2024年7月31日水曜日

いろんなお話(2024年07月29~31日)

28日(日)夜

閉店後、ルヌガンガでphaさんのトークイベントを聞き終えたまどと合流し、一緒に帰る。シャワー。まどからトークイベントの模様などを聞く。文フリで買った『わたしの推し本屋』を読み終え、橋本倫史『観光地ぶらり』を少しだけ読み、寝る。


29日(月)

朝7時過ぎに起きる。朝ごはんを食べながらジャン=リュック・ゴダール『軽蔑』見る。フリッツ・ラングが本人役で出てくるのはずるいな。さすがの貫禄。海の青と木々の緑がとても美しい。真夏に見て良かった。

モノ・ホーミーさんの冊子『ちょっとした、ごはんの話。』読む。料理に関するエッセイマンガ。カレーにきゅうりをたくさん入れるといいとか、さつまいもの葉っぱはおいしいとか、読んでいて発見がたくさんあるし、楽しんでいるのが伝わってくる。

スーパーへ買い物に行き、料理。肉と野菜の炒め物と、卵焼きを作る。お弁当の用意。

外出。店の前に来ると百万年書房の北尾さんと藤井さんがいて、ご挨拶する。タイミング合わずご来店とはならなかったが、北尾さん「また近いうち来ますよ」とおっしゃってくれた。本を発送し、銀行でお金をおろす。ドラッグストアに寄って、店に戻る。

開店。暑さでぼーっとして眠い。京都より、梶谷いこさんからエッセイ集『細部に宿る』『あったらいいなはなくてもへいき』が届く。前者はどちらも梶谷さん個人の出版レーベル『ケイアイブックス』からの発行。梶谷さんの文章は以前から気になっていたけど、誠光社から出ている本はルヌガンガでも取り扱われているしなぁ…と、なんとなく迷ったまま時間が過ぎていた。今回も少し注文が出遅れてしまったけど、思い切って連絡した。さらにまた京都より、ディナミシャイスケさんのアパレルブランド”MINAMI wea"のTシャツが届く。シャイスケさんには、去年大阪のPOLで個展をやった時にチラシのデザインをやってもらった。京都にある雑貨店DOMAはMINAMI weaを扱っていて、入荷の投稿をSNSで見るたびにとても気になっていた。グラフィックは全て発泡インクでプリントされていて、とてもいい感じ。

閉店後、店でモノ・ホーミー『植物の部屋』読み終える。これは線画と、モノ・ホーミーさんの掌編シリーズ『貝がら千話』に収録されている植物に関するお話を組み合わせた冊子。

作業部屋に行き、絵の続き。明日予定している絵の撮影のために準備をしなければならないところ、絵にのめり込んでしまう。結果、無事に完成したけれど時計は午前1時をまわっていた。へろへろで帰宅。なんとかシャワーと歯磨きをして寝る。


30日(火)

朝9時に起きる。ご飯を食べ、店へ。撮影に使う絵を作業部屋から取ってきてまとめる。意外と早く終わった。暑すぎるので、1人で喫茶店。アーヴィング・ゴフマン『日常生活における自己呈示』続き読む。

「私たちはしばしば、集合体の正当な主張だと思っている事柄を推し進めるために偽りの自己呈示をする人や、偶然や間違いで偽りの自己呈示をしてしまった人、さらにはおふざけや冗談で偽りの自己呈示をする人に対しては、自身の心理的または物質的な利得のために偽りの自己呈示をする人に対するのとは違った感情を抱くことになる。」(p102)

店に戻り、愛媛からいらしたmeza(メーザー)の片岡さんと合流。片岡さんはグラフィックデザインと、ヨーロッパ買い付けの古物やオリジナルプロダクトの販売などをされている。とりあえず、お昼時なので燦庫でランチ。自分はカレーを頼む。デザートにオレンジもついて750円は安い。今時この価格はうれしいな。片岡さんといろいろ話す。片岡さんはデザインや扱っている商品もかっこよく、そして音楽にも詳しい。こないだもストーリーに上げたThrobbing GristleのブートVHSに反応してくれた。自分はその人の仕事とは直接関係のない部分でも何か共感する要素があると、ぐっとくるようだ。

燦庫を出て、中央公園などで絵の撮影。片岡さんは自分の絵をかなり気に入ってくれているようで、楽しそうにいろんな場所に置いて写真を撮っていく。うれしい。しかし暑い。すぐに熱中症になってしまいそうだ。休憩したいですね…となり、撮影も続けつつ、自然とDORSIA方面へと足が向かう。休憩中も「itouさんのニョロニョロ棒はすごい」など、なかなかする機会がなさそうな話をする。好きなデザイナーもけっこう共通していた。栗金商店に寄り、堀金君にも片岡さんを紹介して、店に戻る。明津設計デザインの本や浅沼弥沙さんの作品集を見せて、またいろいろお話。撮影が無事終わって良かった。仕上がりが楽しみだ。

少し店のレジで作業して、その後まどと合流し、久しぶりのヤンフーで晩ごはん。ファラフェルピタサンドとポテト、とてもおいしい。かなり重い話題にもなってしまったけど、まどと久しぶりにたくさん話せてよかった。ヤンフーの2人とも少し話す。9月に台湾に行くそうだ。台湾とか韓国とか、自分も行ってみたい。

YOMSのショップカードや「古本」の描き文字を作ってもらった鈴木哲生君の2017年のインタビューを読む。このインタビューは何度も読み返しているけど、本当に面白い。

帰宅、風呂。『日常生活~』続き読み、寝る。いろんな人とたくさん話して楽しい1日だった。


31日(水)

朝8時前に起きる。ごはんを食べて、おかず作り。小松菜のおひたしと豚の生姜焼きを作る。あまっていたカボチャの煮物も入れてお弁当の完成。洗濯物干す。文フリで買った、jukkoさんの中国旅行マンガを読む。jukkoさんはたまにyomsにフリーペーパーを持ってきてくれるお客さんで、この漫画は大学生の時に中国の東北部から西北部まで電車で旅行した時のエピソードを描いたもの。絵もかわいいし、とても面白かった。

外出。昨日撮影した絵を片づけて、絵の続きを少しやる。買い忘れていたものを思い出し、スーパーや100均などをまわる。

開店。暑さは相変わらず厳しいが、この日は意外とご来店が多かった。高知県四万十町にある『太陽の眼』の綾花さんと理論さんが来られ、高知の面白い場所を教えてもらう。以前からとても気になっていた窪川駅そばのジャズ喫茶『淳』は、太陽の眼からもほど近いようだ。発送準備など進める。愛媛の松山から螺旋の玉井さん来てくれる。高松市美術館で開催中の谷川俊太郎展に行ってきたそう。あまり時間がないようだったけど、またゆっくり話したい。夜にはアパッチさん来てくれて、いろいろお話。

今日は早めに家に帰って作業。

0 件のコメント:

コメントを投稿