2019年4月27日土曜日

2019年04月26日

朝7時過ぎに起きる。

シャワー浴びてごはん食べて、洗濯物を畳む。
豚の生姜焼き、小松菜のおひたし、もやしとにんじんのナムルを作る。

エーコ「小説の森散策」を読み進める。
第四章「可能性の森」の中で、「赤ずきん」の物語の錬金術的解釈という一節が出てくる。
ジュゼッペ・セルモンティ「地下層のおとぎ話」という本に書かれている説だそうで、曰く「赤ずきん」は鉱物の採掘と加工の過程を示したもので、赤ずきんちゃんは辰砂(水銀と硫黄の化合物)でずきんの赤はその色だと。
そして辰砂は水銀の硫化物だから、少女は硫黄と分離されざるべき水銀を純粋なかたちで隠しており、あちこちにより道をしてしまうのも水銀の流動性のせいだということらしい。
ドイツの画家、ジグマー・ポルケにも辰砂を画材に使った作品があったはず。
日本でも2005~2006年に行われた個展で展示されていたと思う。
「不思議の国のアリス」などのおとぎ話から題材をとり、鉱物を素材として使用することの多かったポルケだけど、セルモンティの本を読んでいたのだろうか。

春日町の「ますや」でうどん食べて、西村ジョイで買い物して、リマコーヒーで休憩の後店に戻る。
品出し。

切腹ピストルズで太鼓をたたいているキスケ(本名は潤)が遊びに来てくれる。
開店祝いに、高松の「しるの店 おふくろ」でも使われているという白みそをくれた。
おふくろのことを東京でふれまわっていたらお土産にみそを買ってくれといろんな人から頼まれてしまい、結局4キロも買ったそうだ。
店で不定期で開催している自作印刷物交換会「Paper Talk」は、もともと東京・高円寺の高架下の路上でやっていた。
2006~2007年ごろに集中的に4回くらいやって、それから10年弱のブランクが空いて、また再開した。
キスケは2006年に行った2回目のPaper Talkに参加してくれている。
その後も絵の展覧会をしていたら小銭のくっついたカップヌードル(?)を大量に差し入れてくれたりと交流が続き、現在に至る。

歯磨いて寝ます。



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