2020年6月29日月曜日

2020年06月28~29日

27日夜

ビール1本飲む。J.G.バラード「結晶世界」読み終える。


28日

朝8時半に起きる。

朝ごはんを食べて、公園に行く。朝方雨が降っていたようなので、虫よけスプレーを吹いた。天気予報では、水曜あたりから1週間くらいほぼ毎日傘マークが出ていたけど、結局あまり降られることはなかった。

「田中小実昌ベスト・エッセイ」読み始める。
「ある小説のなかで、ぼくは、セックスは、行為でも関係でもなく、物ではないか、と言ってみたりした。これは、とんでもない仮定で、その仮定が、なんらかの証明によって、事実になる、というようなものではなく、そんなとんでもない仮定をたてて、考えてみたかったのだ。」

帰って、新じゃがと新玉ねぎでポテトサラダを作る。

開店。お客さんの人手はもうかなり戻ってきたなと感じる。昨日は特に商店街に人が多かった。
閉店、まどと話す。最近料理をまどに作ってもらうことが多く、申し訳ないと思っていたら、まどとしては料理をがんばりたい気分だったようだ。自分も洗濯とか他の家事を手伝おう。

なんとなく、この記事のことを思い出す。
「抱擁家族」の中の、妻が「ほんとにあんたっていう人といっしょにいると、あんなことが起ったり、こんなことが起ったりするう!」と激昂する場面が、可笑しさを誘うものとして取り上げられている。自分も最初は「あんなことやこんなことってなんだよ」と思って読んでいた。普通はその出来事の詳細を、読者に妻の感情の高ぶりを納得させるために、きちんと書くのではないかと思う。しかし、作者はそれをやらない。詳細を省いてしまうことで、「とにかく今の私のこの感情を理解しろ!」という、説明責任が放棄されコミュニケーションが断絶した状態が、かえってくっきりと描かれているようにも感じる。

バイトに行ってシャワー浴びて寝た。


29日

朝8時に起きる。

公園に行く。スケッチブックにボールペンで絵を描く。木の幹の分かれ目のところに、拾った細い枝を突っ張らせて、組み合わせて遊ぶ。現在立ち入り禁止の芝生の部分に、一本だけ、赤ちゃんが座れそうなくらいのでっかいキノコが生えている。
「田中小実昌ベスト・エッセイ」読み進める。昔の映画館の話がたのしい。

ナルホドに行って、スケッチブックと絵の具を買う。スーパーと八百屋に寄って帰る。きゅうりを塩でもんで切っておく。

岡田利規さんのテキストの朗読を副音声にして、捩子ぴじんさんが踊っている。かっこいい。

開店。店頭買取2件。ひたすら品出しを進める。
飛田さんが来てくれて、なんとなく滝宮天満宮の「うそ替え神事」の話をしたら、初めて聞いたと言っていた。地元の人でも意外と知らないのだろうか。うそ鳥人形は見た目もかわいいし、店のお守りに一つ欲しいなと思っている。

今日はこれからバイト。明日は定休日、サウナに行きたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿