2021年6月21日月曜日

鍵がない(2021年06月21日)

20日夜

夜9時半ごろまで作業して閉店。本を出荷。風呂。買取で入荷していた「ソール・ライターのすべて」を読んで寝る。


21日

朝8時ごろに起きる。筋肉痛。昨日たくさんの本を運んだおかげで、背中や腕やお尻の良い運動になったようだ。朝ごはんを食べて料理。小松菜のおひたし、エンドウ豆と根菜の煮物、鶏肉のスパイス炒めを作る。

外出し、涼しいので久しぶりにオフィス(公園のテーブル付きベンチ)へ。麦茶持参。庄野潤三「うさぎのミミリー」読み始める。ところどころに同じ話題が複数回出てきて、なんとなく輪唱みたい。以前まどから「日記読むの好きだよね」と言われたことがある。確かに「うさぎのミミリー」を含む庄野潤三の晩年シリーズもそうだし、並行して今読んでいる中原昌也の「作業日誌」も日記だ。最近読んだり買ったりした本でも、大阿久佳乃「パンの耳」、「つげ義春日記」、高見順「敗戦日記」とやはり日記が多い。スケッチブックにボールペンで数枚絵を描く。

スーパー、乾物屋、八百屋とまわり、家に戻ると、なんとびっくり鍵がない。まずい。公園で落としたかと戻って見てみるが、ない。ルヌガンガさんに頼んで、スーパーで買った肉と魚を預かってもらう(ありがとうございます!)。もう一度ぐるっとルートをたどるが、やはり見つからない。店の開店を遅らせて、とりあえずうどんを食べ、仕方なく電車に乗ってまどの会社まで行き、鍵を借りる。こんな時、妻にも迷惑をかけているにも関わらず、妙に気分は神妙だったりする。参ったな。

14時前に開店。発送準備進める。昨日引き取った本の査定、金額了承取れてお振り込み。今日はお客さんはそこそこ来たけど、売上はそれほどいかず。ネットがけっこう売れているので助かっている。こないだコロナ流行前の帳簿をまどと見返していたら、コロナ以降の最近と比べてかなり店舗売上が多く驚いた。イベント出店での売り上げも大きい。県外や国外からこんな人が来てくれた、というメモ書きも毎週のようにある。2019年は瀬戸芸の年だったし、やはり観光客の方の影響は大きかったようだ。コロナ以降地元のお客さんのありがたみを感じる機会が本当に増えたけど、なんにせよ、早く気兼ねなく移動できる状況になってほしい。香川県は昨日今日、新規感染者はゼロとなっている。

今日はこれから本を発送して、キャンバスを進めたい。

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