2024年9月30日月曜日

休みの集いVol.2(2024年09月28~30日)

27日(金)夜

閉店後、本を発送し、スーパーでビールと豆腐を買って早めに帰る。飲みながら、巧藝舎『世界の美しい民藝』続き読む。


28日(土)

朝7時に起きる。よく寝た。昨日見た、シャンタル・アケルマンの18歳の頃の作品がアップされていたcinemateque.frというサイトにはフランスのサイレント期の映画や実験映画もたくさんあり、掘り甲斐がありそう。その中から、Emile Malespineという作家の”Jeux d'ombres"という実験映画を見てみる。万華鏡のような装置をピントをわざと合わせずに撮ったり、コラージュしたり。その後、ご飯を食べつつイジー・メンツェル『つながれたヒバリ』見る。社会主義体制が進むチェコで、政治犯として鉄工所で働かされることになった人々の愛や抵抗の姿を描いている。荒涼とした鉄工所と、人間らしさを失うまいとする人々の対比が美しい。1969年に製作されたものの、内容ゆえに20年もの間公開禁止になっていたそうだ。

去年個展をやらせていただいた大阪のギャラリーPOLの田窪さんより、うれしい連絡あり。

お弁当を用意して外出、南に入る。イベントの告知文を考え、下書き。その後作業部屋で絵の続きをやる。いろんな考え事をしながら少しずつ絵を進めていくのは楽しい。

開店。品出し、アルバイト用の本の準備、均一本の補充などを進めていく。先日佐藤泰志をおすすめして買ってくれた、日本語を勉強中の外国人のお客さんが再びご来店。こないだ読み終えてとても良かったです、と言ってくれた。日が暮れてすぐごろに激しいにわか雨。

夜になって、11月24日に開催するマーケットイベント『休みの集い Vol.2』の告知をSNSに投稿。これはいろんな人に来てほしい。

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栗金商店&yoms presents「休みの集いVol.2」

開催日時:2024年11月24日(日)12〜19時
会場:燦庫(高松市亀井町8−8−2F)
入場料:500円+ワンドリンクオーダー(入退場自由/小学生以下入場無料/先着50名にオリジナル缶バッジつき)

〈出店〉
⚫︎food
・やをら(12~17時)
・Tipsy Cookie(16~19時)
⚫︎古着
・FOOL
・栗金商店
⚫︎古本
・yoms
⚫︎古道具
・がふ(from鳥取)
・meza(from愛媛)
⚫︎生花
・茎
⚫︎似顔絵
・くりもとみき

〈DJ〉
・DJO2
・カナ
・Apache
・Daichi Hirao
・生物(from地球)
・pheme
・Lilyard

・自作印刷物イベントPaper Talkを同時開催(今回は参加者でなくても持って帰ってOK)
・古本yoms・齋藤祐平による絵画作品の展示を同時開催

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県外からの出店ゲストは古道具がお2人、鳥取からがふさんと、愛媛からmezaさん。DJには高松でお店をやっている先輩、天国喫茶ぱらいその大津さんと六ろくのカナさんにもお願いした。

1時間ほど残業して閉店。本を発送して帰宅。ヨーグルトを食べて洗い物。風呂に入ってすぐに寝た。


29日(日)

朝7時起き生活を目指しているはずが、5時半に目が覚めてしまい、昨日イベント告知をしたせいもあって興奮して二度寝できず。『世界の美しい民藝』読み終える。お弁当を用意して洗濯機をまわす。

外出。店に行き、昨日の分の帳簿付けを済ませる。郵便局でお金を預ける。夜に絵を見てもらう用件があり、作業部屋から見繕う。11月のイベントや東京行の連絡。

作業部屋へ行き、久しぶりにじっくり(といっても、1時間程度)集中して絵を描く。いい感じだ。途中のまま放っていた絵にも手を付けてみると、いい具合になった。どちらももう少しで完成しそう。

開店。発送準備、品出しなど進める。この土日は均一本をたくさん買ってくださるお客さんが何人かいらっしゃり、補充にも力が入る。夕方ごろからやっと火曜の出張買取で仕入れた本の作業。古本は出張買取に行ってからも査定、支払い、汚れていたらクリーニング、ネット出品または値付けして棚出し…で、売れたら(ネット出品したものはさらに梱包)やっとお金になる。こうして書き出すと割と時間がかかるもんだなと思う。

夕方、よく杖をついてyomsに来てくれる男性が1冊買って話しかけてくれる。なんと、高松に引っ越して初めてライブに誘ってくれたコトン文庫のヒデさんだった。今まで何度も店に来てくれていたのに気が付かなかった。ヒデさんも顔と名前が一致していなかったようだ。入院されていろいろ大変だったそうだけど、今はリハビリでたくさん歩くようにしているとのこと。うれしくなって、写真を撮ってまいちゃんや大三君に送る。

閉店後、今度オープンするお店に絵を飾りたいという方がいらっしゃり、午前中に見繕った絵を見てもらう。2枚ほど買ってもらえることになりそう。かなり迷ってくれてうれしくなる。途中コンビニに行こうかと外へ出ると、安岐さんと、美術家の中崎透さんに偶然会う。中崎さんとは一度水戸のキワマリ荘で画家の淺井裕介やキュレーターの遠藤水城さんと共にお会いしたことがあり、それがおそらく12年ほど前。その時自分は調子が出ず、全然きちんとお話できなかったが、中崎さんは驚くほど自分のことを詳しく覚えてくれていた。今後ちょくちょく香川へと来られるようで、また会いましょうとなる。

店を閉めて帰宅。たくさん人としゃべったおかげか、いつもの眠気は少ない。風呂に入って寝る。


30日(月)

朝6時に起きる。カート・ニューマン『蠅男の恐怖』見る。話のアイディアはシンプルだけど構成が良かった。複眼に映る妻の顔がインパクト大。朝ごはんを食べて外出。南に入り読書。ブッツァーティ『ある愛』読み始め、岡崎武志『古本大全』続き読む。午前中の南は外国人観光客が多い。

昨日出したキャンバスを片づける。裏面にタイトルや日付の入っていないものにはマーカーで記入。ネット出品した本の整理。作業部屋で絵の続きをやり、完成。完成したことはわかるけど、何が「描けた」のかはまったくわからない絵ができた。均一棚に補充するための本を見繕う。

開店。均一本補充、ネット出品作業、発送準備、品出し。ここ数日頭痛や肩こりがある。天気もはっきりしない日が続いている。夜に久々にイラレ作業。少しずつ終わりが見えてきたか。夜に台湾人の女の子(京都の美大に通っていたらしい)が来てくれて、迷いつついろいろ買ってくれた。

閉店後、BASEの送料更新。明日からスマートレターやレターパックなどの料金が大幅値上げ。痛い。

今日は家に帰って本を読もうと思う。明日は大事なインタビュー。

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