2022年3月25日金曜日

5周年(2022年03月24~25日)

23日(水)夜

閉店後、本の出荷。22時前から素人の乱のネットラジオに電話出演。instagramの通話機能でつなぐ。初めて通話機能を使ったら勝手がわからず手間取った(向こうは「つながらない!」と焦っていたようだ。すみません)。店を始めたきっかけや、街のことなんかを話した。地元民ではないので香川や四国のことについて話すのはどこか後ろめたく、緊張する。そこそこうまく話せたと思う。シャワー浴びて、スケッチブックに少し絵を描いて寝る。


24日(木)

朝8時前に起きる。ストレッチをして料理。ハマチの煮つけ、キノコと野菜の炒め物、卵焼きを作る。

外出。まどと久しぶりに南珈琲へ。金井美恵子「プラトン的恋愛」続き読む。まどはゴールデンカムイで推しキャラが死んでしまったらしく落ち着かない様子。帰り際に買取募集ポスターの掲示をお願いすると、なんと快諾していただけた。南珈琲は自分も大好きなお店なのでうれしい。歩いて図書館へ。本を返してまた借りる。まどと別れて、チケットショップに行き、レターパックを買い、スーパーや八百屋に寄って帰る。スケッチブックに絵を描くがうまくいかず。少しだけキャンバス進める。

開店。この日は店頭買取3件。だんだん依頼が増えてきた。お客さんも多い。発送準備、品出しなど進める。常連Yさんいらして、和田邦坊の昔の高松の話などを聞く。話している途中で別のお客さんがたくさん買っていって、それを見たYさんが「売れていくの見るのはうれしいもんやね」と言ってくれた。自分もうれしくなった。その後買取でもかなりお世話になっているTさんご来店。Tさんは自分の父親よりも年上だけど、小島信夫やムージルなど、とても趣味が合う。「吉田喜重お好きですか?」と聞くと「大好き」とのことで、いろいろお話する。Tさんはこの日ご友人と飲みに行った後再びご来店。シムノンやアンゲロプロスなどの話。

閉店直前のタイミングでまどと店番を交代。ソレイユで片山慎三「さがす」見る。展開が目まぐるしく、目と耳をふさぎたくなるような陰惨なシーンから畳みかけるように笑わせにきたりで、起きていることに感情が追い付かない。すごかったがめちゃくちゃ疲れた。突然男木島が出てくるのにびっくり。めおんが神戸港に入ろうとするシーンに二度びっくり。家に帰り、シャワーを浴びて、「プラトン的恋愛」読み終えて寝る。

深夜、若者が商店街のあたりで騒いでいる音で目が覚める。卒業や送迎会シーズンで騒ぎたくなるのもわかるが、中心部のこの辺りに住んでいる人もけっこういるのです。飲み終わったらおとなしく帰ってくれ。


25日(金)

朝8時に起きる。ゴミ出し、朝ごはん。用事で外出し、帰ってネット出品作業。中平卓馬「見続ける涯に火が…」読み進める。ごはんのおかずはまどが作ってくれた。

開店。発送準備進める。この日もお客さんは多かったが、日が暮れるにつれて客足は鈍った。翌日は雨のようで、低気圧も関係あるかもしれない。頭が痛かった。まどは取材を兼ねて男木島へ。猫とたくさん触れあったようだ。買い取ったものの手がつけられていなかったアルス版白秋全集や、筑摩書房の西脇順三郎全集など出す。和歌山の藤村ファミリーから写真集追加納品分届く。娘さんが書いた小さな手紙が添えられていた。

注文していた開店5周年記念手ぬぐいも到着。イラストははやしはなこさんにお願いした。はなこさんは新潮文庫版の三浦しをん「きみはポラリス」の装画なども手掛けているイラストレーターで、知り合ったのは多分2008年頃だと思う。一度はやしさんの個展も企画したことがある。それももう8、9年くらい前だ。時間が経つのは早い。手ぬぐい本当にかわいい素敵な仕上がりになっていてうれしい。紙~パピルスから着想し、古代エジプトの壁画がモチーフ。yomsのウェブショップでも販売しています。はなこさんありがとう。https://yoms3110.thebase.in/

受託商品の作業などをしていたらもう23時を過ぎてしまった。まだこれから帳簿付けと、本の発送。

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