2021年11月3日水曜日

時間がドッと(2021年11月01~03日)

31日夜

21時半まで作業をやり、閉店。本の出荷。ハロウィンで街がにぎやか。帰って料理。疲れたので鮭を焼いて卵焼きを作って終わった。風呂。山本精一「ゆん」読み始める。和歌山の熊野神社でパンクスがアンプなしで練習していた、など夢か現かわからないような出来事がたくさん書かれている。12時頃に寝る。


1日

朝8時頃に起きる。文庫本のネット出品を30冊ちょい進める。まどと喫茶店へ行き、モーニング。まどは昨日選挙特番の関係で夕方から深夜まで仕事で、今日は午後からの出勤。「ゆん」読み終える。出て、猫スポットに行ってみると親子が寝ていた。子猫は少しずつ凛々しい顔つきに成長しているが、しきりにじゃれていてまだ子供っぽい。まどと別れて、家でまたネット出品作業。

開店。均一本半額セールは昨日で終了してしまったが、今日も均一本がそこそこ売れる。ありがたい。歴史資料館の方々がいらっしゃり、いろいろお話する。

閉店後、本を発送して、ワイン飲みながら候孝賢「冬冬の夏休み」見る。起きている出来事はけっこうハードだけど、映像のゆっくりしたテンポが気持ちいい。最近忙しくなかなか映画を見る時間が取れない。シャワー浴びて寝る。


02日

朝8時ごろ起きる。定休日だけどこの日は出張買取2件。軽く朝ごはんを食べ、レンタカーを借りて出発。仕事ではあるけど晴れていていいドライブ日和。丸亀の中華屋で昼ごはん。待っている間、川崎長太郎「乾いた河」続き読む。私小説だけど、「~であった」という語尾とともに主人公を突き放すように客体化する描写が多い。スーパーでアイスを買って食べる。

買取先に到着。ご挨拶して、ひたすら4時間ほど結束と積み込み。日本近世文学、民俗学関係など。2週間前にも伺っていて、今回は2回目。前回よりスムーズに作業は進む。途中お茶とお菓子をいただき休憩。いろんなお話をする。清岡卓行、杉浦明平、木下順二、石川淳など。ちらっとゴダールの話も出る。最近DVDや映画パンフを積極的に出しているのもあってか、店でお客さんと映画の話になることが多い。「勝手にしやがれ」がもう60年以上前の映画なので、今「団塊の世代」と呼ばれている人たちも少し後追いで見たということになるのだろうか。単純計算してみればすぐにわかることだけど、実際にその世代の方々とそういう話をすると、時間の堆積がドッと体の中に流れ込んでくるような気持ちになる。こういう時、古本屋は面白いなあと感じる。小松菜やお惣菜をお土産にいただいた。

一旦店に戻り、少し荷物を整理して、ファミレスで晩ごはん。オムライスとほうれん草ベーコンのセット。2件目のお宅へ。こちらも文学がメイン。お話をしていると、探しているという作家の本がちょうどうちに入荷したところだったので、後でご連絡することになった。こういうことも最近続いている。

サウナに行って休憩。休憩所でスケッチブックに絵を描く。店に戻って本をおろし、車を停めてコンビニでビールを買って帰る。まどと話し、本を少し読んで寝る。


03日

朝8時に起きる。朝ごはんを食べて外出。ゴミ捨て、レンタカー返す。喫茶店へ行き読書、「乾いた河」読み終える。昨日の結束・積み込み作業で背中や足が筋肉痛。なんとなく肩の位置が上がっている気がする。スーパーで梱包用の段ボールをもらって帰り、在庫や昨日買い取った本の整理。

開店。この日はありがたいことにお客さんが多く、よく売れた。店頭買取1件。観光客の方も明らかに増えている。昨日の引き取り分の査定も進めたかったが、あきらめて、店舗の本の補充に集中する。安岐さん来てくれてお話する。安岐さんは北浜で新しく「北浜プラトー」という場所を立ち上げる。近々オープン予定。

今日はこれからネットで売れた本の梱包。

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