2021年6月12日土曜日

それぞれ(2021年06月10~12日)

09日夜

閉店後、本の出荷。シャワー。実家から届いた野菜をまどが整理してくれている。山椒の枝から実をもぐ作業。

実家から届きものがあると、家族のことを思い出す。自分には弟が2人いて、どちらも実家に住んでいる。帰省した時みんなでごはんを食べて、食後に話すこともなくなったようなタイミングで、2人が脈絡のない話をしだしたのを覚えている。上の弟は家族の誰にも告げずかなり遠方の隣県の街までドライブに行ったこと、下の弟は友達が精神的に危うくなって毎日のようにそばにいてあげたこと。両親はどちらの話も聞いていなかったらしく驚いていた。そんなことを言い出したのはなんでだろう。たまにしか実家に帰らない、半分よそものみたいな自分がそこにいたことが、普段の食卓の空気に何か作用していたのか。こういう、いわゆる「家族の絆」みたいなものとは違った「それぞれに流れていた時間」を感じる瞬間がとても好きだ。


10日

朝8時に起きる。昨日もいだ山椒の実をさっと塩ゆでして、水につけてあく抜き。朝ごはんはちまき。これも実家から送られてきたもので、新潟のは三角形。手裏剣みたいでかっこいい。料理。卵焼きと、そら豆、えび、キノコ、長ネギの炒め物を作る。外出。レターパックなどを買い出し。スーパーで買い物。公園で少し読書。

開店。お客さんは少ない。蒸し暑く、やる気が出ない。笹団子を近所のお宅へおすそわけする。少しずつ品出しを進める。なんだか最近ニキビができる。がまんできず冷房をつけたら少し元気になってきた。無理しないほうが良いな。


11日

朝8時に起きる。ゴミを捨てて朝ごはん。郵便局へ本の発送、スーパーで買い物。鯖の山椒煮、根菜といんげんの煮物、ちりめん山椒を作る。雑誌のネット出品作業進める。

開店。蒸し暑い。お客さんは少ない。ペーパートークにも参加してくれたことのあるよそ町さんが来店。広島に住んでいるタコ25からうちのことは聞いていたらしい。東京に住んでいる友人から、絵を1枚買いたいとの連絡あり。作品リストをメールで送る。閉店間際に安岐さんが来てくれる。個展を見てくれたらしく、いろいろ話をする。安岐さんも今準備を着々と進めていて忙しそうだ。

閉店後、本の発送。シャワー浴びて筋トレ。途中まで読んでいた鈴木大拙「神秘主義」続き。「些末事研究」に福田さんが正法眼蔵のことを書いていたなと思い出す。12時過ぎに寝る。


12日

8時ごろに起きる。朝ごはんはちまき。外出、午前中いっぱい用事。昼ごはんは兵庫町のアイゴンで買ってきたバインミー。

ギャラリーに行き、開場。個展も早いもんで明日で終わり。たくさんお客さんが来てくれて、作品も3点売れた。ありがたい。いろんな話をした。合間に雑誌のネット出品作業。

戻って店番交代。発送準備など進める。今日はお客さんは多かったものの、売上はそれほどいかず。

今日はこれから本を発送して、風呂に入って、絵を描く。

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