2021年3月5日金曜日

2021年03月04~05日

03日夜

22時半までいろいろ作業。翌日の弁当のおかずはまどが既に作ってくれていた。ありがたい。小島信夫「アメリカン・スクール」読み終える。「馬」はすごい。「微笑」の残酷さにも背筋が寒くなる。シャワー浴びて寝た。


04日

朝8時に起きる。何をしようか迷って、山に登ることにする。栗林公園北口駅から稲荷山山頂まで。ほんのわずかの距離なのに、体力が衰えていることを感じる。山頂ではただぼーっとしていた。登りで自分を追い越していったトレイルランナーの男性が、下りの時にまた同じルートを駆け上がってきて驚く。ぐるぐる回っているのか。帰る途中、左ひざにビリビリと痛みが走る。こんなこと始めてだ。うーん。帰ってお茶を飲み、長島有里枝「背中の記憶」読み始める。

開店。ルヌガンガの中村さんから夏みかんいただく。この日もけっこうな量の店頭買取が2件。うれしい。品出し進める。ここ最近均一本がよく売れているので、たくさん補充。夜に雨が降り出す。頭痛がひどい。

閉店。まどがカレーを作ってくれていた。最近作ってもらってばかりだな。お酒を飲もうかとも思ったけど、やっぱりやめて温めた豆乳を飲む。風呂に入り、ハンス・アビング「金と芸術」読み進めて、寝る。


05日

朝8時前に起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。外出して、千円カットで髪を切ってもらう。お金を払って散髪するのは20年弱ぶり。案の定、理髪師のおばさんに「前髪、これ、アシンメトリーにしとんですか?」と言われる。ともかくこれで切り揃ったはずなので、また少し伸びてきたら美容院で切ってもらう予定。人に切ってもらうのは楽だな。郵便局でお金を預け、スマートレターを買い、ダイソーでセロハンテープを買う。喫茶店に入り、「金と芸術」読み進める。経済学者とアーティスト両方の視点を行き来しつつ書かれているのが面白い。

「人々は完全に開かれた状態にあるのでもなければ、真空状態で生きているわけでもない。人々の社会的価値や芸術との関係が、芸術作品のどこを読むべきか、聴くべきか、そして見るべきかを決定するのである。」
「美的価値は自律した価値ではなく、社会的価値である。」

家に帰って少し絵を進める。

開店。お客さんの入りはそこそこ、しかし売上はそれほどいかず。昨日店頭買取で本を持ってきていただいたお客さんに査定金額をお支払する。郷土本をよく見に来られるお客さんとお話。三越のホールで昔チャップリンの映画が上映され、徳川夢声が活辯をしていたのをご覧になったそうだ。街の昔の話を聞くのは楽しい。

今日はお酒が飲みたい気がするけど、どうしよう。

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