2024年7月5日金曜日

あぶない暑さ(2024年07月04~05日)

03日(水)夜

閉店後、友達がinstagramのストーリーに「最近豆菓子にはまっている」と投稿しているのを見て、自分もコンビニで柿の種のネギ塩だれ味を購入。季節限定のものらしい。酸味が効いている。作業部屋で絵の続き。30分だけでもいいから、少しずつ進めていきたい。絵のことを考えている間に流れている時間は独特のもので、長ければ長いほどいい。

まどは家で漫画家やイラストレーターの友人の方々と作業通話しながら描いていて、いつも楽しそうだ。自分もやってみたいけど、絵を描いている時は単純作業よりも次の一手をどうしようかと考えあぐねている時間が多いし、結局話に集中できなくなりそうな気もする。

帰宅、シャワー。シモーヌ・ヴェイユ『自由と社会的抑圧』続き読む。

「『イリアス』の真の主題、それは戦争による戦士の掌握であり、戦士という媒介を用いた戦争による万人の掌握である。なにゆえ、死を招くだけの無目的な戦争のために、だれもが自己を犠牲にするのか、さらには親族をことごとく犠牲にするのか、その理由を知る者はいない。だからこそ全編をつうじて、平和交渉を頓挫させ、敵対行為の火種をたえずかきたて、理性の一瞬の閃きのなかで闘いをやめようとする戦士をふたたび戦場へと追いやる不可解な影響力は、神々に帰せられるのである。」(p57)


04日(木)

朝7時半に起き、ドン・シーゲル『抜き射ち二挺拳銃』見る。80分弱という短い尺の中で、非常にテンポよく物語が展開していく。馬の死体のグロテスクさ。悪女が本性を現す瞬間。ラストのアクションシーンのリズム。パンを焼いて、まどと朝ごはん。洗濯物をたたむ。『マンスフィールド短編集』(新潮文庫)続き読む。

外出、作業部屋へ。30分ほど絵の続きをやる。良いペースで進んでいる。

開店。品出し、均一本、発送準備進める。ネット出品作業も。店頭買取3件。11月に予定しているイベントに関するやりとりをする。暑さでだれていた気持ちがしゃきっとした。閉店間際にPaper Talkの告知。次回は参加していない人も印刷物を持ち帰れるようにして、遠方からの郵送参加も受け付けようと思う。

閉店後、本の発送。作業部屋に行くと、部屋の温度がえらいことになっていた。昼間の日光で熱気がこもっていて、エアコンをつけてもなかなか下がらない。少しだけ進めてこの日はやめにする。ルクスへ行き、まいちゃんにいろいろ相談する。

帰宅、風呂。早めに寝た。


05日(金)

朝7時に起きる。軽く朝ごはんを食べてお弁当の用意。8時に外出して少し用事を済ませ、郵便局で本の発送。喫茶店に入り、イベント関係の連絡。その後作業部屋へ。やはり暑く、作業にならないどころか、熱中症の危険も感じた。そういえば真夏はあまり陽の当たらない別の階で作業していたよな、と思い出す。しばらく逃げるか。

開店。連絡を進めつつ、発送準備や少し品出し。店頭買取1件。暑さでお客さんは少なめだけど、だれずに作業を進めることができた。香山哲さんより、『心のクウェート』『すこし低い孤高』の追加納品分が届く。納品書を確認して振り込み。『ベルリンうわの空』シリーズや『プロジェクト発酵記』が胸に響いた人の元へももっと届いてほしい。夜になってお客さんはじわじわと増え、栗金商店の2人も来てくれた。

今日はこれから少し本を読んで、絵の続きをやる。

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