2023年11月18日土曜日

がやがや日記(2023年11月16~18日)

15日(水)夜

閉店後に絵を描くつもりが、ブログを書いたり帳簿付けをやったりで22時半まで残業。作業部屋へ行く。以前、完成したかなと思ったけど「いや、もう少し時間をおいてみよう」と保留にしていたキャンバスを見てみたら、やっぱり完成していた。同時並行で進めているキャンバスに少し手を加える。帰宅。篠田浩一郎「形象と文明」続き読む。密度の濃い内容で、なかなか読み進められない。

「(※ヴォリンガー曰く)ギリシア建築では石とともに、石によって人間はその言わんとするところを表現し、一方ゴシックでは、石にもかかわらずなのである。ゴシック式のカテドラルが表象するものは、「いわば石と化した垂直の運動であって、重量のいかなる法則も排除されているかに見える」」(p168)


16日(木)

朝9時に起きる。よく寝た。朝ごはんを食べて、コーヒー飲みつつ読書。お弁当を用意して外出。八百屋でみかんを買う。一袋200円、チョコやスナックを買って食べるよりよっぽど良さそう。

店に到着。開店までまだ少し時間があり、zineなどを置いている棚の改良をやる。一旦品物をどかして掃除し、おとといホームセンターで買った板を立てかけて少しの傾斜を作った。薄めの冊子への重力の負担が少し軽くなったらいいなと思う。

開店。通販や郵送買取、先日受けた取材、受託商品関連の連絡など進める。最近は16時を過ぎると急に日が傾いてくる。「アウトドア」をテーマに四国の様々な場所や人を紹介する「YON MAGAZINE」を品出し。まども漫画を描いている。宮脇さんも写真やエッセイで参加。東京から来られたお客さんと古本屋さんのお話。にこやかな方でこちらもうれしい気持ちになる。工芸高校美術科の生徒さんが冊子「F」の営業に来てくれる。見本誌を広げつつ見どころも紹介してくれて、ほっこりした。

閉店後に本を出荷して、デヴィッド・クローネンバーグ「ザ・ブルード 怒りのメタファー」見る。ラストに「えっ?」となってしまったけど、怪物登場のシーンの演出など良かった。見終えて小さなキャンバスを2枚並行して進める。いつの間にか1時近くになっていた。


17日(金)

朝9時前に起きる。朝ごはんを食べてシャワー。朝にシャワーを浴びたら体が疲れてしまうとわかってはいても、ついやってしまう。まどと一緒に部屋の掃除。コーヒー飲みつつ、多賀盛剛「幸せな日々」読み始める。タイトルはベケットからきているのだろうか。お弁当を用意して外出。八百屋でみかんと焼き芋を買って店へ。

開店。家から出た時には晴れ間がのぞいていたが、どんどん天気は悪くなり、雹まで降り始める。雨も強くなったり弱くなったりで安定しない。品出し、発送準備を進める。18時からまどに店番をしてもらう予定だったが、お客さんが来そうにないので早めの閉店にした。

店を閉めて、塩屋町のギャラリーSyndicateへ行く。Jackson Kakiさん、タムロ・ダベルさん、ギャラリーを運営するメンバーでもあるnoisy_eyeさんの3人によるグループ展「DREAMSTATE」はこの日が初日。到着するとちょうどアーティストトークが行われていた。高松市美術館の学芸員の方が司会をやっている。今回の展覧会は人間の行動に対してより干渉を強めつつあるオンライン社会と、それとともにある人間の身体性がテーマとなっている。アーティストの皆さんのお話どれも面白かった。

ルクスへ移動。この日は堀金君が主催のイベント。前売りは完売したそうでめでたい。初めて見たHchさんのライブもテクノ感ありかっこよく、ゲストのK-BOMBさんのライブではルクスによく来る服部さんがオフマイクで歌い始めて、デュエットみたいになっていたのも最高だった。いいイベントだった。

Syndicateの藤井さんに「齋藤さんもよかったら展覧会の飲み会合流しましょう」と言ってもらっていたので、連絡して混ぜてもらう。愛媛の四国中央市で芸術祭を企画しているという方もいて、去年第1回を開催した時の話がとても面白かった。


18日(土)

起きたら10時。どんどん起きる時間が遅くなっている。朝ごはん、洗濯。少し読書。外はひどく寒く、昼というのに昨日の深夜とたいして気温が変わらない。

開店。品出し、均一本の補充、発送準備など。店頭買取1件。この日はお客さんが多く、中俣さんや藤谷さん、アシュリー、栗金商店の2人など知人友人もけっこう来てくれた。後半は昨日の疲れが出た。

今日はこれからivoryさんのイベントに行きたいけど、かなり疲れている。どうしようか。

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