2021年8月23日月曜日

サンドイッチと醤油味(2021年08月21~23日)

20日夜

閉店後、本の出荷。スーパーに行って買い物。余ったカツオのたたきを冷凍していたことを思い出し、缶チューハイを買って帰る。飲む。たたきはやっぱり新鮮じゃないとだめだ。朝吹真理子「きことわ」読み終える。他の作品も読みたい。

「外でオートバイが通り過ぎ、ベランダの磨りガラスにもそのひかりがあたる。貴子の父親が帰宅して、蓮根の甘酢漬けに感嘆する。粗熱のとれたそれを冷蔵庫にしまいながら、貴子は父親に、きんきだいの干物は地物でなかったことを話すうち、夢をみたことなどすぐに忘れていった。」

「グリーンバーグ批評選集」読み始める。

「ファシストやスターリニストたちの観点からすると、アヴァンギャルドの芸術と文学の主な問題は、彼らが批判的すぎるということではなくて、『天真爛漫』すぎる、彼らに効果的なプロパガンダを注入することはできない、キッチュのほうがこの目的に関してはしなやかに従うということなのである。」

シャワー浴びて少し絵を描いて寝る。


21日

朝8時ごろ起きる。白玉団子を作り、きなこと黒蜜をかけて食べる。洗濯、そうじ。絵を描いたり本を読んだりする。ルヌガンガへ行き、滝口悠生「長い一日」買う。もう今月本を買うのはよそうと思っていたのに結局買ってしまった。こないだ絵が一枚売れたのでよしとする。中村さんはワクチンの予約が取れたそうだ。家に帰り、昼ごはんを作る。フランスパンにレタスと昨日作った肉みそを挟んでサンドイッチにする。ターメリックミルク作る。今回はシナモンやクローブ、コリアンダーなども入れてみた。食べ終わって、大島渚「飼育」見る。大江健三郎原作。脚本協力に松本俊夫や東松照明の名前もある。

まどと店番交代。品出し、事務作業、ネット出品作業進める。あっという間に時間が過ぎた。

閉店後、シャワー浴びる。読書しつつ、音楽を聞いたり、絵を進めたりする。キャンバス1枚完成。


22日

朝8時頃起きる。まどと街はずれのカフェに行ってモーニング。案の定空いていた。「グリーンバーグ批評選集」読み終え、スケッチブックにボールペンで何枚か絵を描く。香川にいるとセザンヌとか見る機会があまりないな。野呂邦暢「草のつるぎ」読み始める。

開店。お客さんは非常に少ない。品出し、ネット出品進める。陽が暮れてからぼちぼち売れ始めた。

閉店後、まどとオムニバス映画「TOKYO!」見る。監督はミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノの3名。見終えて風呂、読書。12時半ごろに寝る。


23日

朝8時前に起きる。どうもやる気が出ないが料理。親子丼と長芋醤油漬け。スパイス料理に凝ろうと思っていたのがまた醤油味に戻りつつある。朝ごはん。外出、雨が止んでいるので公園へ。ベンチも乾いている。スケッチブックにマーカーで絵を描く。気温が上がってきて蒸し暑い。スーパーで買い物して帰る。読書。少しうとうとする。

開店。本を売りたいんだけど一度見に来てもらえないか、とのご依頼あり。明日がちょうど定休日だし、ご近所なので午後に伺うことになる。発送準備、品出し進める。夕方頃に少し雨。気圧の谷間のような天気が続き、頭と胃が痛くなる。

今日はゆっくり本を読みたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿