2020年12月31日木曜日

2020年12月29~30日

28日夜

閉店後本を出荷して、コンビニでビールを買って家で飲む。お酒を買ったのも久しぶりだ。ソレイユで年始にザ・バンドの映画をやるらしい。まどといろいろ話す。夏目漱石「文鳥・夢十夜」読み終え、小島信夫「ラヴ・レター」読み始める。ほとんどが00年代に書かれた短篇。シャワーを浴びて寝る。


29日

朝8時過ぎに起きる。朝ごはんを食べて、店に置いている小さめの棚や木箱などをどかして2階へ運ぶ。昼ごはんは昨日の余りのお好み焼き。入口ドアの古い塗装を、定規でガリガリやってこそぎ落としていく。意外とこの作業に没頭してしまい、時間がかかった。作業しているとお客さんが次々やってきて、どうぞどうぞとご案内していると、休みにも関わらずそこそこ売れる。店頭買取も1件。壁や棚にテープでマスキング。お菓子を食べて少し休憩。床にオイルステインを塗る。重ね塗りをするとさすがに色も濃くなり、傷も目立たない。しかし、あと少しというところでオイルステインが切れてしまった。今日中にウレタンニスまで塗ってしまわないと工程に支障が出るので、仕方なくホームセンターへ。ダイキに行ってみたら同じものがなく、結局西村ジョイまで行く。年末なのにやたらと汗をかく。ついでにスーパーでも買い物。帰って晩ごはん。まどが定食を作ってくれていた。食べてすぐにまたステイン塗り。乾くまで2時間ほど休憩。「ラヴ・レター」読み進める。

「賞められればうれしいし、ケナされれば腹が立つことはあるが、ぼくはほんとうのことをいうと、自分自身を疑っているので賞められてもケナされてもおどろくことはある。その勇敢さにおどろくのだと思う」(「すべて倒れんとする者」)

ヘトヘトの状態で、床にウレタンニスを塗る。腕を押したり引いたりの運動が多いので背中に効く。夜12時ぴったりに終了。風呂に入って寝る。まどはこの日棚卸し作業を進めていた。


30日

朝8時ごろに起きる。余り物の野菜をいろいろ入れてカレーを作る。大根もししとうも入っている。まどと外出、喫茶店でモーニング。漱石の話など。「ラヴ・レター」読み終える。出て、本屋に入る。本屋でいろいろ話すのは楽しい。うちの店は狭くて奥に常に店員がいるので、雑談はしづらい空間かもしれない。シューレで器を見たり、八百屋で野菜を買ったりする。ルヌガンガへ。今日もたくさんお客さんが入っている。東千茅「人類堆肥化計画」購入。帰ってカレーで昼ごはん。

13時頃から作業開始。今日は入口ドアの枠の塗り直し。2階に置いていた箱などを下におろす。zineなどを置いていた棚をどかして一旦掃除し、古い塗装をはがす作業の続き。やはりこの作業は時間がかかる。ちらほらとお客さんが来店し、何冊か売れる。まどが来月茎で企画しているイベントのチラシと、福島のナガバさんから蚤の市用の商品が届く。塗装はがしを終え、再度掃除して、テープでマスキング。まどからお菓子の配給。晩ごはんはそば。川勝徳重「電話・睡眠・音楽」読み始める。藤枝静男の小説を原作にした作品もあって面白い。作業続き。ドアに油性ペンキ塗る。夕方から急激に冷え込みが厳しくなり、なかなかしんどい。油性ペンキはもったりとしているので時間がかかる。ある程度の厚みをもたせて塗らないとムラになってしまう。3時間弱あっという間に過ぎ、塗り終える。さらに戸当たりの部分を乾かすために2時間ほど入口を開けておかなければならない。発送準備、帳簿付けなどを進める。

このブログを書いていたら、そこそこいい時間になってきた。軽く片付けて寝ます。

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