2021年12月11日土曜日

とっさ(2021年12月09~11日)

08日(水)夜

22時過ぎまで作業し、本の発送。まどが作業が終わるのを待ってくれていた。少ししゃべってキャンバスの続き。なんとか完成。やっぱりキャンバスは楽しい。もっとたくさん絵が描きたい。シャワー浴びて寝る。

10年近く前、当時の職場でつかみあい寸前のケンカが起こった時に「もうやめましょう!ひとまず落ち着いて、お互いに相手に対する意見を紙に書いて見せ合いましょうよ!」と叫んだら、一気に場が白けてケンカが収まったということがあった。やっぱり焦りとか、恋愛や寂しさで気持ちが沸き立っている時のとっさの言動はいい。そういう感じの絵が描きたい。

「傑作を書くのを、どうして恥かしがるのか。それならいったい何のために文学を書くのか。涙の出るほどの問題なのだ。あなたは、このような人間であるべきではないだろうか。」

これは小島信夫「美濃」の一部分で、ちょっと意図の組み取りにくい文章だけど、感情でいっぱいになった状態でしゃべっているような時は、こんなふうに言葉が追い付かないものなんじゃないだろうか。たいてい文章にする時に途中で整理してしまうけど。別に興奮状態でなくても、みんな実際はぐちゃぐちゃなまま日々生きてるんじゃないか。


09日(木)

朝8時前に起きる。ごはんを炊いて、段ボールをまとめて捨てる。朝ごはん。まどと同じタイミングで外出し、喫茶店へ。テネシー・ウィリアムズ「呪い」読み始める。スケッチブックにマーカーで絵を描く。スーパーに寄って帰り、白菜の浅漬けを作る。ネット出品作業20冊ほど進める。

開店。本の整理、発送準備など進める。昨日腹の立つことがあり、この日も引きずったまま。しかしお客さんは多く、売上もよかった。なんだか申し訳ない気分になる。こないだ取材していただいた新聞記者さんがいらして、「個展やってください」と強く念押しされる。これは何かある、という気がする。やっていかないといけない。新聞の記事は先日親にも画像を送った。喜んでもらえて何より。

閉店後、まどとサム・ライミ「死霊のはらわた」見る(午前中は「呪い」だったし、偶然おどろおどろしいタイトルが並んでいる)。いろんなアイディアが詰まっていて楽しい。主人公に2回続けて同じ棚が倒れてきたのには笑った。そのまま寝落ちしそうになったけど、風呂につかって目を覚まし、料理。ベーコンと野菜としめじの炒め物、卵焼き、豚しゃぶを作る。1時前に寝る。


10日(金)

朝8時前に起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。この日も喫茶店へ行き、読書とスケッチブック。相席になった方々が「給湯器の買い替えは相当な金がかかる」と話していた。本の発送。週末カレーを作ろうと思い、八百屋でパクチーとししとうを買う。安かった。帰って洗濯物をたたみ、本の整理をする。

開店。この日は発送準備をしつつ、ネット出品の作業や品出しをゆっくりやった。ひとつ作業の区切りがついたので、ここからすぐに次の作業に向かってノルマを立てたい。

閉店後、スーパーで梱包用の段ボールをもらい、ルクスに行ってココア飲む。絵を描きつつまいちゃんと話す。ダイゾー君も来る。帰ってまどと話し、少し本を読んで寝る。


11日(土)

8時頃に起きる。まどと歩いて喫茶店に行き、モーニング。コーヒーとピザトースト。「呪い」読み終え、「USO」3号読み始める。図書館へ行って本を借りる。家に帰ってカレーを作ろうと思っていたけど、だいぶいい時間になってしまったので今季初のしっぽくうどんを食べる。しっぽくうどんを食べると新潟の郷土料理「のっぺ」を思い出す。

開店。品出し、発送準備を進める。かなり冊数の多いセットものが売れたので、梱包にも力が入る。昼間はお客さんが少なかったが、夜になってから増えた。

今日はこれから本の発送をして、風呂に入り、カレーを作る。DVDも見たいが無理そう。

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