2024年9月4日水曜日

のどごし(2024年09月02~04日)

01日(日)夜

この日は発送準備や帳簿付けなどで24時前まで残業。本を発送し、帰ってシャワー浴びてすぐに寝た。


02日(月)

朝6時半に一度目が覚め、小一時間読書。イーヴリン・ウォー『回想のブライズヘッド』上巻読み進める。二度寝して、起きたら9時前。まどの作ってくれたスープを飲み、『ブライズヘッド』上巻読み終える。洗濯。

外出、店へ。郵便局で本の発送。昨日届いた郵送買取の本などを整理。

開店。品出しなどを進めていく。シールはがしを進めていた横山光輝『三国志』全60巻の準備がやっと終わり、これも店に出すが、もう置き場がない。どうしよう。店頭買取2件、以前お預かりした分の支払いが2件。夜に堀金君来てくれて、音楽の話。堀金君は古着屋、自分は古本屋をやっているわけだけど、実際に会って話すのは音楽や映画の話が多い。本業以外の趣味も何か通じる部分があると、より関係が深まる感じがする。

この日もなんだかんだで残業。査定を1件完了させてご連絡、金額了承とれる。本の発送、コンビニでビールとおつまみを買って作業部屋で飲む。絵も進めた。

帰ってシャワー浴びて寝る。


03日(火)

朝8時頃に起きる。まどはまだ寝ているが、モーニングへ行こうということになっていたので起きるまで読書。『回想のブライズヘッド』下巻読み始め、その後小笠原鳥類『テレビ』読む。小笠原鳥類さんの詩を読むといつもクロード・シモンを思い出す。語が意味を持つ前により物質的な行や頁として目に飛び込んでくる感じ。

まどが起きてきて、南へ。『テレビ』読み終える。スーパーや八百屋で買い物をして帰り、料理。親子丼、オクラときゅうりの梅かつお和え、いか天と野菜の炒め物を作る。まどと昼ご飯。

お弁当を用意して外出。店を開けつつの作業。先日買い取った本をネット出品しつつ整理。あまり動いていない均一本を下げて、新しいものと交換。今月半ばに参加する委託出店用の商品の準備。なんだかんだで5時間ほど作業した。大三君が定休日と知らずに来てくれて、いろいろ話す。今度Syndicateで行われるグループ展に参加するらしい。

仕事を切り上げて、ドラッグストアで買ったマンゴージュースを飲みながらジャン・ユスターシュ『ぼくの小さな恋人たち』見る。これでユスターシュ作品は4本目になるけど、どうも自分とは相性が良くないようだ。だらしのない大人や閉ざされた環境に翻弄される、決して不良とも呼べないような若い男の子の静かな焦燥感。自分の若い頃に重なることも多く、嫌なことをいろいろ思い出してしまう。サム・ペキンパー『わらの犬』を見た時も似たような気分になったな。

作業部屋で絵の続き。少しだけやるつもりが、やっているうちにいつの間にか24時を過ぎてしまう。帰宅。シャワーを浴びて寝た。


04日(水)

二度寝してしまい、朝9時に起きる。朝ごはんを食べて、コーヒー飲みつつ『回想のブライズヘッド』下巻続き読む。もうだいぶ終盤になっているけど、相変わらず物語はほぼ頭に入らず。しかし読み口は心地よい。こういう、ほんのり味のついたお腹にたまらないものを少しずつ食べているような読書も好きだ。のどごしを楽しむような感じ。最近は朝夜の気温がだいぶ落ち着いてきている。エアコンを止めて窓を開けてみた。

外出。作業部屋へ行き、また絵の続きをやる。もう少しでいけそう。

開店。直後に買取あり。新宗教関係のなかなか見ない本がどかっと大量に到着。これはネットで売ることになる。昨日の映画の余韻がまだ残っているのか、どうも体と頭の動きが鈍い。香川の方を中心にお客さんは来られる。ジュノンさん来て、町内会費を払う。最近リサイクル業を始めたらしきIさんより、古本の持ち込み。制服姿の高校生が岩波文庫旧版のシラーを買ってくれて驚く。年に1人くらいは、えらい渋めの本を買っていく高校生が新しく現れる。気合いの入る瞬間だ。夜は査定。しかし品出しは少しずつやっているはずなのに、どうも棚に隙間が空きがち。その分売れているのか?本当に?

今日はゆっくり過ごす。

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