2021年4月7日水曜日

2021年04月05~07日

04日夜

閉店後、小西国太郎「秘境祖谷物語」読み終える。面白かった。平庫ワカ「マイ・ブロークン・マリコ」も読み終える。キャンバス少し進める。5つくらいのアイディアが全部中途半端なまま乗っかったような絵になっている。このまま進めると、そのアイディアのうちのいくつかを忘れてしまったり、思い出してそれに引っ張られてしまったりするはずで、それが面白い。風呂に入って寝る。


05日

朝8時前に起きる。朝ごはん食べて外出。銀行でお金をおろして喫茶店に入り、雑誌「国文学」1978年9月号を読み始める。特集は「『内向の世代』以降の文学」。池田満寿夫、中上健次、村上龍なども取り上げられていて、時代の雰囲気を感じる。八百屋に寄って帰り、絵の続き。だんだん調子が出てきた。

開店。お客さんは意外と多い。少し寒いので、入口ドアを開放しつつ時々ストーブをつける。品出し進める。早くも棚がいっぱいになってきた。動きの乏しい本は入れ替えてしまおうか。

閉店後、シャワー浴びて早めに寝る。


06日

定休日。朝8時前に起きる。ゴミ捨て、ごはん。

病院に行く。この日は待ち時間が長く、読書がはかどった。血液検査をするとまた白血球の値が高くなっていたが、前回ほどではない。発熱の原因はやはり不明。なんなんだろうか。

高松駅の2階にある七幸というお寿司屋さんに行く。ランチタイムを少し過ぎていたからか、混雑しているということはなかった。にぎりセット800円があまりにおいしかったので、えんがわ220円も追加注文。これもまたとろけるおいしさ。ふぐ骨酒もある。夜は混んでいるだろうか。空いている時を狙って、次はお酒と一緒に味わいたい。

電車に乗って丸亀に向かう。電車移動は良い。猪熊弦一郎現代美術館で「まみえる」という展覧会見る。顔や表情がテーマ。以前から見たかった高山陽介さんの作品がたくさん展示されていてうれしかった。常設では猪熊弦一郎と藤田嗣治のフランスでの交流に焦点を当てた展示が行われていて、こちらも見応えがあった。歩いて丸亀市役所に併設されたマルタスという施設へ。閲覧用図書がたくさん配架され、席数も多くくつろげる。スターバックスも入っている。とてもきれい。抹茶ラテ飲みながら「国文学」読み終える。

高松へ戻る。電車でカーソン・マッカラーズ「結婚式のメンバー」読み始める。村上春樹訳。とてもいい。サンリンシャに行って蓮井さんと少し話す。スーパーに寄り、帰って料理。卵焼き、トマトと玉ねぎのサラダ、かまぼこと菜の花とにんじんの炒め物。なんだか久しぶりに料理をした気がする。まどが帰ってきて晩ごはん。風呂に入って絵の続き、新しいキャンバスに手を付ける。12時前に寝る。


07日

朝8時前に起きる。ゴミ出し、朝ごはん。絵をやる。栗林公園に行って読書。公園の桜の見ごろはもう過ぎているけど、新緑が鮮やかだ。陽の光が暖かい。

開店。お客さんの入りはそこそこ。売り上げも良かった。小説に最近興味が出てきたというお客さんから「短いお話がたくさん入った本はありませんか」と質問を受け、「2分間ミステリ」をおすすめする。以前うちで星新一を買われたそうで、「面白かったです」と言っていただけてうれしかった。興味はあるけどどれを読んでいいかわからないというお客さんにできるだけ寄り添っていきたい。

今日はゆっくり過ごしたい。

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