2020年10月17日土曜日

2020年10月17日

16日夜

ライブの準備続き、持って行くものだいたい固まる。荷物少なめで済みそう。香山哲「ベルリンうわの空 ウンターグルンド」読み終える。本編もさることながら、合間のコラムが素晴らしい。筋トレ、シャワー。堀江敏幸「子午線を求めて」少し読み進めて寝る。

何年か連絡をとってなかった女友達にメールを送ってみたら、働いていたお店の店長になったそうで、いつの間にか結婚もしていた。元気そうで良かった。以前は絵を描いていて展覧会もやっていて、その絵がとんでもなく良かったんだけど、最近は描いていないらしい。絵を描いたり何かを作ったりすることが、あくまで生活の中のささやかな動機に支えられているために、ちょっとした環境の変化で制作を中断する人は多い。しかしそれがその人にとっては人生の大きな前進だったりもする。「作り続ける人こそが本物だ」という世界が通用しない次元にいる。また始めてもいい。いろんな在り方がある。


17日

朝8時過ぎに起きる。まどとモーニングへ。雨が降っていてかなり寒い。冬が近づいてきているのを感じる。読書進める。落ち着いた照明で、ある程度の広く、ソファ席のある喫茶店が好きだ。スーパーに寄って帰り、インゲン豆の胡麻和えを作る。

開店。雨がなかなか止まず、お客さんは少ない。こつこつ作業を進める。まどの元気がないので、なんでもない日だけどケーキを買って食べる。夜は「ウンターグルンド」刊行記念のトーク配信を聞きながら作業。次回作が早くも告知されていて、楽しみだ。パブリックマネーの話もしていた。

小説家の山下澄人さんが「作品さえよければ人間的な未熟さが許される時代は終わった、というようなツイートを見た、変化する倫理に対応しそこがクリアされればいぜん『よい作品』は残るということだろうか、どうせなら『よい作品』というゲームも終わればいいのに」とツイートしている。いいなあ。

今日はこれから本を読んで、少し絵も描きたい。

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