2021年10月2日土曜日

まん防解除(2021年09月30日~10月02日)

29日夜

閉店後、本を出荷してスーパーで買い物。缶チューハイとのどぐろ天を買って帰る。飲みながら濱口竜介「寝ても覚めても」見る。途中で何度も「こいつら何やってんだよ~」という気分になり、お酒が進む。ラストの河川敷いい。キャンバス続き、完成。12時半頃寝る。


30日

朝8時前に起きる。玄米炊く。藤本タツキ「チェンソーマン」続き読む。朝ごはん。遠方に住む友人が絵を買ってくれたので梱包。外出。郵便局で絵を発送し、スマートレターを買い、銀行にお金を預け、マルテにショップカードを置いてもらいに行く。喫茶店に入り読書。J・ブロック・ミシェル「ヌヴォ―・ロマン論」続き読む。アラン・レネやジャック・タチなど映画の話題も多く楽しい。乾物屋で出汁用のうるめ節、ダイソーで緩衝材を買って帰る。

開店。この日は買取が多く、店頭買取が2件と、郵送買取も1件到着。棚に隙間ができているので品出しを進めたいが、発送すべきものもたまっていてなかなか手がつかない。

東京にいた頃はほぼ毎週、町外れの倉庫にあるギャラリーとか廃墟同然の場所でやっているアートプロジェクトとかに、仕事終わった後電車を乗り継いで知らない暗い道を早足で歩いて向かっていて、途中どんどん日常の関係が断たれて一人になっていくようで、行ったところで自分がどうなっていくのか予想がつかない感じが良かった。

閉店後、弥生の入力作業。一カ所わからないところがあったので、後でまどに教えてもらうことにする。少し均一本の準備。在庫の整理。21時過ぎまでやる。風呂。「ヌヴォー・ロマン論」読み終え、エドワード・ゴーリー「失敬な召喚」読んで寝る。本編の翻訳は韻を踏んでいて、あとがき部分には散文調の翻訳が載っており、2度楽しめる。


01日

朝8時前に起きる。涼しい。ゴミ捨て、朝ごはん。「チェンソーマン」続き読む。8巻を読み終えたところだけど、まどはもう昨日のうちに5巻まで読んだらしい。主人公が少しずつ人間らしさを取り戻していくのがいい。今日からまん防が解除。美術館に行こうかと思ったら常設展が週明けに入れ替わるそうなので、来週行くことにする。枝豆を茹でて皮をむく。公園。小山清「落穂拾い・犬の生活」(ちくま文庫)読み始める。小山清は太宰治の弟子。冒頭の「わが師への書」からしょんぼりとした告白が続き、心配になる。自分は私小説でも尾崎一雄や川崎長太郎など過酷な状況でもどこか超然としているふうな作品が好きだけど、とりあえず読んでいこう。何事も読まなきゃ始まらない。スーパーに寄って帰り、卵焼きと、枝豆のゆかり和えを作る。

開店。今日から再び21時までの通常営業になる。発送準備、品出し。馬場君来てくれて、ビールを頼んでくれる。1時間長いとさすがに品出しもはかどった。

閉店後、本を出荷して久しぶりにルクスへ行く。まいちゃん、平尾君、堀金君、浜吉さんとしゃべる。映画の話など。ゆっくり人としゃべって平和な気分になった。帰って「チェンソーマン」読み終える。8巻の後間違えて10巻を読んでしまい、しかもよりによって10巻の一番最初のコマが強烈なネタバレだったけど、最終的に良かった。大量にキャラが出てきて大量に死んでしまう(そしてすぐ再生する)ので、読み進めてだんだん麻痺していくうちに、生死以外の要素のドラマ性が浮かび上がってくる。シャワー浴びて寝る。


02日

朝8時に起きる。傷んでいた洗濯機の排水ホースを付け替え。まどと外出。猫スポットに行ってみると今日も子猫がじゃれあっていた。モーニングへ。少しスケッチブックに絵を描く。木下こう歌集「体温と雨」(私家版)、エドワード・ゴーリー「憑つかれたポットカバー」読む。帰って洗濯と掃除。

開店。発送準備、品出し進める。店頭買取2件。歌集、ミステリなど。お客さんと短歌の話をする。

今日はこれからまどと店番を交代して、1回目のワクチン接種。集団接種会場にショップカード置いてもらったらかなり効果がありそうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿