2020年11月3日火曜日

2020年11月02~03日

01日夜

大阪市存続が決定、ほっとする。

久しぶりの深夜のそうじバイトはつつがなく終了。しばらくやってみて、お金と体力と相談しながら減らすかどうか決めよう。絵を描く時間がほしいし、映画ももっと見たい。風呂に入り、サリンジャー「ナイン・ストーリーズ」読み終えて寝る。


02日

朝8時前に起きる。今日は一日雨らしいので、栗林公園は明日にする。ごはんを食べて、絵を描く。キャンバスの続き。まずまずうまくいきそう。関川夏央「寝台急行『昭和』行き」読み始める。紀行エッセイを久しぶりに読んだ。今週末の土曜は元旦以来に電車で松山まで行く。楽しみ。PayPayから電話があり、セットアップをする。ニラ玉作る。

開店。コルトレーン聞く。一箱の入れ替え。思っていたよりお客さん来る。年明けにやる店内企画のメール連絡。楽しみだ。気圧のせいかうだつが上がらない。そういう日ということにする。

閉店。バイトに行き、「寝台急行」読み終える。シャワー浴びて寝る。


03日

朝8時過ぎに起きる。ゴミを出しそびれた。

まどと外出。松下製麺所でかけうどんとちくわ天。やっぱりおいしい。栗林公園へ。初めて掬月亭へ行ってみる。今日は栗林公園にて鯉の放流式が行われる予定で、掬月亭では関連して鯉をモチーフとした作品の展覧会が行われていた。先日店に来ていただいた北郷さんも立体作品を出している。建物も良いし、日差しも暖かく、抹茶と栗まんじゅうもおいしかった。入亭料が700円かかるので今まで通り過ぎるだけだったけど、この機会に行けて良かった。公園を出て南珈琲へ。午前中から観光客みたいな過ごし方をしている。小島信夫「別れる理由」読み始める。小島作品で一番長く、2段組みで全3巻、合計1200ページ以上ある。時々他の本もはさみながら読み進めていきたい。家に戻り、まどはぽかぽか温泉へ。自分は明日に行く予定。鶏肉と小松菜と油揚げを適当に炒めて弁当完成。

開店。火曜は本来定休日だけど、今日は文化の日で臨時営業。明日代休をとる予定。店頭買取2件、どちらもとても良い本ばかりでうれしくなる。岩手の村上さんからミャンマーレコードの本追加納品あり、品出しする。

休憩中、「別れる理由」読み進める。冒頭から、人間心理の細部をえぐる(ほとんど妄想に近かったりするが)ような描写が続く。

「『おかしいね』『ほんとに、おかしいわね』こうした会話が出来たらどうか、と考える。それが出来ないのは、そのわけは色々あるのだ、と考える。そう。子供。それまでの不和の日々。そう、不和の毎日。これだ。そのために、『おかしいね』『ほんとに、おかしいわね』といったふうには行かない。許すも許さぬもない、という、こういうやり方ができない…」
「彼女は彼の指をもてあそびながらいう。そういうとき彼は、決して油断をしない。指は自分のほんの一部であって、本体は別のとこにあるという恰好をくずさない。ひそかに彼は思っている。未練を作るのは、これからさ。今こうして暮していることが、それにつながるのさと。」

今日はバイトなし。映画を見るか、絵を描くかする。

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