2022年3月6日日曜日

散歩と登山(2022年03月04~06日)

03日(木)夜

閉店後、本を出荷し、久しぶりにブックオフへ。野口富士夫「なぎの葉考・しあわせ」、庄野潤三「星に願いを」(単行本)購入。普段と少し違う過ごし方をしただけでとても新鮮な気分になった。ブックオフ行っただけなのに。帰って「石原吉郎詩文集」読み終える。

「いったん麻痺した感覚が、徐々にもどってくるそのあいだが、どんなにいやな、苦痛なものであるかというのは、たとえば足のしびれなどの経験で、すでに知っておられると思います。ことばが回復するということは、いってみれば、こういう状態だといえます。」

シャワー浴びて料理。ブロッコリーを茹で、かぼちゃとニンジンの生姜煮、麻婆豆腐を作る。1時前に寝る。


04日(金)

朝8時前に起きる。まどと外出。まん防期間中朝営業をやっているヤンフーさんへ。台湾の屋台をイメージしたメニューで、肉まん、ジェントウジャン(エビの風味が効いた豆乳スープ)、ヨウティヤオ(カリカリの揚げパン。ジェントウジャンにひたして食べるとおいしい)、ドーナツを2人食べる。お腹いっぱいになった。店内に置いてあるマンガもいい感じのラインナップだ。kincoさんに移動して、カフェオレ飲む。画用紙にマーカーで絵を描く。堀辰雄「燃ゆる頬・聖家族」読み始める。堀辰雄の文章はするすると流れるようで読んでいて気持ちがいい。柔らかい春の風に吹かれているような気持ちになる。まどと話して、もっと買取依頼を増やすために広告を出そうということになる。まどももうすぐ退職だ。スーパーに寄り、野良猫を見物して帰る。

開店。お客さんは少ない。広告作戦のために調べものや連絡など。明日から岡山のOFで個展が始まるナガバさんが来てくれる。ナガバさんのZINEはうちでも扱っている。会うのは8年ぶりくらいで、じっくり話したのは実は初めて(だと思う)。ゆっくりと棚も見てくれてうれしい。年末に山崎さん、こないだもユッキさんが来てくれたりとか、なんだかんだで絵がきっかけで知り合った人達に少しずつ再会している。何年もの時間が経っているのにわざわざ足を運んでくれるのはうれしいことだ。品出しゆっくりと進める。

閉店後、風呂に入る。「燃ゆる~」読み終える。先月は長い本や体力のいる本ばかり読んで疲れたので、短めの小説を続けて読んでいる。8号のキャンバスにアクリルガッシュを塗る。ミシェル・レリス「角笛と叫び」読み始めて寝る。


05日(土)

8時頃に起きる。朝ごはんはサンドイッチ。ウインナー、クレソン、スクランブルエッグをはさむ。おいしい。デコポンも食べる。

まどと散歩。歩いて讃州堂さんへと向かう。しゃべりながら歩いてたらすぐに到着。以前行った時よりも近く感じた。店内に入るとみーちゃんがすぐになついてくれて、まど興奮。富士正晴「書中の天地」を購入。街中へと戻り、コンビニでジュースを買って公園で飲む。公園にも人がたくさんいてのどかな雰囲気だ。昼ごはんにうどんを食べて帰宅。

リビングでストーブにあたりながら、横になってうとうとする。30分くらいそうしているだけでだいぶ気が楽になる。カレーを作り、ネット出品作業を進める。「角笛と叫び」続き読み進める。

まどと店番交代。今週の平日はお客さんも売上も少なかったけど、この日は多い。若い人が特に多い気がする。品出し、発送準備を進める。

閉店後、本の発送。冷奴をつまみにビールを飲む。長野に住んでいる友人の平間貴大と林香苗武とLINEで長電話。平間とは知り合って17年くらいで、武(知らない人もいるはずなので書いておきますが女性です)とも12年くらいになる。近況報告や仕事の話など。長野は広い。まわるのは向こうでレンタカーを借りるのが良さそうだ。12時過ぎに寝る。


06日(日)

朝7時半に起きる。梅しらす粥を作って食べる。外出し、久々に紫雲山へ登る。山登りは今年になってから初めて。風が少し強いが歩いていれば体は温まってくる。頂上でスケッチ。ヤマガラが鳴いている。でこぼこの山道を足元に集中しながら歩くのはいい。1時間半ほどで下山。自転車に乗ってすぐの場所に気楽に登れる山があるのはありがたい。帰宅して「角笛と叫び」読み終え、倉橋由美子「パルタイ」読み始める。ネット出品作業少しやる。

開店。この日も若いお客さんを中心にお客さんが多い。店頭買取1件。発送準備、品出し進める。たくさん友達と話して運動したからか調子がいい。

夜になって書類作成作業。プリンターのインクを交換したら、黒がまったく出なくなってしまった。ひどい。買ったばかりなのに。困った。まだ格闘中。

0 件のコメント:

コメントを投稿