2024年9月1日日曜日

適当な英語(2024年08月31日~09月01日)

30日(金)夜

閉店後、本を発送し、ついでにお酒とつまみを買う。店で飲みながら、植草甚一『サスペンス映画の研究』続き。こないだ見たアンリ=ジョルジュ・クルーゾー『密告』を「カフカ的な雰囲気」を持った映画と評している。やっぱりそうだよな、となんだかうれしかった。

イラレ作業をやる予定だったけど、やめにして絵の続きをやる。まずまず良い感じ。最近作った絵とはまた少し違う雰囲気のものになりそう。

帰って、ヨーグルトを食べ、シャワー浴びて寝る。まどはこの日髪を切ってすっきり。


31日(土)

朝8時に起き、ごはんを食べながら映画。アンリ=ジョルジュ・クルーゾー『犯人は21番に住む』見る。『密告』とは全く違ったテンポで展開していくウィットに富んだサスペンス映画で、クルーゾーの作風の幅広さにうならされた。ヒロインのシュジー・ドレールも魅力的。

お弁当の用意をして外出。台風はもうほぼ過ぎ去った。店で在庫整理やアルバイトMさんにやってもらう本の準備など。それと9月の半ばに商品を委託する形で出店に参加するので、そのためのやり取りも。

開店。品出し、アルバイト用の本の準備など進めていく。店頭買取1件。夕方Mさん来て、本の受け渡しと支払い。フリーペーパー『自然観察新聞』を作っているまみさんが、来月燦庫でイベントをやるそうで、チラシを持ってきてくれた。まみさんは普段ネイチャーガイドをしていて、イベントでは植物や粘菌の標本、写真など約100点を展示するそう。夜はライブやDJもあるらしい。この日は少し前からしれっと店に置いていた古物や、自分のひいじいさんがたくさん書き込みをした本(開店当初からずっと棚にあった)が売れたりした。

閉店後に発送準備の続きをしていると、韓国から来たという若い男の子がやってきて、スラムダンク、ナルト、ワンピースはあるかと聞いてくる。あいにくどれも在庫なし。何かマンガを買っていきたいようで、お互いかなり適当な英語でやり取りし、最終的に浦沢直樹を買ってくれた。

発送を終えて、イラレ作業の続き。帰って風呂に入る。『サスペンス映画の研究』読み終えて寝る。


01日(日)

朝7時半に起き、ご飯。Malcolm Le Griceというイギリスの実験映画作家の1967年作品"Little Dog For Roger"見る。子犬を散歩させている映像のコラージュ。手法としてはあまりハッとさせられるようなものはなかったけど、他の作品も見てみるべきか。コーヒーをいれて、イーヴリン・ウォー『回想のブライズヘッド』上巻読み始める。なんだかあまり頭に入ってこない。まだまだ先は長い。

お弁当を用意して外出、作業部屋へ。9月の委託出店に出すためのzineなどを見繕う。そこそこ量を出せそうだ。その後ネット出品作業。たくさん冊数のあるものは、ひとつ出すのにも時間がかかる。

開店。品出し、均一本補充など進める。この日は神奈川県より1箱、千葉県より4箱郵送買取が到着。神奈川県からの1箱は既に見積もりを済ませているので、状態の確認だけして連絡と振り込み。もう4箱は手つかず。夜になって、10月26日にやしまーるで行われるBOOK WEEKENDのチラシが届く。スタッフとして関わっているネジマキネコさんといろいろ話す。その後、11月4日に徳島県美馬市で行われる『うだつのあがる古本市』のチラシも到着。届けてくれたスタッフの高木さんと話す。まどの漫画をすごくほめてくれて自分もうれしくなった。この2つの古本市にはどちらも出店する予定。この秋は出店が多い。

ネットで買った荒川徹『ドナルド・ジャッド 風景とミニマリズム』が届く。パラパラめくるとメル・ボックナーやロバート・スミッソンなどについても書かれているようで、やはり買っておいて良かったなと思えた。現代美術批評や資料性の高い音楽本はすぐ絶版になって中古価格が上がるので危ない。この本もAmazonでは定価より高くなっているけど、定価よりも少し安い値段になっているサイトがあって、今のうちにと買っておいた。

11日に京都に行くことにした。予定をいろいろ立てる。

今日はもう少し仕事。

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