2021年4月18日日曜日

ざっくり読む(2021年04月18日)

17日夜

22時半ごろまでDMの入稿作業をやり、閉店。シャワー。絵をやる。キャンバス1枚完成。去年描いていた絵と全然違う雰囲気のものができた。なんだろう。

誰かの作品に対して「救われた気分になるほど良い」とか「こんなものが認められているだなんて許せない」とか思ったとして、その感想が自分自身を何かしらの行動に駆り立てている瞬間は美しいのに、誰かと共有し始めた途端に何かが失われてしまう。


18日

朝8時頃に起きておにぎりを作る。梅とのりたま。まどと外出、コンビニで飲み物とフランクフルトを買って公園へ。風が強くてけっこう冷える。芝生に寝っ転がってみると少しましになるが、やっぱり寒いので、喫茶店へ逃げ込む。小島信夫「文学断章」続き読む。帰って卵焼き作る。昨日まどの作ってくれた鯵の南蛮漬けと冷凍のほうれん草おひたしがあるので、昼ごはんの準備にはあまり手がかからなかった。キャンバス少しだけ進める。

開店。今日は高松をオリンピックの聖火リレーが通る。いさぎよく中止にしてしまえば良いのにな。お客さんはいつもより気持ち少ない程度。品出し、受託商品についての連絡進める。まども今日はネット出品の作業を手伝ってくれた。徳島より郵送買取の本2箱届く。

まどが昨日「小説があまり読めない、すぐにこんがらがる」という話をしていて、もっと気楽にざっくりと読んでも良いのでは、と答えた。自分は登場人物の関係などにはほとんど無頓着なまま読み進めている。なんとなく、ああこの人はこういう人だったっけ、とその都度思い出しながら読んでいって、最終的に何か印象に残る文章だとか表現しづらい雰囲気とかが心の中にぽつんと残りさえすればいいかなと思っている。簡潔にあらすじや要点をまとめることのできる人はすごい。文章の中で起きていることを把握して整理しなければいけないというのは国語教育の影響なのかもしれず、自分も最初はそれで読むのにずいぶん時間がかかったけど、今はそういう考えはほとんどない。整理して世間に認識されやすい形で発信してもしなくても、心に残った言葉にできない何かを折に触れ考え続けることは後の自分に影響を及ぼすだろうし、その結果の判断や行動はいつの間にか世の中に対して機能していたりもするだろう。

今日はこれから本を読む。疲れたので早めに寝たい。

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