2024年8月21日水曜日

暑さにめげず(2024年08月18~21日)

17日(土)夜

閉店後、本を出荷して、コンビニでビールを買う。作業部屋で飲みつつ、先日入荷した佐藤拓人君のzine”RECYCLE SHOCK"についてくる付録CDRを聴く。選曲とても面白い。途中拓人君によるMCや自作CMが挟まれる。絵の続きをやり始める。たぬきをテーマにしたDJイベント『ぽんぽこ山』のCDRも聴く。メンバーの3名が各々たぬきを連想させる曲を持ち寄りまとめたもので、これは第2集。第1集よりも選曲の幅がだいぶ広がっている気がする。絵はそこそこ進むが、決め手がなかなか見つからず。

帰宅。シャワーを浴びて寝る。


18日(日)

朝8時半に起きる。最近寝る時間が遅いせいで、起きる時間もずれ気味。朝ごはんを食べてお弁当の用意をしていると、まどがこないだ注文してくれたマットレスが届く。開梱。真空パックされた状態で丸められており、空気が入るとみるみるうちに膨らんでいく。

少し早めに外出。作業部屋へ行き、絵の続き。なかなか完成までたどり着かない。ここ2年くらいは図と地の関係を何度も変えつつ良い瞬間を待つような絵の描き方をしていて、一旦ドツボにはまると抜け出すのに時間がかかる。下絵を描いて完成へ向かうのとは違う描き方を選んでいるのでしょうがないんだけど、少ない手数できめてしまいたくもなる。新しい板パネルに色を塗る。こっちはさっと完成できそうな感じ。

開店。品出し、均一本補充、発送準備など進める。店頭買取2件。この日はけっこうな査定金額の買取が入ってお金が出たなと思ったら高値をつけていた本が売れたり、スリリングな日。夜に石井香絵ちゃんと室井が来てくれる。娘さんのねいちゃんも一緒。久々にいろいろ話して、最近描いた絵も見てもらう。去年の2月にやった吉祥寺での個展も2人は見に来てくれていた。昨日は宇野の競輪場の元宿舎?を改装して作られたゲストハウスに泊まったそうで、写真を見せてもらったらとてもきれいなところだった。ごはんを食べに行こうかどうか迷ったけど、日曜であまりお店が開いてないし疲れているしでやめにする。明日の朝うどんを食べに行こうとなった。

閉店後、発送準備の続きをして、シンクの洗浄をやる。帰宅。シャワーを浴びて、すぐに寝た。


19日(月)

朝7時半に起きる。珍しく雨が降っている。明日は出張買取、降られると困るんだけどな。読書。『建築家の椅子111脚』読み終え、坂田和實『ひとりよがりのものさし』読み始める。

まどと外出。ルヌガンガで香絵ちゃん室井ねいちゃんと合流。ルヌガンガではちょうど子供たちと親御さんが集まって絵本の会が開かれていた。また後でもう一度来ることにして、県庁のほうへと向かう。さか枝でうどん。その後県庁1階を見学。ねいちゃんはあやとりがうまい。中央公園でイサムノグチの遊具を見る。晴れていたら思いっきり遊べたのに残念。

開店。3人が店に置いていた荷物を取りに来て、お別れする。これから新幹線で東京へ帰るそうだ。品出し、発送準備を進める。雨でボーっとしていると、工藤冬里さんが来てくれて目が覚める。冬里さんはこの日燦庫でライブ。いろいろお話してくださり、川崎長太郎や藤枝静男、古井由吉の話なんかもした。冬里さんは長太郎の通っていた小田原の店で海鮮丼を食べたことがあるそうだ。行ってみたい。

19時50分に店を閉めて燦庫へ。この日はサンドマン企画で、さっこと冬里さんと徳島の河本英樹さんとの3名による即興演奏ライブ。最初にさっこと冬里さんそれぞれのピアノソロ。さっこソロはエチオピアのピアニストEmahoy TseguÈ-Maryam GuÈbrouを思わせる瞬間もあり、とても良かった。冬里さんはノートPCからノイズを同時に流していた。その後、3名によるセッション。途中から見たことないドラムやフルート、ピアノなどの演奏者が次々と加わり、7人ほどの大所帯となる。カオス状態というわけではなく、加わった方々はほとんどがかなり場慣れしていることが窺え(丸亀あたりの方が多かったようだ)、お互いを引き立て合うような間合いを保ちながら演奏していた。途中から加わった人で1人、自意識がむき出しのまま振る舞っている人がいて、そこだけがとても残念。しかし全体としては行って良かったなと心から思えるイベントだった。上の階で成レノ果テの島田さんの展示も見れた。

店に戻り、発送準備など少し作業。帰宅、風呂。ベッドに入ると、ライブに関して自分が残念に思ったところがまども気になったようで、いろいろ話す。


20日(火)

朝7時半に起き、まどと外出。南に入り、坂田和實『ひとりよがりのものさし』続き読む。世の中にはいろんな商売があるもんだ。

レンタカーを借りて出発。今回は宇多津まで出張買取。『がもううどん』に行ったら観光客で大行列。もう少し先にある坂出の『いきいきうどん』になんとなく入り、冷かけ小とかき揚げ。コシがあっておいしい。

買取先は風情のあるお宅が立ち並ぶ一角にあった。ご挨拶して、早速本を段ボールに詰めていく。書庫になっている部屋はエアコンが効かず、大汗をかく。買取先の方が扇風機を出してくれたり気を使っていただいたおかげで、熱中症の心配はなかった。値段がつかない本もできれば処分してほしいとのことで、軽バンに詰めるだけ詰めてみると、ちょうどおさまる。しかし事前に聞いて予想していた量の1.5倍ほどあり(よくあることだけど)、ヒヤッとした。

出て、処分する本を近場の紙ゴミ処理場まで持って行く。やはりあまり気持ちの良いものではないが、日本文学全集や百科事典の類はしょうがない。こういうものの多くは時代の産物だ。近くのリサイクルショップを2件ほどまわり、かざし温泉でさっとお風呂に入って、回転寿司を食べ、店に本を置き、帰る。21時。この日はルクスでも宮脇さんや大三君がイベントをやっていたけど、ヘトヘトに疲れてしまってやめにした。無念。アイスを食べ、『ひとりよがりのものさし』読み終えて、早めに寝る。


21日(水)

朝8時に起きる。朝ごはんを食べて、お弁当の用意。レンタカーを返却し、消耗品を買い出して店へ。昨日店内に持ち込んだ本の量に思わず笑ってしまう。しばし放心。少しずつ結束し直して、上の階へと運ぶ。地味な仕事だ。

開店。片づけは間に合わず。しかしお客さんはいらっしゃる。皆さん優しい(甘えてばかりもいられないが、甘えさせていただきます)。イベント関係の連絡をし、発送準備を進める。定休日をはさんでいるので、発送件数も多い。郵便局へ一度発送に行く。その後郵送買取の連絡、本の整理の続き。郵送買取はほぼ絵本で、こちらもけっこうな量だ。『高知日曜市の歩き方マップ』を制作された石川さんが、谷川俊太郎展を見た帰りに寄ってくださる。ちょうどマップも品切れになったタイミングで、追加で納品いただいた。高松へはお仕事で頻繁に来られているそう。

今日はこれから本日2度目の発送。その後また本の整理をやる。明日段ボールゴミの日で助かった。

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