2024年8月11日日曜日

お盆に突入(2024年08月09~11日)

08日(木)夜

店を閉めて、すぐ絵に取り掛かる。音楽を聞きながら12時過ぎまで集中。けっこういいところまで進んだ。帰宅、シャワーを浴びてクリストフ・ハインリヒ『クロード・モネ』読み始める。TASCHENの正方形のシリーズ。


09日(金)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べてお弁当の準備。この日は自転車でさっさと作業部屋に行き、絵の続きをやる。1枚完成。こないだ注文したキャンバスや板パネルも発送されたようだ。『モネ』読み終え、ネット出品作業を進める。

開店。昨日の地震の影響か、お客さんは少ない。郵送買取分の査定を進める。と、そこにさらにまた別件の郵送買取が1箱到着。こちらはいつもお送りくださる愛知県の方から。どんどん査定を進めていく。以前お預かりした分の支払いが1件。品出しも久しぶりに集中してできた。お盆の人出はどうなるだろう。途中、ドラッグストアにペットボトルの水や塩タブレットを買いに行った。まどは携帯トイレなどをネットで注文。夜に平尾君が来てくれて、デザインや音楽の話などをする。少し残業し、査定と品出し。

閉店後、本の発送。スーパーでペットボトルの水を買い足す。地震の翌日夜でも在庫がまだある。3.11の時は一瞬でペットボトルの水がなくなり、しばらく買えなかったことを思い出した。店で『あたらしい憲法のはなし』(童話屋)読む。

帰宅。シャワーを浴びて、2018年に東京の国立近代美術館にて行われたゴードン・マッタ₌クラーク展の図録を読み始める。本棚の中にシュリンク状態で収まっていた。ということは6年もの間、未開封のまま読まずにいたようだ。


10日(土)

朝7時半に起き、朝ごはんを食べつつ深作欣二『博徒外人部隊』見る。鶴田浩二演じる組をつぶされたヤクザが、出所後新天地を求め仲間と沖縄へ渡るという話。映画が公開されたのは1971年で、沖縄返還の前年。お金はドルで払っているし、車は右車線を走っている。物語が進んでいくにつれ、沖縄と内地の溝が義理人情で埋まり始める(が、しかし…)。以前見た『白昼の無頼漢』(1961年)では、黒人の親を持つ日本で生まれた少女・花子や終戦後廃墟と化した米軍キャンプといった舞台設定が魅力的だったな…と思い出した。深作作品はその時代背景をうまく取り入れているのか。コーヒーを飲みながら、マッタ₌クラーク展図録の続きを読む。

お弁当の準備をして外出。作業部屋に行き、以前ドローイングを描いた紙を張り付けていた板パネルを持ってきて、紙をはがしてみる。いい感じに跡が残ればと思っていたら、きれいに全部はがれた。

少し早めの開店。査定を終えて、金額を連絡する。品出し、発送準備を進める。受託商品に関して1件メールを送る。この日はちょっとダラダラしてしまった。

閉店後、本を発送し、コンビニでビールを買う。飲みながら、フェルナンド・ペソア詩選『ポルトガルの海』読み始める。その後Barnabás von Géczyのタンゴ集や、10インチ『懐かしの俗曲集』(でかんしょや断腸ねなどがメドレーで歌われている)などを聞きながら絵をやる。

帰宅。風呂に入り、洗い物をして寝る。


11日(日)

朝8時半に起きる。良く寝た。ここ最近暑さが少し和らいできている気がする。朝ごはんを食べて、お弁当を用意してまどと外出。南でモーニング食べながら、ペソア詩集の続きを読む。

ルヌガンガへ。気になっていたPOPEYEの古物特集を買う。店ではPOPEYEをしょっちゅう扱っているけど、自分のお金で買ったのはもういつぶりになるだろう。古着の話題も多いけど、telescopeさんの美術展エフェメラや、岐阜のFOLKさんや滋賀の古物至るさん、福岡の鋤田収集事務所さんなど、気になっていた古物商の方々も載っていて楽しい。東京や京阪神から離れた場所でやっているお店はやはり気になる。

開店。品出しなど進める。注文していたキャンバスや板パネルが届く。

島根の邑智郡邑南町にある『あすな書店』さんがご来店。邑南町はかなり山の中とのことだけど、本屋さんがあすな書店さんの他にもいろいろあるそう。島根にはまだ全く行ったことがない。出雲大社行きたい。そば食べたい。

関西からミュージシャンのLe MakeupさんとDoveさん来店。お2人のライブは一度加西のVoidで見た(yomsでも写真集などを扱っているFujimura Familyの展覧会のクロージングイベント)。昨日高知に行ってから高松へ来たらしく、yomsのことはいろんな人から話に聞いていたようだ。なんだかうれしい。かなり時間をかけて棚を見てくれたのもうれしかった。

その後、岡山からCOCHAEの軸原さん来てくれる。讃岐おもちゃの会の会合があったそう。いろんなお話を聞く。軸原さんと、やしまーるの中條さんや灸まん美術館の西谷さんが話しているところを見てみたい。横で聞いているだけで楽しく勉強になりそうだ。この日は常連の方も観光の方(宮城県から青春18きっぷで来たという方もいた)もたくさんいらっしゃり、忙しくもうれしい一日になった。

チョンぺさん制作の”Hell Near ZINE"を品出し。チョンぺさんは普段いろんな物件の内装の仕事をしていて、もう知り合って20年近くになる。このzineは椎間板ヘルニアを患いまさに「地獄のような」経験をされた4名が、それぞれの表現を持ち寄りまとめた冊子。BREAKfASTやStruggle For Prideでドラムを叩いている添田陽さんや、DJ SHUFFLEMASTERさんも参加されている。自分が初めて買ったレコードは、新潟のキングコングで買ったSHUFFLEMASTERさんとCari Lekebuschの共作シングルだった。こういう偶然もなんとなくうれしい。

今日はこれから少し本を読んで、絵の続きをやる。

0 件のコメント:

コメントを投稿