2022年5月18日水曜日

温泉で考えた(2022年05月17~18日)

16日(月)夜

閉店後、本を出荷してシャワーを浴びる。木山捷平「耳学問・尋三の春」読み終え、キャンバスを進めて寝る。


17日(火)

朝7時半に起きてストレッチと筋トレ。今日は定休日で、徳島まで出張買取。まどとモーニングへ行く。スケッチブックに絵を描いて、ガートルード・スタイン「三人の女」読み始める。

レンタカーを借りて出発。天気は曇っているが午後には晴れるらしい。11号線を走るのは気持がいい。途中大川オアシスで少し休憩する。昼はミロクスパイスというお店でカレー3点盛り。まろやかな味でボリューム満点、おいしかった。出張買取は文学、ライフスタイル、芸術関係などジャンルいろいろ。ブックオフに寄り、ヘンリー・ジェイムズ「デイジー・ミラー」、笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」、伊藤亜紗「ヴァレリー 芸術と身体の哲学」、手塚治虫「人面瘡」、大山海「奈良へ」、大島智子「セッちゃん」、志村貴子「わがままちえちゃん」購入。また買ってしまった。帰りは美馬市から塩江を通り北上。塩江の道の駅で降りると緑の匂いがとても良かった。旅の気分には匂いも重要だ。

長いこと運転して疲れたので仏生山温泉に行く。温泉はいい。来ている人たちみんなが「ちょっと熱いな」「この湯舟ちょっと浅いな」「指先がふやけてきたな」など、自分にしかわからない身体感覚を頼りにうろうろしている。行動の動機が外側(他者や社会)でなく内側(身体)から来ていることをみんなが了解している。しかし自分は本当に「人がそこそこの数いるけど、お互いが理解し合わなくても問題がない場所」が好きなんだなと思う。

家に帰って本をおろし、少しキャンバスを進めて寝る。


18日(水)

朝7時半に起きる。ストレッチをして朝ごはん。青空が広がり良い天気。車を返しに行く。公園に向かい歩いていると馬場君に遭遇。散歩の帰りらしい。一緒に公園へ行き、温泉の話などする(馬場君には何回か温泉の話をしているような)。フィールドレコーディングの話にもなり、馬場君が使ってないレコーダーを貸してもらえることになった。録ってみたい場所がいくつかある。借りたら試してみよう。

家に帰り、キャンバスを進める。ひと段落して、また公園に行く。「三人の女」続き。最初は内容が頭にすんなり入ってこなかったけど、読み進めるうちに楽しくなってきた。訳者富岡多恵子の解説によると、スタインは大学でヘンリー・ジェイムズの兄から心理学を学んでいたらしい。

開店。発送準備進める。お客さんはそこそこ多い…と思ったら夕方以降はさっぱり。閉店間際になってまたお客さんが来る。今日は瀬戸芸春会期の最終日だ。昨日お預かりした買取の本を査定し、ご連絡する。品出しはあまりできず。

昨日ずっと車を運転していたので疲れた。今日はゆっくりしよう。

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