カルロス・カスタネダ「呪術師と私」読み始める。

今日はなんと、これからバイト。帰ったらもうぐっすり寝たい。

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