2020年10月28日水曜日

2020年10月27~28日

26日夜

閉店後、本の出荷。久々に選書の依頼が入る。南アフリカ出身の友人へ、「日本の生活環境が垣間見えるような小説を4千円分」送りたい、とのこと。時代や設定などがうまいことばらけるように本を選ぶ。戦争文学も少し入れた。

シャワーを浴びて、翌日のドライブに持って行くものの準備。「ブックオフ大学ぶらぶら学部」読み終えて寝る。


27日

朝7時半に起きる。今日はドライブ。

レンタカーを借りて、家で荷物を積み込み、まずは上原屋でうどん。冷かけ小とたこ天。たこ天はやわらかく、衣に青のりが入っていて香ばしい。

塩江に向かう。193号線は多分出張買取の時に高松空港くらいまでしか行ったことがない。山間に点在する、昭和を感じるお店や看板がたのしい(といっても、廃業してしまったところが半数以上)。道の駅に車を停めて川を見る。足湯も売店も火曜は休みのようだ。

山を越えて徳島に入る。普段の生活で山に囲まれるということがないので、とてもいい気分になる。道に迷いつつも白草社さんへ到着。以前時宅へ出張されていた時にカレーを食べたことはあるけれど、店舗にうかがうのは初めて。店内にはzineのコレクションもある。ホタテのカレーとチキンのカレーを頼んで、まどと交換しつつ食べる。おいしい。後から辛さがくる。カルダモンアイスもあっさりしていて、カレーの後食べるのにちょうどよかった。

穴吹川の上流へと向かう。だんだん道路は細くなっていく。ところどころすれ違いも難しいような箇所があり(ガードレールの向こうは崖)、祖谷を思い出す。「天神の瀬」というところに行くと、駐車場が有料なのに係員の人が誰もおらず、黙って停めるのもなんだか嫌な気がして、さらに先の「二又の瀬」というところまで行く。先着のご夫婦が椅子とテーブルを広げてくつろいでいた。テントを張り始めると「デイですか?」と聞かれたので、「デイです」と答える。川原を散歩。浅瀬でいろんな方向に小さい波の寄せている箇所があったり、ゴカイがのたくっていたり(初めてみたけど、思ったより長かった)していて面白い。まどはテントの中でごろごろ、自分は外で読書。坂口恭平「しみ」読み始める。以前読んだ「現実宿り」もすごかったけど、この本も面白い。どこにいるのかわからなくなる。

テントを片付けて、高松へ戻る。穴吹へは1時間ちょいで来れることがわかった。多肥に新しくできたぽかぽか温泉に行ってみる。サウナが広く、水風呂も2種類あり、外気浴用のベンチもたくさん設置されていて、外にはボルダリングのコーナーもある。クラフトビールまで売られている。すごくきれいで清潔感のある施設に潔癖症のまども満足。岩盤浴コーナーで若い男女グループが楽しそうにしているのも良い雰囲気だった。また来たい。

レンタカーを返して、昨日から営業を再開した時宅へ行く。店内には新たに木やアクリル板で作られたパーテーションが設置されている。ビビンバと4種のおかずプレートを頼む。すだちチューハイと角ハイ飲む。まどはフルーツパフェも食べる。モモさんもいきいきしている。うれしい。

帰って、「しみ」読み終えて寝る。


28日

朝8時ごろに起きる。天気が安定してきている。洗濯物たたむ。ごはんを食べて、少しぼーっとする。売れた絵を梱包したり、弁当用にタコミートとニラ玉を作ったり、八百屋に行ったりしているうちに、あっという間に開店時間が迫る。

よく「山派か、海派か」というのが話題にのぼるけど、自分は圧倒的に川派だなあと思う。なんでかはよくわからない。

開店。ネットでよく売れている。発送準備進める。オンラインで火災保険の加入手続き。少し品出し。平尾君来てくれて、焚火の話などをする。堀金君とみきちゃんも来てくれた。

今年茎で個展をやって、2年前に茎でやった時と比べて自分の気持ちの変化を感じた。年々、香川の人達に絵を見てもらいたいという気持ちが大きくなってきている。できれば年に1回は高松で個展をやって、絵の変化を継続して見てもらえたら良い。2年に1回くらいは県外でもやれればと思う。今まで自分のやってきたことも大事だけど、やっぱり昨日今日に何をやったのかがそれ以上に重要だ。どんどん作っていきたい。

今日は少し本を読んで、絵を描く。

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