2020年8月19日水曜日

2020年08日18~19日

17日夜

「yomsの積ん読節」という替え歌を作る。「積ん・積ん積ん・積ん読/仕事帰りの古本屋/安くてついつい買いすぎた/棚からあふれる積ん読本/あの日の購書が忘らりょか、ソラ」

小島信夫「月光・暮坂」読み終える。筋トレ、シャワー、寝る。


18日

朝7時半起き。定休日。

最近定休日になっても、どんなふうに過ごすか思い浮かばなくてだらけがち。本読んで絵描いて映画でも見れば一日はあっという間なはずなのに、動くきっかけのつかめないまま時間が過ぎていく。とりあえず読書。山川直人「ナルミさん愛してる その他の短編」読み終える。昨日読み終えた「月光・暮坂」の巻末に収録された年表には、雑誌に掲載された小島信夫のインタビューや対談のことなども詳細に記載されていたので、午後は県立図書館へこれらの記事をコピーしに行こうと決める。早めの昼食。

外出、瓦町駅へ。少しジュンク堂で本を見る。バスで県立図書館へ。高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」読み始める。サンメッセのバス停で降り、殺風景な景色の中を歩いて図書館に着く。レファレンスカウンターで手続きを済ませ、雑誌記事のコピーをとる。短いエッセイなどは小島信夫の死後「風の吹き抜ける部屋」という本にまとめられているけど、インタビューや対談などは未単行本化のものも多い。コピーをとっていくうちに自分の身体の動きにリズムができてきて、東京にいた頃リソグラフ印刷機でzineを作っていた時のことを思い出した。少し郷土資料のコーナーも見る。

バスで再び瓦町へ。片道410円、そこそこかかる。小腹がすいたのでルレーヴでパンとアイスコーヒー。高校生が大声でしゃべっていたので早々に出る。スーパーで買い物して、不二書店さんへ。ゴーティエ「死霊の恋・ポンペイ夜話」(岩波文庫)、夏目漱石「草枕・二百十日」(角川文庫)購入。帰って「さようなら、ギャングたち」読み終える。

料理。ハンバーグ、トマトと玉ねぎのサラダを作る。まども帰ってきて晩ごはん。スーパーで買った「四国mix」というチューハイを飲む。愛媛の温州みかん、徳島のすだち、高知のゆず、香川の希少糖が使われていて、作っている会社は広島だけど、うまい。

昼間にとった雑誌のコピーのうち、「新潮」2002年5月号に掲載された堀江敏幸との対談と、「文学界」2000年1月号に掲載されたインタビュー「そして小説は生き延びる」を読む。後者のインタビューの時はおそらく84歳、おそろしく明晰な語り口に驚く。

パソコンのメモ帳に文章を書いてみる。短い言い回しや情景が頭の中に浮かぶ時には興奮があるけど、いざそれをある程度の長さのある文章にまとめようとすると、想像が際限なく広がっていって、どこでストップをかければ良いのかわからなくなる。頭がふらふらしてきて気持ちが悪い。自分はやはり少ない手数で形になる(ように見える)絵のほうが向いているのかもしれない。


19日

朝7時半に起きる。オクラともやしのナムルを作る。昨日とったコピーを読む。「ユリイカ」1997年12月号フォークナー特集の文章、「群像」2002年5月号の大庭みな子との対談。銀行に売上金を預けて、スマートレターを買って、ドトールに行く。大山エンリコイサム「ストリートアートの素顔」読み始める。

しかしこうして書き出してみると、いろいろと読んでいる。書き出してもみないと、すぐに忘れてしまう。昨日今日の出来事なのに。

開店。ネットでよく売れている。梱包作業、スリップ作り。FUZZのオータカさん来てくれたので、展覧会のDMをお願いする。

トマト茶漬け(角切りトマトと玉ねぎみじん切りに酢、塩、白胡椒を加え、冷蔵庫で冷やしたやつをごはんにかけたもの)がおいしい。夏バテにもいい。

今日はこれから絵を描く。

0 件のコメント:

コメントを投稿